SSブログ

12月と2019年のまとめ [まとめ(月間・年間)]

12月は31日中11日で210㎞走った。
2019年12月まとめ.png

日数的には3分の1しか走っていない。
28日の72㎞がなければ150㎞にも満たなかったので、
28日に御岳山まで走った甲斐は色々あった。
距離を稼げたこと。
久しぶりの長距離走でそこそこ走れたこと。
その久しぶりの長距離走で普段の姿勢が崩れていたことを実感できたこと。


長距離を走っていて、足や身体のどこかが痛いわけでもなく疲れているわけでもないのに、
「あぁ、何かもう走りたくないなぁー」って時がある。
そんな時はたぶん、姿勢を保つインナーマッスルが疲れているんじゃないかと思われる。
走る時は故障につながる姿勢は身体が嫌がってそれをさせてくれないけど、
普段の生活の中では多少の悪い姿勢は即故障や痛みにはつながらないので無頓着になりがち。
それが続くとインナーマッスルが衰えて更に姿勢が悪くなるという悪循環に陥る。
なので、普段の生活での姿勢を保つ意味でも普段のランニングはサボらない方が良い、
ということが分かったのが収穫だった。

あと今月サボった原因は右足の外側の踝付近に痛みが出てしまったことにある。
走り始めた頃からの内股気味になるクセのせい。
油断しているとこのクセが出てきて、どっかしらに障りが出てくるので今後も要注意だ。

なんか今月もダメダメだったけど、28日に御岳山まで走れたことで帳消しに出来た感じがする。



2019年のまとめ

今年は3216㎞走ったらしい。
月間平均300㎞越えならず。もうちょっと走れたら良かったのになぁ。

2019年は5月の81㎞走で撃沈したこと、8月に超軽いフロー体験をしたこと、12月の72㎞走が思い出深い。

5月の81㎞走の時は後半走れなくなって歩く場面がほとんどだったけど、
12月の72㎞走ではほとんどの区間で走ることが出来て、少しでも成長を感じることができたのが嬉しい。
8月くらいまでは年内には100㎞を走るという今年の目標をクリア出来ると思っていたけど、
結果はムリだった。
ポテンシャルはあるんじゃないかと勝手に思っているんだけど、根性が足りないのだろう。
5月以降フルマラソンの距離を越えて走ったのが12月までなかったというのも残念だ。
月に1回はフルマラソンを越える長距離走をしておきたいところ。
1回ではムリなら1日に25㎞走×2とかをどうにかしてやっていきたいと思う。

フローに関しては再現は出来ていないものの、
それに近い所には自分がいるという気はしている。
もっと走る時に集中力を高めてフローに入るために出来ることをしていきたい。
そうすれば1日で100㎞もクリアできるだろうし、
ペースも速くなるだろうし、もっと距離も稼げるようになるだろうし、
そうすれば、もっともっと走るのが楽しくなるんじゃないかと思う。
もっと楽しくなれば成長も早まるという相乗効果も期待したい。

あとそれとワラーチでの走行距離が今年1万㎞を越えた。
ワラーチ1万㎞.png
2016年4月24日に初めてワラーチで走ってから4年弱。
1万㎞という数字は十進法の一区切りでしかないけど、
10㎞を1000回走ったのと同じと考えるとそれなりに積み上げてきた実感があって嬉しい。
本当に少しずつだけど、成長させてもらっているのでワラーチで走り続けたい。

2019年は前半はすっごく楽しく、中盤はそこそこ楽しく、終盤はムリヤリ楽しくw、
って感じで走ってこれた。
最後の最後に自宅から御岳山まで走れたことで、良いイメージで終わることができて良かったと思う。

それでは、良いお年を!


にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ
にほんブログ村
nice!(4)  コメント(2) 

足の指の裂傷 [ランニング]

何だか10月くらいから、走ると足の指に裂傷ができるようになってしまった。
一昨日のロング走の時は60㎞まではたぶん大丈夫だったんだけど、
御岳から青梅に向かう下りで指先がぬるっとワラーチの上で滑る感覚があって、
あぁ、今日も傷口が開いて出血してしまったな、と思った。

帰りの電車の中では、血が乾いてワラーチに張り付くのを阻止するべく、
定期的に足指を動かすようにしていたけど、
やはり少しだけ張り付きがあって指を浮かす度に「痛ェ、痛ェ」となっていた。

