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5月まとめ [まとめ(月間・年間)]



4月は2日に1日走っていたところを、
5月からはから3日に2日走るようにした。
これは最初から決めていたこどではなく、
また走ること自体が面白くなってきたので、
自然とそうなった感じ。

それなら毎日走ればいいじゃない?とも思うけど、
最近は身体の声を聞けるようになってきたので、
何が何でも走る!ってこともなく、
かと言ってズルズル休むといったこともなく、
良いペースで走れていると思う。
雨が少なかったというのもあるかもしれない。

想定では、リハビリランは終了しているハズであったが、
5月はタイム的には伸び悩みキロ6分半辺りをウロチョロしている。
だけど、今月は走るに当たって大きな改革となるようなことが2つあった。

ひとつはワラーチを草鞋(わらじ)型に改造したこと。
今まで普通に履いていた草履(草履)型のワラーチを草鞋型ワラーチにしたことで、
小指が前よりも使えるようになってきた。
足全体を使って走れているので以前より足に優しいハズ。
それと、変な癖(主に内股)が出た時に気づきやすくなっているのも大きい。
路面に対して敏感になるのはもちろん、
自分の動きに対しても以前よりは敏感になっていると思われ、
それが良い走りにつながるといいなぁと思っている。

もうひとつの改革とは、
足振りのエクササイズを取り入れたことで、
大腰筋という大きなインナーマッスルを使えるようになってきていること。
これはまだ始めたばかりなので、その効果は?と問われれば、
「上手く走れているような気がする」としか答えられないけど、
ラクに走れるようになる予感もあるので、ぜひ続けていこうかと思う。

キロ6分で普通に走れるというのがリハビリランの終了の目安としているが、
6月中をもって、それを達成できなくてもリハビリランは終了としたい。
腸脛靭帯炎の痛みが出ることもなさそうだし、
これから気温が上がってズルズルとリハビリランを続けていきそうというのもある。
6月の一応の目標はリハビリランの終了、キロ6分で普通に走れるようになること、
という5月の目標をそのままスライドして走りたい。

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ラクに走るためのエクササイズ [ランニング]

何だかわからないけど上手く走れた前回のランニング。
原因が判明した。

この1週間ばかり、
走る前に大腰筋を鍛える足振りという運動をしている。
のを忘れてたw

やっているのを忘れるほどお手軽。
ガーミンが衛星を捕獲する間にやるようにしてるので、
その待ち時間を有効活用できるし、
楽に走れるようになるしととてもおススメ。

やり方は、
片足が浮くような10cmほどの段差を利用する。
(身体がまっすぐできるように掴まれる所や支えれれる所の)段差の上に片足で立ち、
上体がぶれないように浮いている方の足だけを力を抜いて振る。
以上。

これだけ。
振るのは歩くより少し小さい程度で、
1分間に30往復のテンポで片足3分間を1日1回で効果があるという。
と書いたけど、
私の場合片足60回、両足で120回4分ほどしかやっていないけど、
効果が出ているの感じられている。

今のところ走る時には大腰筋を使っていると感じることはできないが、
歩いている時には大腰筋を使えている感触がある。
何故わかるのかというと、足が重く感じるから。
今まで歩くのに使っていた大腿四頭筋等の筋肉よりも、
大腰筋を主に使う動きができているのだろう。
今まで使えていなくて衰えていた大腰筋で主に動くため、
足が重く感じているのだろうと推察している。

歩く時にはその感覚があるのだが、走っている時にはその感覚がない。
でもラクに走れているということは、大腰筋を主に使えているのだと思う。

この足振りという運動を参考にしたのは、
身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫)
という本。
なんとも能楽師は80歳90歳でも現役の方がざらにいて、
60歳からが中堅と言われるという世界らしい。
その所作を紐解いていくと表層筋に頼らない、
インナーマッスルを主体とした動きがあり、
その要ともいえる大腰筋を鍛えることで、
他のインナーマッスルも目覚めてくるというのである。
すると持久力のある身体を手に入れることができるという。

