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5月まとめ [まとめ(月間・年間)]

5月は31日中19日で329㎞のランニング。
2023年5月まとめ.png

300㎞走れたのと、
先月撃沈した100㎞チャレンジと同じコースをもう1度挑戦出来たのが収穫。

撃沈したのは給水や補給の失敗ではない、ということが分かった。
50㎞以上走って筋肉痛や脚のトラブルもなかったので、
只単に脚じゃなく体幹で走る持久力が50㎞程度なのかもしれない。
体幹が売り切れたのでじゃあ以前のように脚で、とならないみたい。
以前の悪いクセが出にくくなったとも言えるし、
もしそうなら嬉しいことじゃないか。

走りが変わってきたのが去年の11月頃だった印象が強かったので、
その頃から脚を使わずに体幹で走れているような気がしていたのだが、
脚の道具感(体幹で走れている証拠)が出てきたのが3月で、
それが毎回のランで感じられるようになってきたのが4月だった。
それを考えれば、まだまだ駆け出しの身だということだろう。

ちょっと安心した。
 (今までやってきたことが間違ってたのかもとも思ってたので)


んで、
その脚の道具感に慣れてきてしまって
漫然と走ることが多いかなと思っていた所に、
新しい意識の仕方を偶然発見した。

踵と地面の間に余裕がある上り坂で踵を踏む練習、
着地までの間に余裕がある下り坂で腹を着地地点の上に入れ込む練習、
それぞれの良い機会ととらえると飽きもこずに走れるというもの。
平地では直前で意識していたことを継続して意識することで、
常に良い感じで走れるようになってきた。

これに慣れてくると、
上り坂でも腹を入れ込んだり、下り坂でも踵を踏めたりと、
こういう路面状況ではこうすればいいのだな、
ということを身体が勝手にやってくれるようになり、
より走る稽古が捗ってきていると感じるようになった。

また、同時に「着地直前の間」を意識することで、
より踵を踏めて、より腹を入れ込めるようになる。


こんな風に上手く走れている気がしていたので、
リベンジを果たすべく先月に続いて100㎞チャレンジをした次第だが、
残念ながらほとんど同じ結果になってしまったわけであります。

しかしながら、
50㎞までなら日常生活に支障をきたすこともなく走れるようになった、
ということでもありソコソコのランナーになれたんじゃないか、
という気もする。

あとは距離を伸ばしつつスピードをつけるだけだ。
という楽観的な感じで走っていきたい。



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利根川でまた撃沈してきたよ [ランニング]

先月の撃沈がイマイチ納得できなかったので、もう1回チャレンジしてみた。
木下街道で利根川に出て香取神宮までは自分の足で行きたかった。
まあタイトル通りにまたも撃沈したわけであるんだけれどもぉー。

滑河撃沈2回目.png
同じコースを前回よりも給水・補給多めで再挑戦したわけだが、
前回と同じくらいの地点で走れなくなり、同じ所でリタイヤして1時間近く遅かった、
という結果に終わった。
おそらく補給の仕方は関係ないであろうことが分かった。

距離は約68㎞。
前回は、8時間57分、キロ7分50秒、
今回は、9時間48分、キロ8分36秒という結末。

利根川に着くまで(50㎞地点)までの余裕度は、
20分くらい遅かったけど今回の方があった。


だがしかし、同じくらいの地点で走れなくなり、
同じ地点で休憩してからは少し復活し、
ああ!やっぱり走れない!となったのが60㎞地点と

前回とほぼ同じ行程を歩んでしまったことになる。

違ったのは、前回は這う這うの体で帰りの電車に乗るのもやっとだったのが、
今回は撃沈後に電車で移動して佐原や香取神宮で観光できたこと。
もっと頑張れたんじゃないか?とも思う。

歩いてでも自分の足で香取神宮まで辿り着く時間はギリギリあった。
しかし撃沈地点の滑河駅から電車に乗って佐原への移動中、
この距離を更に歩くのはやっぱりムリがあったなと思う。


前回の撃沈後、中1日で普通にランニングできるようになったし、
良いトレーニングが積めているなと感じていたので、
今回はもう少し走れると思っていた。

ペースが遅くなったのは、たぶん水と食料を多めに持って行ったので、
その重さの分だったんじゃないかなーと思う。
あとは、休憩時間を多めにとったこと。
撃沈することを思えば、多めに休憩をとってでも走れた方が全然速い、
と思っていたけど同じ地点で走れなくなるとは…。

