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腹圧をかけられるようになったよ [ランニング]

苦節3か月(と3年弱!)w、ようやく腹圧をかけられるようになってきた。
腹圧をかけられるようになると、尻の穴を締める以上に表層筋の脱力ができ、
一段階上のリラックスした走りができるようになってしまうのだ。

「神足歩行術」の記事を書いた3年前から、やらねば!と思いつつ何となく先延ばしにしてたのが、
『「骨盤おこし」で身体が目覚める』という本を読んでそのメソッドをやってみよう!
と思ったのだけど、
その前提として腹圧がかけられないと話にならないということなので、
(腰を痛めたり、見た目の形だけ真似して意味がなかったりするらしい)
仕方なく重い腰を上げざるを得ないという状況で腹圧をかける練習を始めることとなった。

で、どうやったら腹圧をかけられるの?というと、
やはり「神足歩行術」で紹介した阿波研造氏の言葉を参考にした。
あなたが弓を正しく引けないのは、 肺で呼吸をするからである。 腹壁が程よく張るように、息をゆっくりと圧しさげて、 痙攣的に圧迫せずに、息をぴたりと止め、どうしても必要な分だけ呼吸しなさい。 一旦そんな呼吸の仕方ができると、それで力の中心が下方へ移されたことになるから、 両腕を弛め、力を抜いて、楽々と弓がひかれるようになる。

なるほど!よくわからん・・・。というのはあなただけじゃないのでご安心あれ。(決めつけんなw)
自分がやってみて、こうじゃないかと思うやり方は、
「息を押し下げるように」お腹を張るようにしながら息を吐いて、
そのお腹が張った状態を維持したまま息をを吸い、
また息を押し下げるようにお腹を張るようにしながら息を吐く、というのを繰り返す、という方法。

呼吸というのは意識しなくてもできるので、気を抜くとついつい以前の呼吸にもどってしまう。
だから呼吸の仕方を意識的に変えるというのは非常に難しい。
何回やってもすぐに以前の呼吸に戻ってしまい腹圧のことも忘れてしまうというのは仕方ない。
なのでその度にいちいち落ち込むこともないし、しつこくしつこく何度も何度もやり直せば良い。
成功するまで続けるのが成功する秘訣なのだ。

そして大体3か月、何度も何度も忘れては思い出し意識をするを繰り返し、
段々、普段の生活の中で腹圧をかけられるようになってきなたーと思ってたら、
いつの間にか走りながら腹圧をかけられる時間ができるようになってきましたよ♪
上手く腹圧がかかると褌(ふんどし)に圧を感じられるので、それを目安にしている。

腹圧がかけられるようになると、どうなるのかというと前回の記事から引用すると、
足の重さを感じる時は表層筋がリラックスできてインナーマッスル優位で走れている証拠。 そんな時に感じられたのが、全身の力みを下っ腹に集めるという感覚。 「これが丹田に気を集める」ということなのか!と思った。 この時は「力み」」が集まりきらずにソフトボールくらいの大きさに留まったのだけど、 もっと上手く意識することができれば、 それをギュッと圧縮して野球の硬式球くらいになりそうというイメージが湧いた。 神足歩行術をマスターするには先ず「気を丹田に収め」なければならないということなので、 「それってどいういうこと?」と途方に暮れていた状態だったのだが、 目指すべき所がチラホラ見えてきて闇雲感がなくなってくるのは嬉しい。やったぜ! これは以前の記事『丹田と左手との軸をめぐる攻防』でやってたことを全身で出来たということだろう。あと腹圧については7月頃から(コッソリw)日常生活の中で意識し続けていたのが、 初めて走っている時に腹圧をかける(というかかかっている)のを感じられて、 褌をつけるようになった当初に経験したホバリング感を再び経験することができたということ。

という感じで、脱力と腹圧とは別物として捉えていたのだが、今の感覚では
腹圧をかけることができるようになったので脱力のレベルが上がった
と感じている。

腹圧をかければ表層筋はリラックスしやすくなり、
それ故に褌のホバリング効果も得られるようになるし、
丹田に気を集めるという感覚も感じられるようになるのではないか?と思う。