足振りのやり方だけはネットで検索すると出てくるので、
それを参考にやってみると良いと思う。
その根本的な考え方や仕組みに興味が出たら、
身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫)
を読んでみるとより理解が深まると思う。

身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫)

身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫)

  • 作者: 安田 登
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫



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リハビリラン104日目 [ランニング]

14㎞をキロ6分37秒のペースで走った。


ペースには反映されてはいないけど、
今日は何だか上手く走れたという手ごたえがあった。
心拍数がオーバーすることもほどんどなく、
久しぶりに、楽に、軽く、スムーズに走れた。

草鞋型ワラーチに改造した時に、
右足親指の付け根がエッジ部分に当たって気になる部分を、
ちょっと切り取って気にならなくなったのが良かったのかもしれない。

粗いアスファルトの下り坂も上手く走れて、
あまり痛い思いもしなかった。

フォームを気にしながらも呼吸にも意識が向けられて、
心拍数がオーバーしそうになるのにも早めに気づくことができた。

前回までのランニングと何が違うかというと、
残念ながらわからない。
上手く自分を観察出来ているのだろうけど、
どうしてそれが出来ているのかがわからない。
明日も同じように上手く走れるだろうか。
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夏目漱石旧居跡までマラニック [お散歩ラン]

日曜日の昨日はポーズスケルトンのネコを購入した記念に、
ネコのオブジェがあるというので夏目漱石旧居跡まで走ってきた。


引きで見るとオブジェだと分かりやすいかな。


どうしたらポーズスケルトンとオブジェと一緒に撮れるかな?と色々試していたら、
風が吹いてきて、ガラスの柵の向こうにポーズスケルトンを落としてしまい、
救出するのにあの手この手と大変な思いをしたことは内緒です。

この地で「吾輩は猫である」が生まれ、その旧居が「猫の家」と呼ばれ親しまれていたという。
因みにこの旧居は愛知県の「明治村」に移築されてみることができるらしい。
いつか行く機会があったらちゃんと見てみたい。

とりあえずの目的は達成したのだが、アスファルトが熱い!
草鞋(わらじ)型ワラーチに改造しておかげで、指先は地面にふれることになり、
すでにこの季節でもアスファルトが火傷するかもと思うほど熱い。
帰り道は日陰を探しながらのランニングとなった。
歩道の向こうから歩いてくる人も日陰がいいに決まっているので、
やはり日陰を譲ってくれる雰囲気は微塵もない。
って当たり前かw
勝手に裸足に近い恰好で走っているんだから。
衝突しそうになるまで近づくのも嫌なので早めに日陰から出て、
アツアツのアスファルトを感じながら走る。

これじゃあ、真夏は草鞋型ワラーチはムリだなと実感した。
この時期に体験しておいて良かったと前向きに考えることにする。
真夏のお昼に走る時は、普通のワラーチ(2代目)を下すことにしよう。

心拍も上がりやすく、歩くよりちょっとマシなペースでキロ7分8秒ペースでだった。
久しぶりに流れる汗をかいて、
そろそろ朝ランでも水分補給を考えなければならない季節なんだなぁと思う。
夏を見据えてのランニングを意識してやっていきたい。
タグ:お散歩ラン
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リハビリラン102日目 [ランニング]



5月に入ってからほとんどキロ6分30秒ペースでペース的には成長がない。
ペース的な成長はないけど、キロ6分くらいでの走り方を思い出した。

それは腕振り、というか手振りといった方がよいだろうか。
キロ6分から5分台では腕は振らずに、
骨盤の前あたりに両手をブラリとさせて手首だけ動かして手を動かす。
手の甲を前に向けて、右足が離陸する時に右手を手首から先だけちょっと上げる。
そして着地の瞬間にその手をフワッと下す。
左手も同様に動かす、といった感じに故障前は腕振りをしてたなぁ、
と最近走っていて思い出していた。

