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やってなかったことをやってみる [ランニング]

BORN TO RUN』を読んで影響を受けて走り始めて、
この本に書かれている数少ない具体的な走り方のコツで、まだやってないことがある。
それが、
サンダルの底は地面を打つというより、なでるように軽く後ろに引っかき、と同時に足が尻に向けて蹴り上げられ、ひとめぐりして次の一歩が踏み出される
というもの。

「楽に、軽く、スムーズに」を目指して「軽く」を実践するうえで、
バネを感じてその感覚を楽しむことが上達の近道だと思って走ってきたのだが、
バネを感じるために足を地面にたたきつけるような感じになってしまっていて、
それが上記の表現と矛盾していて気にはなっていた。
最近、寒くなってきて踝にに痛みが出たり、足先に裂傷ができたりと不具合が出てきたので、
何かしら変えなければならないと思い、やっと重い腰を上げようとし始めたところ。

「なでるように軽く後ろに引っかき、と同時に足が尻に向けて蹴り上げられ」
これが「スムーズに」のコツではないかと思っている。
たま~に、下り坂で上手く走れている時にそんな風に走れていると実感することがある。
カバーヨ・ブランコは「スムーズに」が出来れば自然と速く走れるようになっている、
というようなことを言っていたけど、
これを実践するには速く走らなければならないんじゃないか?という疑問も残る。

キロ5分台の走りだと「足が尻に向けて蹴り上げられ」るようなことはないのが実感。
少なくともキロ4分台のスピードが必要だと思われる。
速く走るには「スムーズに」が必要だけど、「スムーズに」に取り組むには速く走らなければならない、
らしい。う~ん、なにこの禅問答w
頭で考えてないで、とっとと取り組みやがれ!ということかも知れない。
はい、精進します。

あともうひとつ、やってなかったことがある。
これは別の本『日本の弓術』を参考にしたもので呼吸のお話。
P9221832 (3).JPG
と、ここまで書いて自分のブログを検索してみたら、記事にしてるの忘れてた\(^o^)/
記事『勘違いしていた丹田呼吸』
「できれば四六時中この呼吸を意識できるように、気持ちを持ち続けていきたい。」
って自分で言ってんじゃん。
すっかり忘れてたでござる・・・・。
この本の著者のオイゲンヘルケル氏は、この呼吸法を会得するまで1年かかったという。
上記記事を書いたのが一昨年の2月だから、コツコツ実践していれば今頃会得できてたかも知れないのにぃ!
(オイゲンヘルケル氏は師匠がいた環境下だから単純には比較できないけれども)
とグダグダ後悔してても仕様がないので、はい精進いたします。

この呼吸法は意外な副産物があって、
コールドトトレーニングにも効果があるらしく二の腕と胸部が温かく感じられるようになる。
酸素が効率よく摂取できるようになって、褐色脂肪細胞が上手く働いてくれているのかも、
とこの記事を書いた当時には気づけなかったことにも気づくことができた。
今回はこのように効果が実感できているので、いつの間にか忘れてたということがないだろう、
とフラグを立ててみるw

これら二つのやっていなかったことの他に、やらねばならないことも多いのだけど、
なるべくシンプルにまとめられるようにしていこうと思う。
「スムーズに」に関しては、
今年5月の81㎞走のツラい場面でキロ5分台や6分台で走るよりも、
キロ4分台で走った方が足裏に優しかった感覚があったので、
長距離を走るには必須の技術であると思うので今回は忘れないようにw取り組みたい。

そして、たまにでも自分のブログを読み返した方が良いと思った。


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