そして1日経過した傷口がコチラ↓
PC293239 (2).JPG

走れないわけじゃないけど、地味に痛い。
そして走らなくても普段の生活の中でちょくちょく「痛っ!」となるのが嫌だ。

最初にこのような傷が出来た時は、裸足ランをした時だったので、
気付かないうちに木の枝でも踏んだかマンホールとか側溝のふたで挟んじゃったかな?
と思ってたけどワラーチを履いても同じような傷を繰り返すようになったことを考えると、
外的な要因じゃなくて、どうやら走り方に問題があるのかもと思い始めた。

着地が足先すぎるのか?小指には傷がないので小指が使えていない故なのか?
着地には関係なさそうな指の付け根に近い部分にも傷があるので、
そもそも着地とは関係があまりないのか?
う~ん、わからん。

この傷が出来始めたのが足半で走るようになったころで、
足半を履いていない時でもその感覚を意識して走っていたこともあるので、
足半を意識した走りが原因かも?とも思う。
もしそうだとしたら、
これは乗り越えるべき壁なのか、それ以前の走りに戻すべきなのか。

一番怪しいのが、「着地が雑」ってことかも知れない。
一昨日も60㎞走った後の長い下りというシチュエーションで傷口が開いたので、
着地が雑になっていたのだろう(でもその自覚はほとんどないけど)。
「楽に、軽く、スムーズに」の「スムーズに」を追求していけば、どうにかなるかな?

色々、迷い中です。


追記

ここまで書いた後に走りに行ったら解決の糸口が見つかった。


言葉で考えすぎるのも良くないけど、
たまには言葉で考えてまとめると何かしらのヒントになることもあるみたい。



にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ
にほんブログ村
nice!(3)  コメント(0) 

武蔵御嶽神社に走って行ってきたよ2019 [ランニング]

往復走りきったら120㎞か。ゴクリ・・・・。
自宅から片道60㎞の奥多摩の武蔵御嶽神社まで走って行って、走れる所まで走って帰って来よう!
と思い立って行ってきましたよ。





今回は武蔵御嶽神社に行くまでの道中が主なお話なので、
武蔵御嶽神社については過去記事の
『御岳山の武蔵御嶽神社に行ってきた』
『再訪 武蔵御嶽神社 トレランもしてきたよ』
を参照願います。

お盆期間から行こう行こうと思いながら時間が作れなかったり台風が来たりして、
延び延びなってしまったけど、どうにか年内に滑り込ますことができた。
今年で3年目。1年間走る時に身につけていた御犬様のお守りを納めて新しいお守りを迎える。
これもお犬替え(おいぬげえ)と言ってもいいだろうか。

最低限のノルマは神社までたどり着くことで約60㎞。走れなくなるか10時間経過したら終了。
平均キロ6分で走れたとしても100㎞までだ。
この100㎞を目標にして走ってきたので準備不足は承知の上で挑戦だけでもしておこう、
というのが今回のランニングの趣旨だ。

装備は
・ワラーチ
・褌
・ハーフパンツ
・半袖ランニングシャツ
・ウィンドブレーカー

冬のランニングは汗かいてから冷えて体力を奪われて走れなくなるのが怖いので薄着にした。
コールドトレーニングも続けているし大丈夫だろうと油断があったのは否めない。
手袋か軍手は前の晩に「明日用意しよう」と思って忘れた。これが結構痛かったかも。
前日の準備は完璧にしておかないといけませんな。

持ち物はなるべく少なく以下の通り。
・補給食(焼き玄米、とゴマ)を少々
・補給食その2(SOYJOY1本)。これはいよいよヤバくなったら食べる用。
・クレカとIC乗車券とテレフォンカード
・千円札が2枚
・携帯電話

以上、かさばらないように全てハーフパンツのポケットに収まり、
ちょっとコンビニ行ってくるといった感じで。

朝5時。卵かけごはんとバナナ1本といつもより少な目の量の朝食後に出発。
流石にまだ暗い。そして昨日の予報通りに風が強い(この風に悩まされることになる)。
道順は、基本青梅街道を西へ!と非常に大雑把に把握していた。

その青梅街道の起点、新宿では週末でしかも年末ということで人が多くてビビる。
酔いつぶれているお姉さんや立小便してるおじいさんの脇をすり抜けてガード下を抜ける。
高層ビルの近くを通るとビル風が恐ろしく冷たく、手が冷えて辛い。
お尻のポケットに手を入れて温めながら走っていた。