その走れなくなる原因だが、全くわからないんだよね。
走れなくなった後も歩くには何の支障はないし、
翌日、翌々日になっても筋肉痛にもならないし(これは良い傾向)、
脚の筋肉を使わずに体幹で走れているという感じはしているので、
その体幹の持久力が今の所この程度ということかもしれない。
あるいは体幹が使えるようになったとは言え、
まだまだ精度が粗く効率的に動かせていないとかかなー。

まあ脚が売り切れた後の走りが出来るようになってきたのが最近だから、
コツコツと淡々とこの走りの経験を増やしていって、
もっと長い距離を走れるようになるといいなと思う。

逆に今回と前回は脚ではなく体幹が売り切れたのかもしれない。
それでも脚を(主体に)使った走りに戻らなかったのが収穫だろう。

前回走って木下街道で見落としていたスポットも見れたし、

佐原の観光と香取神宮にお詣りもできたし、
前回の結果には納得できなかったけど、
今回の撃沈で現状を素直に受け取ることができた。
撃沈したとはいえ、楽しい旅が出来たが良かったと思う。




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木下(きおろし)街道走って来たよ [脇往還]

木下(きおろし)街道とは、千葉県の行徳から、利根川の河岸の木下までを結ぶ街道。
江戸時代に利根川の水運で運ばれてきた物資を行徳まで陸路で運び、
再び水運にて行徳から江戸へというルートの陸路部分の街道を指す。

銚子で獲れた魚や利根川上流で伐採された材木を江戸に運んでいたという。
その利根川の河岸が木下(きおろし)河岸といって街道名の由来となったらしい。
香取神宮や鹿島神宮への参詣道としても使用されていたとのことで、
2023年4月の100㎞チャレンジのルートとして採用した。
まだ撃沈前の元気な時に走っていて変化に富んだ良い道だったので紹介したい。
(※追記 この時に見逃した名所を再訪した写真を最後に載せてます。)

木下街道軌跡_R.jpg


走った区間は八幡から木下まで26㎞くらい。
100㎞チャレンジの一部として走ったので行徳まで遠回りすることなく、
自宅からの最短距離で走れるルートということで始まりは八幡辺りから。


↑見えている橋が江戸川に架かる行徳橋で渡ると旧街道と合流する。
走っている時は勘違いしてて千葉街道の鬼越からが木下街道かと思ってた。


千葉街道から分かれると台地へ上る坂道で息も上がる。
今では普通の住宅街だが右側にお洒落な洋館が見える。

これは東山魁夷記念館で、
東山魁夷が生前に住んでいた家の敷地だったかそのお隣に建てられたらしい。
日本画家の東山魁夷は昔好きで新潮文庫の画集っぽいのをよく読んでたな。
走って行ける所にあるのを今回初めて知って嬉しい限り。
今度行ってみようと思いながら通過。
ちょっと行くと中山競馬場がある。

競馬には何の思い入れもないので華麗にスルー。
しばらく行くと鎌ヶ谷大仏がある。
駅名にもなっているのでかなり有名らしいが知らなかった。
どうせ駅から遠いと思っていたので立ち寄ることもなく、
だから写真もないのだが、街道脇の墓地内にあるらしく、惜しいことをした。

この鎌ヶ谷大仏駅を超えて少し行くと現道と旧道に分かれる地点がある。
IMG_20230429_060206049_R.jpg
そこに何やら石碑があったのだが朝方で逆光暗めで、
何が書かれてあるのかはわからなかったが、
ここからが旧道であることは分かったので助かった。

旧道と言っても、
庚申塔とか馬頭観音とかがあるわけではない普通の住宅街なのだが、
普通に舗装されていてすごく走りやすく感じ、
今までの現道の歩道がガタガタで走りにくかったんだなぁというのが確認できた。

そして住所の表示に白井の文字が見えると、
風景は住宅街から田舎らしさを感じられるようになってくる。

馬頭観音なんかもあったりして、昔からの街道なんだと感じさせてくれる。
しばらく進むと庚申塔が建ち並ぶゾーンが現れその数に驚く。

羽黒山の講の碑もいくつかある。
ここから山形県の羽黒山まで農閑期にお参りに徒歩で行ってたとか、
昔の人の脚力というか行動範囲とうか信仰心というか色々スゲーな、
と改めて思う。

この辺には旧道があり、ちょっと複雑な経路をとっていて、
今回は道迷いが怖くて現道を選択したことから、
こんな古い庚申塔が沢山見られるとは思っていなかったので、
とても嬉しい誤算だった。

