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やっと「スムーズに」の取り組み方がわかったよ [ランニング]

最近やっと「スムーズに」に取り組めるようになってきた。緩い下り坂限定だけど。

「楽に」は尻の穴を締めてインナーマッスル優位にすることで、
「軽く」は身体の縦横アーチを意識することで、
(記事『身体の縦アーチ横アーチでバネが効く?』『「軽く」までやっと来た!』参照)
実現してきた。

そしてやっと「スムーズに」を取り組むにはどうしたら良いのか、が分かってきた。
「撫でるように着地する」ことを目指して走ってたこともあったけど、
それは「スムーズに」に取り組んだ結果そうなるわけで、
「撫でるように着地する」にはどうしたら良いのかという答えは持ち合わせていなかった。
当然だよね。「スムーズに」=「撫でるように着地」なんだから。

では、どうやって「スムーズに」に取り組んだらよいのか、というと
「腰をゆるめる」ことで実現できるのではないか?というのが最近の走りの実感から得られた答え。
着地でブレーキをかけている感覚があったので足元ばかりに目が向いてしまっていたけど、
大元の腰の動きが大切なんだなーと気づかされた。

目指すべきは今年の1月13日の60㎞走の終盤の走り(記事『3回の60㎞走のまとめ』参照)。
40㎞を過ぎてから頭では「いつやめようか」ばかり考えていたのだけど、
思い返してみると「楽に、軽く、スムーズに」走れていたんじゃないかと思う。
着地の衝撃はあまりなく「舐めるように着地」出来ていたし、足もスムーズに回転していた。
そこで走っていて思ったのが、コレって神足歩行術の「おおゆるみ」ってヤツじゃないか?ということだ。
神足歩行術では丹田に気を集める「臍(へそ)収め」が出来たら腰をゆるめる「おおゆるみ」に取り掛かる。

この60㎞走の終盤に足裏や筋肉に負担をかけずに「スムーズに」走れている原因を、
腰がゆるんでいることに気がついて直感的に「おおゆるみ」じゃないかと感じた。
半分フローに入っていたとも言える状況だったので、その直感は間違っていないだろう。

そして40㎞以上走ってやっと得られた感覚を、
最近では(たまにではあるけど)10㎞ちょっと走った段階で感じることも出てきた。

「スムーズに」が上手くいくと着地に何の負担も感じないスイートスポットが出現する!
野球のバットでボールを真芯でとらえたが如く、ほとんど手応えがない感じ。
手応えがないにも関わらずバットの真芯でとらえたボールは凄い勢いで飛んでいくように、
着地のスイートスポットにハマれば地面からもらえる反発も凄いことになるだろう。
(一歩だけ感じた着地のスイートスポットでは手応えがないことしか感じられなかったのが残念。)

このスイートスポットを探すには「スムーズに」に取り組まなくてはいけないのだけど、
たぶんまだ自分は「軽く」の段階を練習していて、
それが上手くできてくると、たま~に「スムーズに」に進める場面が出てくるといった感じ。
それも決まって緩い下りを走っている時限定なのでまだまだ修練が足りていないと思う。
でもまあその時には腰をゆるめることを意識すれば良い、ということがわかってきた今日この頃。

「スムーズに」が出来れば自然と足は速くなるとカバーヨ・ブランコは言うけど、
今の段階の自分だと「スムーズに」に取り掛かるには速く走らなければならない、
というパラドクスにハマっている。だから緩い下り限定でしか出来ないのかも。
だけどやることは分かっている。
「軽く」に集中していれば、やがて「スムーズに」の時間も増えていくだろうし、
その時間が増えれば「普通」にスイートスポットで着地できるようになるだろうし、
そんな走りが出来れば、楽に速く楽しく走れるようになるのは必至だし、
そうなれば「普通」に100㎞を走ることも夢じゃないと思えるようになってきた。

そろそろ「スムーズに」に取り組まなくては、と思い始めて2年くらい経つだろうか?
まだ「軽く」が出来ていないのは、もどかしいけど、
それが自覚できるようになった分だけは成長していると前向きに考えたい。

カバーヨ・ブランコの言葉と神足歩行術が結びついたことが何だか嬉しく思えた。
そういえば神足歩行術の「臍収め」が「楽に」に対応しているように思えるのも偶然じゃなさそうだ。
では、「軽く」は神足歩行術の何に対応しているのだろう?
走っていればそのうち分かるようになるだろう。


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