【100㎞チャレンジ】木下街道経由佐原行き【また失敗】 [ランニング]
タイトルで結果ネタバレで今年もダメだったわけだが、
その原因が今回はハッキリしているので、
まあ気持ち的にはスッキリしている。
去年の68㎞よりは走れて(歩けて)84㎞までは行けた。
水分をもっとバシャバシャ浴びるように摂って、
もっとドカ食いしていれば100㎞は走れただろうと思うのだが、
『BORN TO RUN』が走るきっかけとなった身としては、
元々人は狩猟のために走るとすれば、
これじゃあ効率が悪すぎるし身体にも良くないだろうと思い、
それではイケナイ!と強く感じて走るのを途中でやめ、
観光も美味しいご当地グルメも食べずに帰路についた。
去年の挑戦の時に見逃していた所も今年は見ることが出来たし、
(そのうちの一つの「貝化石灯篭」↓)
故障もなく翌日にはランニングすることが出来たし、
まあゴールデンウイーク初日にしては良かったんじゃないかと思う。
では、レポート開始。
今年は蔵前橋通りを行くこととした(去年は2回とも靖国通りから)。
今年の東国三社巡り100㎞チャレンジは神田明神で平将門様にご挨拶するために蔵前橋通りを行く。下総国へ行くなら将門様でしょ、ということで香取神宮・鹿島神宮まで無事に着けますように。お詣り後振り返ると満月が雲間に見えて成功が約束されていたように思えた(錯覚すぎた)。 pic.twitter.com/2fJqB9VWxZ
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 29, 2024
夜明け前に出たのに走ると暑くハイドレーションの水を信号待ちの度に飲む。
そのためか汗でシャツが重くなる。これが最後まで続いた。
神田明神の裏の坂を下りると蔵前橋通り。しばらく進むと亀戸天神と亀戸香取神社の参道がある。亀戸香取神社は平将門を討ちとったとされる俵藤太秀郷ゆかりの神社でもあるらしくちょっと複雑な心境。日本三大怨霊と言われる内の2人の道真と将門とその敵が蔵前橋通りでつながっているのは何の因縁か。 pic.twitter.com/5kt97oZ86o
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江戸川に武蔵国と下総国の国境の関所跡があるのだが、暗いので今回はスルー。
20㎞くらい。
江戸川を超えるとそこは下総国。チーバくんがお出迎え。市川宿・八幡宿を越えて木下(きおろし)街道へ。 pic.twitter.com/3af6vqEo7u
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木下(きおろし)街道に入ると台地を上っていく。
去年はこの坂は走り切れなくて、
途中からおむすびを食べながら歩いて上っていたし、
その後のちょっとした上り坂でもあわよくば歩こうと思っていたので、
成長を感じられていたし100㎞は走れそうな気がしていた。
坂を上がっていくと東山魁夷記念館。からの中山競馬場・武蔵野線船橋法典駅そして東武野田線を越えて馬込天満宮へ。ここにも道真様が。 pic.twitter.com/qV4rgK63Ag
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鎌ヶ谷大仏から2kmほど旧道を行く。JRAの競馬学校や先ほど通った中山競馬場があるのはかつて江戸幕府の小金牧がこの辺りにあった名残りなのだろうか。北総線の線路を越えると極端に建物が少なくなり果樹園が増える。 pic.twitter.com/UL24ezUjSr
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果樹園もなくなり昔の街道風情が出てくる。去年は見逃していた庚申塔群を発見。馬頭観音にちゃんとお花が供えられている。石尊阿夫利神社は神奈川県の大山阿夫利神社と関係があるらしい。そしてここが鮮魚(なま)街道の始まりで松戸まで続いているらしい。いつか走ってみたい街道。 pic.twitter.com/wQd61gDyjs
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そしてこの日初めての休憩。
セブンイレブンアプリに割引券が来てたので、
自分が欲しいものじゃないものを食す。コレちょっと後悔。
貧乏が憎い!
