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納豆を作ってみたよ [食について]

納豆がないなら甘納豆を食べればいいじゃない?という訳にはいかないので自分で納豆を作ってみた。
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コロナ肺炎関連の影響で今度は納豆が品薄状態になってしまったので、
これはもう自分で作るしかないと思い実行に移した。
ベジタリアンにとって貴重なたんぱく源である納豆の確保はトイレットペーパーより重要だ。

時間はかかるけど、基本はほっとくだけで出来るのは甘酒ヨーグルトと同様に菌活の良い所。
容器や使用する道具の熱湯消毒だけちゃんとやれば大体でできる。

作り方は、というと、

大豆を水に浸して戻して、
蒸して、
熱々の大豆に納豆菌をつけて、
暖かい所でほっておく。

以上、と意外と簡単に作れてしまう。

先ずは大豆を水に浸す時の注意点。
大豆は結構水を吸うので3倍~5倍くらいの水で戻すようにする。
目安は豆が2倍くらいにぷっくりと膨れればOk。
時間は一晩でいいとのことだけど、まだ水が冷たいので今回は24時間つけておいた。
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そして膨らんだ大豆を指でつぶせるくらい柔らかくなるまで蒸すのが次の工程。
80kpaの圧力鍋(安い低圧のもの)で30分で大体それくらい柔らかくなった。
(けど、納豆が発酵する過程で固くなるので、もっと柔らかくした方がいいみたい。)
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大豆が蒸しあがったら、そこに納豆菌を投入!して混ぜるだけ。
10粒ほどの納豆を大さじ1のお湯をかけてつぶしたものでOK。
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藁で包んだり、パウダー状の納豆菌を購入して入れるという方法もあるみたい。

あとは40℃台の温度を保って24時間経つとほぼ出来上がり!だ。
納豆を自作している方の記録を見ると40℃台後半の設定が多いみたいだけど、
うちのヨーグルトメーカーは細かい温度設定ができないので41℃でやってみた。
P3063309.JPG
納豆の発酵には酸素が必要なので、布きんをかけて蓋はずらしておく。
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そして24時間経つと、
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出来てるっぽい!

箸で粘りを確認してみる。
P3073316.JPG
おお!納豆だ!ちゃんと糸を引いているじゃないか。
でもなんかゴム臭い。アンモニア臭がするとは聞いてたけどこのニオイは大丈夫だろうか?
食べるのがちょっと不安だw

アンモニア臭は1.2日冷蔵庫で寝かせれば消えるというので、
それに倣って冷蔵庫で寝かせてみたら、ゴム臭も消えてホッとした。

いざ実食。
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玄米ご飯に乗せて、いただきま~す!

うん、納豆だw
普通に美味い。すっごく美味いわけではないのがちょっと残念。
いつも購入している納豆より粒が大きいのと、ちょっと固めに仕上がったので食べにくく感じる。
本音を言えば、蒸しただけの大豆の方が美味しいのではないかと思うw
次からはもうちょっと蒸し時間を延ばして、柔らかすぎる?くらいに蒸してみよう。
納豆は消費期限が切れてからが美味しいと思っているので、
これから冷蔵庫で熟成されていけばもうちょっと美味しくなるだろうと期待している。



今回作る過程で12時間経過した時にヨーグルトメーカーの場所を変えた。
その時にヨーグルトメーカーの設定温度を41℃の所を27℃で設定してしまい、
そのまま更に11時間経過した時点で気づいたので、追加で41℃で6時間追加した。
ゴム臭さが無くなってたから気づいたんだけど、41℃に上げたらまた臭いは復活。
ということで、41℃で12時間→27℃で11時間→41℃で6時間と変則的になってしまった。

↓おわかりいただけただろうか?設定温度を間違えている・・・。
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温度設定をし直して、更に6時間追加。
P3073314.JPG

そして出来上がり直前。
P3073315.JPG

上の3つの画像をみ比べてみると、12時間経過後からは見た目にはあまり変化は見られない。
温度を下げてしまった時は臭いが無くなっていたので、やはり40℃以上の温度は必要だと思われる。

今回は、乾燥大豆170グラムを使用して、320グラムの納豆を作ることができた。
材料費だけの原価は100円以下で、40グラム入りの納豆8個分を作れたことになる。
コスパいいな。余計なゴミも出ないのも嬉しい。
因みに今日スーパーを覗いたら普通に納豆売ってたけど、納豆作りは今後も続けていきたいと思う。



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