この腕振りをキロ6分30秒のペースでやると心拍数が上がってしまって、
ガーミン様に怒られてしまうので、
早くキロ6分ペースで走れるようになってこの腕振りができるようになればいいなぁ、
と思いながら走っている。
下り坂では試せるのだけれど、それでもすぐにペースと心拍数が上がってしまって、
ペースを落とさなければいけなくなってしまう。

キロ5分までは手首から先の動きで対応できるはず。
それ以上のペースで走れるようになれば、肘から先で同じような動きをし、
またそれ以上のペースで走れるようになれば、腕全体で同じ動きをすれば、
ラクに速く走れるのではないかと思っている。
このことは過去記事『キロ4分台で走るために、もうちょっと腕を振る』で書いていたけど、
キロ5分台のまま故障してしまったので、実証できずにいる。

とりあえずの目標はリハビリランの終了の目安キロ6分台を普通に走れるようになること。
そしてその後のペースアップに合わせて腕振りを変えていく、と道筋を描いてみた。
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リハビリラン100日目 [ランニング]

腸脛靭帯炎による膝の痛みから5ヵ月走ることができなくなってからのリハビリラン。
今日のランニングで100日目になった。


今朝は目覚ましより先に起きたけど、
走ろうか寝ようかちょっと迷っていた。
こういう時は、頭がサボろうとしているのか身体が休もうとしているのかで判断する。
自分を観察すると足が走りたがっていたのが分かったので、頭がサボろうとしていたらしい。
ということで走りに行って正解だった。

最近はキロ6分30秒が壁になっていたのだが、今朝は6分22秒で走ることができた。
今日は心拍も上がりにくく、走っていてラクで気持ちがよかった。

草鞋(わらじ)型ワラーチに改造してから右足の紐がキツく感じていたので、
今日はちょっと緩めて走ってみたところ調子よく走れた。
もしかしたら、もっと緩くても良いかもしれないと考えている。
この紐を緩めたせいか、わからないが、
ちょっと苦手だった粗いアスファルトの下りでも、
昨日までより上手く走れている感じがした。

このようにラクに走れて、上手く走れている感覚があるので、
この感覚が続いていけばリハビリランもすぐに終われるだろう。

想定では今頃はキロ6分くらいで走れていて、
5月一杯でリハビリランは終了となっているハズだった。
まあ、6月末までにはそうなっているだろう。
焦らず着実に走っていけたらと思う。
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リハビリラン98日目 草鞋型ワラーチに違和感 [ランニング]

今朝は雨上がりで草鞋型ワラーチの裸足感覚も気持ちよく、
どーせ汚れるんだからと水たまりも気にせず突入しながら走る。
靴や靴下履いていないと濡れても平気っていうのに気が付いた。
平気ってよりは、むしろ気持ちいい。



最初の2~3㎞は右足の草鞋(わらじ)型にしたときに切った部分の段差が気になる。
指にエッジがかかってしまうというか、踏んでいる感が強くて気持ちがよくない。
2~3㎞走れば慣れてしまうのだが、
ちょっとワラーチの紐を緩めて、
足先がもっとワラーチからはみ出るように調整してみようかと思う。

ペース的にはキロ6分33秒と足踏み状態が続いているけど、
成長していけそうな気がしている。
骨盤を意識する感覚にプラスして大腰筋も意識できるようになってきた。
大腰筋はインナーマッスルのひとつで、背骨から大腿骨までにつながる大きな筋肉。
この筋肉を上手く使って走ることができれば、大腿四頭筋とかは補助的に使うだけで、
ラクに走れるようになるらしい。
走っている時というよりは、普段の生活の中で意識できるようになってきている。
たぶん、ランニングにも今後生かされていくと思われるので、
ちょっと先の自分に期待をしている。

タグ:ワラーチ

リハビリラン94日目95日目 草鞋型ワラーチと路面 [ランニング]

草鞋(わらじ)型ワラーチに改造して2日目のランニングは
途中で心拍計の値が上がらなくなったのを良いことに、
走りたいように走ってしまった。


最後の方に信号で止まった際に脈拍を測ったら40拍も心拍計とのズレがあり、
目標心拍数からも20拍くらいオーバーしていた。
でも久しぶりにちゃんと走ったといった感じがして気持ちよかった。