やがて空が白んできて夜が明けてくるとたまに遠くに山が見えてきてテンションが上がる。
所々に雪化粧が施されているじゃないか!美しい。でもまだまだ遠いな。
ってところで最初の休憩。大体32㎞地点。
疲労ってよりも、とにかく手を温めたくて自販機で缶のコーンポタージュを購入。
昔の自動販売機は持てないくらい熱い缶が出てきて「誰がここまでのアツアツを求めてるんだよ!」
って思ってたけど、それが未来の自分だったとは少しも思いはしなかった。
で、そのアツアツを求めて千円札を崩してまで自販機で購入したのに、
ずっと持ち続けられるくらいにヌルヌルの缶で出てきましたよ・・・・。
手に持っていてもドンドン冷めていくばかりなので一気に飲み干す。少しだけ生きかえった気がする。

再び走り出すも、やはり風で手が冷たい。
次の自販機はアツアツかもしれない!という僅かな期待を持ちながら、
大体10㎞の間にコーンポタージュを3本も購入してしまったのだけど、
どれも期待したほどのアツアツは得られなかった。
しかも短時間に3本もコーンポタージュを飲んだので少し気持ちが悪い。
あぁ、もうアツアツの自販機なんて夢のまた夢なんだ!昔を懐かしんでばかりじゃいけないんだ!
諦めかけたその時、ある考えが頭に思い浮かんだ。
そうだ!自販機がダメならコンビニであんまんを買えばいいじゃないか!
そう!上あごの皮が剥がれるような熱々のアンコが入ったあんまんを!

よく思いついた。オレ天才!(←もっと早く気づけアホ)
そうして青梅市街に入った所(46㎞地点)のコンビニであんまんとホットコーヒーを購入。
注文時に寒さでろれつが上手く回らず恥ずかしかったです。
そして暖かいあんまんを手にもって、手を温めながらゆっくりとあんまんを食す。
上あごの皮が剥がれるほどの熱さはないものの、すんごく美味しい!
コーンポタージュでもたれた胃袋がコーヒーで癒される。やはり美味い。

この30㎞から46㎞くらいまでが一番ツラくて、最低ノルマの60㎞も諦めた瞬間もあって、
青梅に着いたら電車で御嶽駅まで行ってサッサとお参りして(←すごく失礼)帰ろうと思ってたくらい。
風に吹かれ続けると想像以上に気力を失うということを実感した。

あんまんで気力を取り戻せたので、電車には乗らずにどうにか御岳山までは行けそうだ。
青梅を過ぎるとようやく山間部に入って行き、多摩川沿いの道を少しずつ上っていく。
さっきほどの風はもうないけど(ちょっとマシなくらい)、空気がヒンヤリ冷たく感じる。
あぁ、お山へ来たんだなあと思う。

途中、日なたにベンチがあり(51㎞地点)誘われるように座るととても暖かくて眠くなる。
よし!10分だけ寝ようと横になる。
起きると5分しか経っていないのに、かなり回復した気がする。
日なたで身体が温まったのが良かったのだと思う。

その後は途中で買ったチョコを食べながら歩いたり走ったりして、
どうにか御嶽山ケーブルカーの滝本駅に到着!
ガーミンを確認すると最低限のノルマの60㎞はクリアしてた。
時刻は12時くらい。11時くらいには着いていたかった!

この時点では頂上の武蔵御嶽神社までは歩いていくつもりだったけど、
少し山道を上がろうとしたところで足がよろめいてしまい、
このまま登っていくのは危険と判断してケーブルカーで途中まで行くことにした。
また去年一昨年と行っていた、山道を行く奥の院へ行くのも危なそうなのでやめた。

頂上の武蔵御嶽神社では、
お参りをして1年お世話になったお守りを納めて新しいお守りをいただいて、
遥拝所から奥の院をお参りをしてケーブルカーで下山した。

PC293238.JPG
↑左のお守りと真ん中のステッカーは今回武蔵御嶽神社で頂いたもの。
右のお札は渋谷の宮益御嶽神社で先日頂いてきたもの。

とりあえずのノルマもクリアしたし御岳駅の隣の沢井駅近くで、
澤乃井(日本酒)とわさび漬けでも買って帰ろうかとも思ったのだけど、
もう少しだけ下りなら走れそうだったので青梅駅まで走ることにした。
(昼寝したベンチに携帯電話を落としてきたので仕方なくというのは内緒です。)

