暑熱順化が完了したかな?と思われた7月30日から8月31日まで、
33日間連続で毎日最低10㎞のランニングをしてみた。

最初から目標としていたわけではなく、

ブログ記事書いてるうちに走りたくなってしまったり、
ランオフ予定の前日に上手く走れて翌日にそれを確かめたくなって走ったり、
としているうちに残り1週間くらいになってから、
どうせなら走れる所まで走ってみようという気になって、
最後はここまで走ってきたのだから続けなければ「勿体ない」、
というセコイ精神でやっとこさ達成できたという次第。

さて、その結果どうなったのかというと、
「どうすればいかにラクに走れるか、ということを身体が勝手に探りはじめる」
という現象が起こり始めた。

ラン日誌によると8月16日のコメントの最後に、
「15㎞のつもりだったけど、10㎞が精一杯だった。これで18日連続ラン。少し腰が固くなってきたかな。」
とあり毎日連続ランと疲れを意識し始めている。

この頃からだろうか、
身体が重く、ウルトラ中盤の走りをその日の走り始めからしている感じになってきたのは。
フルマラソンの距離を越えると身体が勝手に楽な走りを探りはじめることがあって、
ランニングフォームの改善のためにも、たまにウルトラの距離を走るのは良いことだと思っていた。
それと同じようなことが暑い中毎日走ることで起こり始めていたのだ。

更に走り続けて残り1週間くらいになると、
走っている時だけじゃなく、普段の生活の中でも身体が勝手にラクな動きを探るようになってきた。
例えば床から立ち上がる時にもなるべく身体の真下に足を置いて最小限の力にするとか、
歩き出す時には重心を先に崩してから足が付いてくるようにして筋肉を使わないとか、
そういう動きを無意識のうちにするように身体が勝手にするようになってきたことに気がついた。
相当疲れてるじゃねーかw、と思われるかもしれないけど、日常生活には影響はない範囲。
フォアフット着地ができるようになってきて、
筋力的にはあまり負担なく故障の心配なく走れるようになってきたのが効いていると思う。

この「身体が勝手にラクな動きを探るようになる」ことがウルトラの距離を走らなくてもできる!
というのが毎日連続ランの最大のメリットじゃなかろうか。
特に夏場は中々ウルトラの距離を走るのが(特に自分は)難しいので、
なるべくランオフを入れないことでラクに走る技術を身につけられるのが魅力的。
来年からは、夏場は1日の距離がとれない代わりに毎日走るというのを目標にしようかな。

その代わりに朝晩が涼しくなってきたら、
夏の疲れを取るべくランニングよりも睡眠を優先にすることとセットにするのが大切。
今年は今がその時期。
朝目が覚めても身体のいうことを聞いて、走りにいくか二度寝するかを決めている。

毎日休まずに走る、って言うと根性論的になりがちだけど、
毎回のランニングで大体面白さがあって興味深く走る自分を観察できているので、
そうやって走れているうちはムリヤリ感がなくて根性とは真逆の楽しさがある。
毎日続けるのに大事なことは、「面白い範囲で走る」ということだろう。

だけど今回の8月の最後の3日間は、
勝手にプレッシャーを感じてムリヤリ走った感が少しあったことを告白しておくw


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