そして今日は心拍計が普通に働いてくれて、


今までと同じペースで走ることができた。
昨日まではあまり気づかなかった、
草鞋(わらじ)型ワラーチでの路面による感じ方の違いについて述べてみたい。

つま先が地面に直接触れるので路面の状態に非常に敏感になる。
石畳や石畳風の路面は表面が滑らかで気持ちが良い。
トレイルっぽい所も少し走ってみたが、
土の感触や草の冷たさ、落ち葉のふわふわと大体気持ちが良い。
逆にアスファルト、特に坂道で滑らないように目が粗くなっている所を下る時は、
チクチク痛いのであまり好きではない。
上手く走れるようになれば問題ないのだろうか?
それと今から心配しても仕方がないのだが、
真夏のアスファルトとか走れるのか気がかりではある。
更に真冬はどうなっちゃうのかな?
と、こんな心配をする前に思い切ってワラーチ改造に踏み切ってよかったw

こういうのは勢いが肝心らしい。
今回の草履(ぞうり)型ワラーチから草鞋(わらじ)型ワラーチへの改造は成功だったと言えるだろう。
今月中のリハビリラン終了という目標も達成が見えてきたので、
楽しみながら慎重に走っていきたい。
タグ:ワラーチ
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ワラーチ改造 草履(ぞうり)型ワラーチから草鞋(わらじ)型ワラーチへ [ランニング]

昨日の記事を書いた後、早速ワラーチの改造に乗り出した。




切り落としてからエッヂが足裏に当たって靴擦れみたいになりそうだと気づく・・・・。


見た目は粗いけど、履いてみると大丈夫そう。


違和感しか感じないw

※ツイート追記します


早速今朝、10㎞ほど試走してみた。

まず、足先にアスファルトの冷たさを感じる。
なんか良い。

そして、足音が小さくなっている。
ペッタンペッタンと音が響く場所では気が引けていたのがなくなりそう。
これは良い。

そしてそして、足先が敏感になっているのか、
足がどこに向いているかが、着地した瞬間に判る。
足の向きについては、過去記事『足はどっちに向いている?』に書いている。
この記事を書いたときはワラーチを履き始めた時で、
足の親指が正面を指しているのが良いと言っているけど、
今の感覚ではそれより感覚的に2~3度広げたくらいがちょうど良いと感じている。
(もしかしたらこの感覚の時にちょうど正面を向いている可能性もあるかと思う。)
この足の向きが着地した瞬間に感じ取れるので、もし内股気味に着地したとしても、
それが連続してしまい、故障につながるということは無くなると思われる。

そしてそしてそして、今日のランニングの終わりころに、
小指も使って走れていることに気が付いた。
指が全部同じワラーチの上に乗っかっていると、
小指を使わなくても走れてしまうらしい。
その制限を解除、つまり直接地面に触れられるようにすると、
俄然、小指が働き出してくれるみたいだ。
ということは、今まで薬指や中指辺りがこなしていた仕事の一部を
小指がしてくれることによって力が分散して楽になるのかもしれない。

とここまで良いことづくめじゃないか。
思い切ってワラーチ改造してみて良かったと思う。

悪い点は、汚いトイレには入りたくないとか、
間違ってもウンコや吐しゃ物は踏みたくないとか、
心理的なことだけだろうか。

今日走ってみて、親指にワラーチの端が当たる感じがするので、
もうちょっと親指付近は短くしても良いのかもしれないと思う。

んで、速く走れるのかというと、まだちょっとわからない。
昨日お酒を飲みすぎたせいか、キロ6分40秒と最近のペースより後退してしまったから。
これから検証していきたいと思います。

七人の侍を観て、まさかこんな展開になるとは思わなかった。
七人の侍を観ただけではなく、ブログに書こうと思わなければ気づけなかったことなので、
色々なタイミングや巡り合わせがよかったんだろうなぁと思う。
良い発見ができた、良い黄金週間だった。
1部汚い表現や画像があり申し訳ございませんでした。
土下座.png
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ランナー目線で見る『七人の侍』 [ランニング]

