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着地の時の遊脚の位置 [ランニング]

走っていて着地した時の反対の足(遊脚)の位置が結構大切だという。

「そんなの伸張反射で勝手に返ってくる位置でいいんじゃないの?」と思っていた。
けど、いざ試しに意識してみると重心が前に乗りやすくなって自然と速く走れそう、
という感覚を持てたので、最近は意識をするようにしている。

実際に意識してみよう!と思わせてくれたのがコチラの動画のこの部分。


これをやってみると、遊脚の位置がどこにあるのかで地面への力の伝わり方が全然違うのが実感できる。
では走る時にもやってみなければ!
ということで実際に走っている時に自分の遊脚がどうなっているか確認してみると、
イマイチよくわからない。

ある程度ペースが上がらないと足もそれなりに上がってこないので分かりづらい。
ということで、その日のうちにペースを上げてもう一丁。

キロ4分台に入ってくると大きく動くせいか少し意識はしやすくなるのかも知れない。
着地の時の遊脚の正確な位置は認知できないけど、前への意識があるとペースを上げやすいと感じられる。
足の重さを利用して重心をラクに前に持ってこれるような感覚がある。
さらに続けてみると、足を回転させるというより斜め上下にピストンさせてる感じになる。
これが良いのか悪いのかはまだ判断がついていないけど、場面によって使い分けられればいいかなと思う。

この遊脚の位置が着地の際に後ろにあると、
遊脚を前(斜め上)に持ってくるタイミングで着地の足で地面を押すので、身体の上下動が大きくなる。
なるほど、なるほど。
ガーミンのランニングダイナミクスで以前は上下動が大きかったのはこのせいだったのか!
さて、今は改善されているハズ!と思って久しぶりに測ってみたら、
2020年9月18日ダイナミクス.png

平均上下動が悪くても10㎝くらいだったのに、11.2cm!と今までで一番悪かったでござる…。
い、いや、これは、じ、地面からの反力を得られている証拠だから(震え声…
「着地直前の間」を意識してたら上下動が激しくなってたみたい(>_<)
これで今後の課題がハッキリした。

「地面から受けた反力を上じゃなく、どうやって前進する方向に持っていくか」だ。

最近、上手く走れている実感もあったし気づきも多くこれから成長が楽しみだ♪と思ってたのに残念至極。
イヤ、これはまさしくアレだ。大きく飛躍する前のバネをためて収縮している状態。
むしろ伸びしろが広がっているんじゃないかとムリヤリポジティブシンキングしてみる。
まあ薄々は気づいていた問題点が数字によって確かな物になったということじゃないかな。

ということは、遊脚の位置もまだまだ前に持ってこれる余地があるということじゃなかろうか。
(実際上下動が激しいので遊脚の位置は自分の感覚よりも後ろにあると考えた方が良いと思う。)
長距離走において、どのくらいの遊脚の位置が良いかについては分からないけど、
意識をするだけでも重心の位置が前にいって少しラクにペースが上げられる感覚はあるので、
今後、色々試して走ってみたいと思う。

上で紹介した動画は、
100メートルと短距離の走り方のお話をされているのだけれど、長距離走にも参考になることが多い。
3本セットでアップされた動画の2本目になるのでお時間が許せば全部を通して見られることをお勧めする。

1本目。


3本目。



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