道行く看板に印西市の文字が見え始めると台地を下る坂道になる。
その坂道の先、下に見える田園風景が感動的だ(写真はない)。
坂を下りてから遠くに筑波山らしき山が見えたのでパシャリ。

画像から山容はほぼ分からないという…。
でも生で筑波山を見たのは初めてだったので感動があった。
この田園風景の中を進んでいくと街道の終着地点である木下(きおろし)に到着。
美味しそうなお蕎麦屋さんがあったけど、まだ朝が早く開いてなかった。
IMG_20230429_081158514_R.jpg
もしここでお蕎麦食べてたら撃沈しなかったかな?と考えてしまう。
まあ仕方がない。

次のツイートは利根川沿いの集落で撮った写真で、
印西の辺りの田園風景と似ているので木下街道沿いではないけど、
この辺りの風景として一応載せておく。


そうして木下で利根川の土手に上る。

いまこうして写真を見返してみると、
走るのをやめた滑河付近と比べると川幅がまだ狭く感じる。
利根川沿いはほとんど走っていないような印象だったけど、
それだけの距離を川沿いだけでも自分の脚で走った(移動した)んだなぁと、
あの日の自分を褒めてつかわそうと思う。

終わり。

※追記 この時に見逃した所の写真等です。

馬込付近の京成線の線路を超えた辺りにある戊辰戦争兵士の墓。
IMG_20230527_052022150_R.jpg

鎌ヶ谷大仏
IMG_20230527_054122226_R.jpg
がっかり、しょぼい、残念等散々なレビューを見た後だったので、
意外とちゃんとして大仏様じゃん!と思った。
高さ1.8m、台座含めて2.3mの大仏様だそうです。
しかし駅名にもなっているのでもっと立派な大仏様を想像するのも仕方なく思え、
これ目当てに観光に訪れたらがっかりかもしれない。


本文、旧道の入り口近くにある道標。
IMG_20230527_054334225_R.jpg
確かに「右きおろし道」と読み取れる。
その案内板。
IMG_20230527_054355077_R.jpg

あと浦部の百庚申を全部(103基)写真撮ってけど、
全部載せるのは大変なのでGIFにしてみた。


JR木下駅近くの踏切。
IMG_20230527_074944060_R.jpg
ようやくここまで来た!と少しホッとするポイント。

JR木下駅舎
IMG_20230527_075444268_R.jpg
街道からパシャリ。
街道を挟んで反対側に利根川が流れていて、
最初に通った時は利根川の土手に入る場所を探していたせいもあって、
なんとこの駅舎を見逃してしまっていた。
これら全部の見逃しポイントは実際に行けば分かると思うが、
「これ見逃すぅー?!」とびっくりする所ばかりで我ながらヤバいと感じる。

以上、追記終わり。

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【撃沈】坂東太郎にやられた【100㎞チャレンジ】 [ランニング]

いや自信はあったのよ。
最近、調子も良くて疲労も貯めずに走れてたから。
だから自己最長距離の118㎞走れたらいいな♪と思っていたし、
最低限、香取神宮まで88㎞は辿り着けると思っていたさ。
あとは時間さえあればノリで走りきれる気がしていたから、
余裕をもって深夜2時半スタートしたにも関わらず、
結果は68㎞地点、しかも11時半と時間的に余裕があるのにDNF、
という残念なものになってしまった。

撃沈三社巡り.png

計画では、
都内自宅から東へ江戸川を渡って千葉県に入り木下(きおろし)街道を通り、
利根川に出てあとは川沿いにひたすら東へ淡々と走り、
出来ればフロー状態に入ってアッと言う間に香取市へ。
そこから東国三社(香取神宮・息栖神社・鹿島神宮)を巡って118㎞でゴルゴルゴォール!
という予定だった。

予定通りスタートできて都内は順調に走り千葉県へ。

木下(きおろし)街道に入り、

ハイドレーションの水が無くなったタイミングで(40㎞地点くらい)、
便意をもよおした所にちょうどセブンイレブンがあって、
補給と排便を同時に済ますことができた。

順調すぎてこの時は絶対完走できると思っていたんだよなー。
そのまま木下街道を抜けて(変化に富んでいて良い街道だったので別記事で紹介予定)
利根川沿いを走り始めて50㎞くらいから疲れが出てきた。