侍の動きを走る参考にしたい、と思い『七人の侍』を観た。
この映画のエピソードで、
駆け出し時代の仲代達矢さんが侍の歩き方が出来ていないと、
朝9時から夕方3時までOKが出るまでかかったという場面があって、
その場面の時間が何と2秒だけだったという。
ちょっと場面のつなぎになるようなカットにもこだわりをもって作った映画なら、
侍の動きも実際に近い動きをしていたのでは?と考えて参考になればとこの映画を観てみた。

でも、結局ストーリーが面白いので物語りを楽しんでしまい、
侍の動きに注意して見られたのはほどんどなかった・・・・。

その少ないながらに侍の動きを感じられた場面というのは、
僧に扮した侍が、
人質を取った盗賊におにぎりを差し入れするフリをして
(僧に扮しているので)丸腰で近づき、
相手の刀を奪って切り捨て、子供を救うという場面。
おむすびを盗賊に放り投げ、隙ができたその刹那、
スッと動き出す侍。
その動きが足で地面を蹴らずに、
まず身体の重心から動き出して足がついてくるという侍の動きを再現していたように見えた。
武術の世界では足で地面を蹴って動き出すのを「居着く」と言って嫌う。
踏ん張る分遅れが出て、その遅れが命の懸かった場面では生死を分けるらしい。
この蹴らない動きを習得できれば、もっと上手く走れるのになぁと思いつつ、
見ただけでは、どうしたらよいか皆目見当がつかないが
1歩1歩集中して自分の走りを観察しつつ、
そんな走りに近づければいいなと思う。

ランナー目線で気になったのが、
侍が農民に戦を語る場面。
「戦ほど走るものはないぞ」
「攻むる時も退く時も走る」
「戦に出て走れなくなった時は死ぬ時だ」
と侍は語っている。
ヤバイ、侍だったら腸脛靭帯炎で走れなくなって死んでたオレ・・・・、と思った。
まぁ、その時代の侍として育ったら腸脛靭帯炎になんてなってないと思うけど。

あと農民も侍も立ち姿や歩き姿では、
足と足の間が1足分以上開いているというのが、
やはり目についた。
自分は身体の中心に近いところで着地する癖があって、
それが当たり前のように感じていたけど、
自体の構造上それでは不安定なのは、
ちょっと考えればわかることなのに、
この当たり前のことに気づくまで腸脛靭帯炎になって、
色々考えるまで気づけないでいた。
とんだ遠回りだけど気づけたのでまぁ良しとしたい。

七人の侍の中でも老侍と若侍がいて、
老侍は力感なく走るのに対し、
若侍は軽やかに跳ねるように走っていた。
これはただ単に若いから、年をとっているからではなく世代間の違いで、
若侍の方は私と同じく現代風に矯正された結果の走り方だったのではないかと
ふと思った。
この映画が公開されたのが昭和29年(1954年)。
その時の世代差がその動きに現れたのではないか?
と思うのは考えすぎだろうか。

最後にもうひとつ、気になったことがある。
農民が土下座した場面で足の裏が見えるのだが、
その足の指が草鞋(わらじ)からはみ出しているではないか。
土下座.png
調べてみると、昔の草鞋(わらじ)は、現在の草履(ぞうり)とは違い、
鼻緒が草鞋の先端についていて、指がはみ出るように出来ているものらしい。
それは推進力が出しやすいためだとか、大地をつかむためだとか言われているみたいだけど、
現代の思考の癖がついた頭で考えても仕方がなさそうなので、
ワラーチの先端を切って草鞋(わらじ)と同じような状態を作って走ってみようと、
今このブログを書いていて思った。
ちょっともったいない気もするけど、試してみたい気の方が少しだけ勝っている。
このワラーチで1300㎞以上走っているし、次のワラーチも作ってあるし、
タイミング的にちょうどいいので、やってしまえということなのだろうか。

まさか『七人の侍』を観て、こんな展開になるなんてと思う連休終盤であった。


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