第一エイドは40㎞を越えて。ここから25㎞くらいお店がないので立ち寄るが吉。そして大好物の浦部の百庚申を過ぎると台地を下りながら田園地帯が見える所が好き(でも画像なし)。急に開ける感じが堪らない。 pic.twitter.com/A4FmdBRn4H
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去年はこの辺りで結構疲れてたけど気づかないフリして走ってたなー、
なんて思えるほどには余裕がまだあった50㎞くらい。
JRの線路を越えると木下駅。去年見逃していた(街道の反対側を見ていて気づけなかった)貝化石の石灯籠と水神社。そして利根川の木下河岸跡。 pic.twitter.com/e4C7NzHbVm
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ここから利根川沿いで20kmくらいお店がないので頑張り所。
利根川を下っているハズなのに微妙に上り坂なのは気のせい?と思いながら走る。データを見返してみるとやはり微妙に上ってた。60㎞手前で第2エイド。玄米おむすび3つ。残りの食料は走るのが嫌になったら歩きながら食べる用。右手の田園風景を見ながら進む。 pic.twitter.com/Ttnbh3tRuI
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結局この利根川沿いの20㎞はほぼ緩い上り坂になっていて、
川は下っているのに何でやねん!とずっと思っていた。
去年はこの緩い上りに気づくことが出来ずに、
しかも暑さも相まって「なんかツラいな…。」と思いながら走ってた。
この緩い上りに気づけたのも一応成長した部分。
「河口まであと〇㎞」という表示が500mおきにあって、
去年はその表示が中々遠く感じて恨めしく思っていたけど、
今年はそんなこともなく走ることができた。
去年どうにか辿り着いた滑河駅近くの公園でトイレ休憩。70㎞近くを走って来た身体での和式便所はちょっとした修行のようで自分の未熟さを感じた。スッキリしたあとは自販機でポカリを買う。 pic.twitter.com/8dKfT26g1q
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ここの公園に併設されてる道の駅的な所で美味しいものを何か食べておけばよかったな、
と今となっては思う。
利根川を離れJR線沿いの田んぼの中を進む。途中のコンビニで2本目のポカリを補給。この後走るのが嫌になって画像も途絶える。 pic.twitter.com/nillyoaBql
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この辺りから歩きが混じるようになり、
2本目のポカリを飲んで復活!
した後に走りたくなくなったタイミングで補給食に持参した羊羹を食す。
ガツンと甘い!
そこで再び復活してしばらく走れるようになるのだけど、
水分をドバドバ摂って(過剰な)糖分を頼りにするのは如何なものか?
という疑問が走りながら生じてきて、
三度走れなくなったタイミングで「なんかコレ違う!」
と思って走るのをやめた。
今思えば「なんかコレ違う!」のは、
点滴を打ちながら走っているような違和感があったからかもしれない。
走るのをやめてから4~5㎞歩いて(長かった!)佐原駅に到着して84㎞で終了ー。最初に来た電車に乗ろうと決める。鹿島神宮方面がくれば鹿島神宮へ、東京方面がくれば帰ると決めて、来た電車は50分後の東京方面。無事帰宅して反省会と称し残った補給食をつまみにワンカップを煽る。お疲れ俺! pic.twitter.com/eWiIs2ROuS
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歩くだけなら普通に歩けるし、
気合をいれれば佐原の街の観光や香取神宮までは行ける体力は残っていた。
が、「なんかコレ違う!」でやる気が失せていたので、
最後は来た方面の電車に乗るということにして、帰宅の途についた。
翌日には疲労抜きラン
今日は疲労抜きラン10㎞。序盤から鳩尾辺りの腹筋が痛かったが(昨日の60㎞以降着地の度に痛かった所)5㎞以降は痛みは無くなった。疲労物資が流れた証拠かな?パフォーマンスコンディションも−6だったのが徐々に上がってきて7.5㎞地点は0に。序盤は辛かったが走っておいて良かった。 pic.twitter.com/oB6uNJysRn
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2024
その翌日には普通に15㎞走れたので、
今日は普通に15㎞走って4月の走行距離が400㎞に到達。1年半ぶり2回目。そしてここ3日で109㎞の割には疲労感がない。と言っても今日の走ってる時の心拍はいつもの体感より少し高めだったので気をつけたい。天使のように大胆に悪魔のように細心に!走れるようになったらいいな♪
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 29, 2024
まあ1日で100㎞走るポテンシャルはあることは確認できた。
ここ最近100㎞チャレンジの時にはリュックを背負って、
ハイドレーションに水を1.5リットルとか用意して、
補給食も多めに持って着替えもちゃんと持って、
と割と荷物が多くなってしまっていた。
ちょっとコンビニ行ってくる!みたいなノリで出かけるのが、
なんか自分のスタイルな気がする。
途中でリュックを片方の肩外して歩きながらおむすび食べてた時に、
なんて涼しいんだ!(リュック背負ってるとなんて暑いんだ!)
ってなったからせいぜいウエストバッグくらいがいいのかも。
今の遅いスピードだと風が足りないので汗の量も増えると思われる。
なのでスピードアップも今後の課題。
今より少ない労力で速く走れれば汗の量も少なくなって、
そうすれば給水の量も減るし着替えの心配も要らなくなるかな、
なんて思っている。
まあ故障もなく自分の力量も課題もハッキリしたので、
今回のチャレンジも良かったのかなと思う。
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