利根川(別名「坂東太郎」)に出た時に
「坂東太郎パイセンちーす!」とか思ったのがいけなかったのかもしれない。
急に風が強くなってきた。
というか今まではさえぎるものが何かしらあったので、
風がちょっと強いなー、くらいに感じていたのが、
無防備な坂東太郎パイセンの土手の上になると、
風が牙をむき出し飛ばされそうになったり、
風がやんで日が照り出すと汗をかくほど暑くなるし、
更に日がかげって風が吹くと汗のせいで凄く寒いし、
と、ちょっと悪い条件ではあるものの
川沿いを走る自転車乗りの人たちは颯爽と駆け抜けていくので、
言い訳も虚しい。

しばらく行くと急に走れなくなり、
歩いたり走ったりを4㎞くらい繰り返す。
トイレがあったのでオシッコをすると何故か復活して4㎞くらい走れるようになる。
そうして再び走れなくなったのが60㎞地点。
ここからの駅までの8㎞が長く大変な道のりだった。
歩きを交えて走ろうと思うも1㎞も走れず。
どこが痛いとかすぐに息が上がってしまうとかはなく、
もう走りたくないねんんんんんん!と何故か関西弁で頭が言っていて、
身体もその声に従しかなかったという感じで、
フローに入るどころでは全くなかったなー。

そんな自分を励ましてくれていたのが、
利根川左岸遠方に見えていた筑波山(写真撮っておけばよかったな)。
何も言わずそこに存在するだけなんだけど、
苦しい時にふと左側を見ると筑波山があって安心できた。

あと成田空港に下りてゆく飛行機も気が紛れて良かった。
最初は遥か前方を北から南へ左から右へ下りてゆく飛行機が、
段々と大きく見えるようになって、
やがて真上を通るようになり、
後ろへと航路が移る頃にはヘトヘトだったけど、
振り返って下りてくる飛行機を見たりしていた。

ガーミンを見ると100m進むのにも大変な思いをしてたのに、
(しょっちゅう見すぎなだけw)
この飛行機の航路の見え方の変化が
少しずつでも進んでいるんだなぁと感じさせてくれていた。

だがしかーし!
最低限辿り着きたいと思っていた香取神宮まで20㎞くらい、
歩き続けさえすれば日のあるうちには辿り着ける計算ではあったものの
その気力はもうなく、
最寄りの滑河駅まで辛うじて辿り着いたのであった。


走れなくなった原因は?
というと新しい走り方での持久力が50~60㎞くらいだったから、
ということにしておこう。

何故なら、2日経った今日の時点での一番のダメージが、
リュックを背負ったことによる肩こりで、
その他はいつものランニング後の感じと変わらないから。

「脚が売り切れた」のと似ていて体幹が売り切れたのでは?と思う。
それでも以前のように脚で走ることを、
身体が拒否したのを成長の証と捉えるのは、
ポジティブシンキングすぎるだろうか?

あとは慣れの問題もあるかと。
60㎞を越えて走ったのが
1年半前に初めて100㎞達成して以来なかったのもあるかも知れない。

撃沈しても落ち込んでいないのは、手応えを感じているからだ。
脚が売り切れてからの走りが最近は最初から出来ている。
その証拠に60㎞走っても以前はあった筋肉痛がないということ。
割と「普通に100㎞走れるようになる」という目標に近づいているんじゃないか?
という手応えがあった。

じゃあどうしたら60㎞以上この走り方で走れるようになるの?
と問われれば、
その精度を上げながら走行距離を積み上げるしかなかろう、
と今の所考えている。
まだまだ腹を張れていないし胸も出せていない。
今回は着地直前の間をとるのも難しかった。
それ故まだまだ前着地気味であると感じている。
今回リュックが重かったのも、これが出来なかった原因のひとつだと思う。
重いリュックを背負ったとしても、
それに上手く対応して姿勢を崩すことなく走れるようになりたいな。

そして帰路。
帰りの電車の中では立っているのもツラく座って車窓を眺めていた。
そこで見た風景が魅力的で、水の張った田んぼの里山が見えて、
特に成田から佐倉の辺りを走ってみたいなと思わせてくれた。
江戸時代から成田山新勝寺に向かう成田街道もあるじゃないか。
この辺りまでだったら1日で往復できるくらいの走力をつけたいな、
なんて撃沈したくせに次の旅ランの構想を練り始めるのであった。

それにしても、どうも坂東太郎パイセンとは相性が悪いらしい。
利根大関まで走った時も撃沈したなー、とふと思い出す。
その相性の悪さを払拭する日は遠くない!


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