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5月まとめ [まとめ(月間・年間)]

5月は31日中、3日で80㎞走った。
と言うか、5月4日の疲労骨折からランオフ中でござる。
カレンダーも真っ白なんだぜ。
2021年5月まとめ.png

アレから丸4週間経ったわけだが、
足の状態はと言うと普通に歩けるようになりほぼ痛みは無くなって、
患部を手で押したりするとまだ痛みがあり、完治まではあともう少しといった感じ。
まだ完治はしていないということは、全治4週間には収まらなかったということになる。
つまりは重症じゃねーか。

疲労骨折した当日の走り始めは痛みはなかった。
だから、痛みがあるうちは走るのは危険だと思っている。
とりあえずは、押しても痛みがない状態まではランオフしておく。

問題は、どーなったら走れるようになるかだ。
最初は、縄跳びで様子見の予定。
まずは、両足でビョンピョンして問題がなければ、ランニングに移行してみよう。

痛みがあるうちは、疲労骨折の原因となったであろう動きの改善を身につけて、
なんて思っていたけど身につく前に痛みが無くなってしまいそうだ。
そうなるとそうなったで痛み無くなってしまうのが名残惜しいきもする。
不思議だ。

こんな感じで5月はほとんど走れなかったんだけど、
走っている時以上に自分の足と向き合っていた時間が長かった貴重な期間だったと思う。


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後藤さんのサボテンとおはぎ [その他]

今年も後藤さんにもらったサボテンが花をさかせてくれた。
IMG_20210525_072017924.jpg

後藤さんというのは、すでに亡くなって数年になるがご近所のおばあさんだ。
後藤さんは近所の何軒かの家にサボテンを配っていたのだが、
うちのサボテンだけ花が咲かないので気をもんでいた。
せっかく「綺麗なお花が咲くから」と上げたのに、
一向に花が咲かないので気まずかったのかもしれない。

この後藤さん、味にうるさく気に入った物しか食べず、
自分で採ってきた山菜をくれたり、美味しい煮物をくれたりしてくれていた。
そのお返しにと、おはぎを作って上げたところ気に入ってくれた。
「あまりに美味しいから、ペロッと2つ食べちゃったわよ」と褒めてくれる。
お世辞とかは言わない人だから
(プリンを作って上げた時は美味しいともマズいとも言われなかったw)、
こういう風に言ってくれたのはとても嬉しく、
おはぎを作る度に後藤さんにおすそ分けするのが習慣になっていた。
P9231834.JPG

残念ながら後藤さんの生前にサボテンの花が咲くことはなかったけれど、
ある年に突然一気に5輪の花が咲いて、それから毎年花を咲かせてくれるようになった。
P8201811.JPG
その度に後藤さんが会いに来てくれているような気がして、
サボテンの花が咲くとおはぎを作って後藤さんを偲ぶというのが習慣になり、
我が家ではお彼岸よりもサボテンの花が咲くころがおはぎの季節となった。
後藤さんのサボテンの花は1日しか咲かない。
その潔さが後藤さんっぽいような気もする。

今年は最初の花が1輪咲いて、さらに花の芽が5つほど出てきている。
1輪ずつ咲けば何回か楽しめるし、一気に咲けば咲いたで豪華絢爛だ。
そろそろおはぎを作って今年も後藤さんを偲ぶことにしよう。


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庚申塔に昔の日本人の正直さを垣間見た [その他]

古道や旧街道を走っていると庚申塔や庚申塚をよく見かける。
↓こんなやつ。これは鎌倉街道の、とある庚申塔。
IMG_20200711_104606832_R.jpg

地名やバス停の名前になっている所も多いので、なじみのあるフレーズではあると思う。
なじみのあるフレーズではあるが、何であるかはよく分からなかった。
調べてみると中々興味深いものだと知ることになる。

庚申塔は、庚申講(こうしんこう)を18回(約3年)続けた記念に建立される石碑・石塔で、
庚申講とは60日に1度の庚申の日に、帝釈天等を祀って夜通し宴会をする風習。
何を言ってるのか分からないだろうが、詳しく説明を聞いてもよく分からないんだぜ。

で、どうして庚申の日に夜通し宴会をするのかと言うと、

人間の体内にいるという三尸(さんし)の虫という虫が、
庚申の日の人間が寝ている間に、
帝釈天にその人間の悪事(嘘といった些細な事も含む)を報告しに行くのを防ぐため、