行きに向かい風に悩まされていたのに、帰りも基本冷たい向かい風とはどういうことだろう。
途中再びあんまんとコーヒーで温まり、青梅駅に着いたのが15時頃。
ちょうど当初の予定通り10時間動いたことになる。
走った距離は合計72㎞。10時間走ったにしてはちょっと短すぎるかな。
来年はケーブルカーを使わないで頂上まで行けるようにしたいな、と思う。

ちなみに補給食の焼き玄米とゴマはコーンポタージュと共に、
補給食その2のSOYJOYは最終手段のハズが2回目の休憩で迷わず摂取した。

終わり。




にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ
にほんブログ村
nice!(5)  コメント(0) 

やってなかったことをやってみる [ランニング]

BORN TO RUN』を読んで影響を受けて走り始めて、
この本に書かれている数少ない具体的な走り方のコツで、まだやってないことがある。
それが、
サンダルの底は地面を打つというより、なでるように軽く後ろに引っかき、と同時に足が尻に向けて蹴り上げられ、ひとめぐりして次の一歩が踏み出される
というもの。

「楽に、軽く、スムーズに」を目指して「軽く」を実践するうえで、
バネを感じてその感覚を楽しむことが上達の近道だと思って走ってきたのだが、
バネを感じるために足を地面にたたきつけるような感じになってしまっていて、
それが上記の表現と矛盾していて気にはなっていた。
最近、寒くなってきて踝にに痛みが出たり、足先に裂傷ができたりと不具合が出てきたので、
何かしら変えなければならないと思い、やっと重い腰を上げようとし始めたところ。

「なでるように軽く後ろに引っかき、と同時に足が尻に向けて蹴り上げられ」
これが「スムーズに」のコツではないかと思っている。
たま~に、下り坂で上手く走れている時にそんな風に走れていると実感することがある。
カバーヨ・ブランコは「スムーズに」が出来れば自然と速く走れるようになっている、
というようなことを言っていたけど、
これを実践するには速く走らなければならないんじゃないか?という疑問も残る。

キロ5分台の走りだと「足が尻に向けて蹴り上げられ」るようなことはないのが実感。
少なくともキロ4分台のスピードが必要だと思われる。
速く走るには「スムーズに」が必要だけど、「スムーズに」に取り組むには速く走らなければならない、
らしい。う~ん、なにこの禅問答w
頭で考えてないで、とっとと取り組みやがれ!ということかも知れない。
はい、精進します。

あともうひとつ、やってなかったことがある。
これは別の本『日本の弓術』を参考にしたもので呼吸のお話。
P9221832 (3).JPG
と、ここまで書いて自分のブログを検索してみたら、記事にしてるの忘れてた\(^o^)/
記事『勘違いしていた丹田呼吸』
「できれば四六時中この呼吸を意識できるように、気持ちを持ち続けていきたい。」
って自分で言ってんじゃん。
すっかり忘れてたでござる・・・・。
この本の著者のオイゲンヘルケル氏は、この呼吸法を会得するまで1年かかったという。
上記記事を書いたのが一昨年の2月だから、コツコツ実践していれば今頃会得できてたかも知れないのにぃ!
(オイゲンヘルケル氏は師匠がいた環境下だから単純には比較できないけれども)
とグダグダ後悔してても仕様がないので、はい精進いたします。

この呼吸法は意外な副産物があって、
コールドトトレーニングにも効果があるらしく二の腕と胸部が温かく感じられるようになる。
酸素が効率よく摂取できるようになって、褐色脂肪細胞が上手く働いてくれているのかも、
とこの記事を書いた当時には気づけなかったことにも気づくことができた。
今回はこのように効果が実感できているので、いつの間にか忘れてたということがないだろう、
とフラグを立ててみるw

これら二つのやっていなかったことの他に、やらねばならないことも多いのだけど、
なるべくシンプルにまとめられるようにしていこうと思う。
「スムーズに」に関しては、
今年5月の81㎞走のツラい場面でキロ5分台や6分台で走るよりも、
キロ4分台で走った方が足裏に優しかった感覚があったので、
長距離を走るには必須の技術であると思うので今回は忘れないようにw取り組みたい。

そして、たまにでも自分のブログを読み返した方が良いと思った。


BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族

BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"

  • 作者: クリストファー・マクドゥーガル
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 単行本



日本の弓術 (岩波文庫)

日本の弓術 (岩波文庫)

  • 作者: オイゲン ヘリゲル
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1982/10/16
  • メディア: 文庫


にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ
にほんブログ村
nice!(7)  コメント(0)