また最近のランニングで腹圧が上手くかかると腹がサスペンションみたく、
着地衝撃を受け止めてくれる感覚も少しの時間だったけど得た。
その受け止めた力をどうにかして前に進む方向に変換できれば、更にラクに走るコツがつかめそう。

またさらに、一瞬だけのフロー体験の時も褌の圧(というか擦れだったんだけど)を感じていたので、
腹圧がかかっていた可能性があり、それがフローの条件になるのかも知れない!とも思う。

腹圧がかかることによって丹田の意識もできるようになる(記事『9月まとめ』参照)、となると、
神足歩行術の足掛かりにもなるし、フローにも入りやすくなり、
相乗効果でとんでもない所に行けるかもしれない!と少し舞い上がったりもする。
まあでも、腹圧をかけるなんて昔の人なら当たり前だったのだろうと思うし、
現代でも子供の頃からの習慣になっているという人もいるので、
興奮しすぎずに淡々と、でも楽しみながら走っていきたい。


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9月まとめ [まとめ(月間・年間)]

9月は30日中16日で271㎞走った。
2020年9月まとめ.png

9月に入って涼しくなってきたので夏の疲れを癒すべく睡眠を優先に朝ラン少な目に。
上手く夏の疲れはとれたんじゃないかなと思う今日この頃。
9月の目標としていた頑張らずに走るというのは達成できたんじゃないかと思う。

というか、頑張らない走りを意識し続けたお陰で、もう1段階上の脱力の仕方を体得したかも。

足の重さを感じる時は表層筋がリラックスできてインナーマッスル優位で走れている証拠。
そんな時に感じられたのが、全身の力みを下っ腹に集めるという感覚。
「これが丹田に気を集める」ということなのか!と思った。
この時は「力み」」が集まりきらずにソフトボールくらいの大きさに留まったのだけど、
もっと上手く意識することができれば、
それをギュッと圧縮して野球の硬式球くらいになりそうというイメージが湧いた。
神足歩行術をマスターするには先ず「気を丹田に収め」なければならないということなので、
「それってどいういうこと?」と途方に暮れていた状態だったのだが、
目指すべき所がチラホラ見えてきて闇雲感がなくなってくるのは嬉しい。やったぜ!
これは以前の記事『丹田と左手との軸をめぐる攻防』でやってたことを全身で出来たということだろう。

あと腹圧については7月頃から(コッソリw)日常生活の中で意識し続けていたのが、
初めて走っている時に腹圧をかける(というかかかっている)のを感じられて、
褌をつけるようになった当初に経験したホバリング感を再び経験することができたということ。
これはその内に別に記事にしたいと思っている。

また、この9月から始めたのが遊脚の位置を意識するということなのだが、
実際に着地の際に遊脚がどの位置にあるのかは正確には実感できないけど、
意識するだけで重心をラクに前に持ってこれるので有用だと思う。
短距離の選手は太ももが地面と平行になるくらいまで上がっているのが理想らしいけど、
長距離の走り方だったら着地の足より膝が前に出ていればいいじゃないかな、とイメージ。
でも実際の位置よりも足の重さを利用して重心を前に持ってきてラクに走るのを目的とすればOKとしてる。
あくまで伸張反射を利用して、その勢いの延長線を越えないようにするのが大切だろう。
でも、これを意識してると着地直前の間が無くなって、
頑張った力んだ走りになってしまうことがあるので気をつけたい。

9月に入って涼しくなってきたので長距離走に備えて脂肪燃焼体質にすべくLSDも始めた。
もどかしいことこの上ない。ついついペースが上がってしまう。
しかし100㎞普通に走るという目標には必要だろうと思うので辛抱強く続けてみたいと思う。
ジョグとファルトレク走とLSD のサイクルでしばらくは走って行こう。

そして、何と言っても9月は脱力のレベルが上がったと感じられたのが凄い嬉しい。
今年の4月にフォアフット着地ができるようになった時と同じくらいのインパクトがある。
1年に2回もこんなレベルアップしてしまって良いのでしょうか?いいんです!
と今だけちょっと調子に乗らしてください。

10月の目標は引き続き頑張らないで面白い範囲で走るということと、
最近感じている脱力をいつでもできるようにするべく、丹田を意識することとしたい。

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