とされている。
帝釈天がその三尸の報告を基に人間の寿命を短くするのを恐れていた。
三尸の虫は庚申の日の人間が寝ている間だけしか人間の体から抜け出せないので、
その日は寝ないようにみんなで集まってワイワイするという風習が庚申講だという。

なるほど。
嘘をついた時に体に感じるあの嫌な感じは三尸の虫の仕業だったんだな、とも取れる。
嘘が常態化してこの身体感覚を失くしてしまった人にはオカルトと感じるかもしれないが、
それなりに道理にかなっている風習だったんだな、と思う。

庚申塔に昔の日本人の正直さを垣間見たような気がする。
今では自分が嘘をついていることさえ気づかない人もいるほどだ。
あまりに堂々と嘘がまかり通っているので、どれが本物か分からないってこともあるだろう。

では、どうしたら良いか。
先ずは自分が嘘をつかないことだ。
すると自分が嘘をついた時に身体に嫌な感じがするようになる。
そうなってくると、ある程度胡散臭いモノや人がわかるようになるだろう。
あとは、なるべく「本物」に触れるようにすればおkだ。

えっ?「本物」が見つからない?んー、分からないでもない。
でも、大丈夫!
星でも月でも木でも雑草でも土でも昆虫でも、自然の物は大体本物なんだから。

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タグ:街道
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痛みが無くなるまでに獲得しておきたい3つの動き [ランニング]

右足中足骨の故障から丸2週間が経過した。
1日1日、日毎に良くなっている実感があるものの痛みがまだある。
歩くと痛い。

この痛みがあるうちに、同じ故障をしないための動きを獲得しておきたい。
具体的に3つ。

1.左足の着地の瞬間に入れ換えるように右足を上げる。
2.この右足を上げる時に骨盤ごと(から)上げるようにする。
3.歩く際の着地衝撃の緩衝には、股関節伸展を使う。


1.については、右足の離地の際に地面を押してしまう癖を無くすためのもの。
この癖は、直接的に今回の故障の原因だったと思われるので、これは必須。

2.については、上手く走れている時には出来ていることで、
これが出来ていると腹のエンジンが原動力になっていてスムーズに走れる。
歩き時にも出来るようになれば、走る時はいつでもスムーズに走れるのでは?と思っている。

3.は故障してから痛みがある中で歩いていて気づいたことで、
着地衝撃を和らげる方法として、今までは股関節を屈曲させるのを主に使ってきた。
思い返せば、上手く走れている時だけは股関節伸展していて身体の縦横アーチが効いたのかも。
宮本武蔵の五輪書の「腰のかがまらざるやうに腹を張り」とも合致する。
股関節を屈曲させて着地衝撃をやわらげるのは、高い所から飛び降りる時だけで、
普段の歩く、走る動作の場合には無駄にブレーキになるので使わないことを徹底したい。

以上3つの動きを獲得して、
走れるようになったら「何だ!コレは!」と自分で驚嘆するような走りがしたいな。

これだけ走れない故障はランニングを始めて2年目の2016年の腸脛靭帯炎以来だが、
あの時のような、いつ走れるようになるんだろう?という焦りがない。
恐らくではあるけど、やるべきことが分かっているからだろう。
思いのほか重症で痛みが引くまでに時間がかかっているけど、嫌な感じがしない。
逆に必要な故障だったんじゃないかと思えている。


この3つの動きが、歩きながら出来ている時は上手く走れている時と同じ感覚になる。
もしかしたら、よりフローに入りやすくなるかもしれない。
故障明けが楽しみだ♪

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【原因と】疲労骨折?してるかも【対策】 [ランニング]

ケーキの胡椒?いや計器の故障?いや本気で痛い!ヤバいヤツや!
メーデー!メーデー!メーデー!
おむすび88便、玉川上水駅手前で右足停止!走行不能!


2021年5月4日朝、今度こそは100㎞走ってやるぜ!と意気込んでいたものの、
13㎞地点で感じ始めた痛みが、
玉川上水のトレイルからアスファルトの路面に出たとたんに激痛に変わった。
もう走れないと一瞬で悟ったにも関わらず、
「メーデー」(航空機事故の検証ドキュメンタリー番組)
をパクるナレーションが頭の中を流れる余裕は何故かあった(冒頭のやつ)。
タダのアホだろ、というツッコミに反論する材料は何一つない。

当日は足を地面に着くのも痛く、
しかも中足骨が痛いというより右足全体(足首より下)が虫歯のように痛かった。
若干、腫れている?浮腫んでいる状態↓
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翌日には痛みはマシになってきた。やはり歩くと痛い。浮腫みはマシに。
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2日後、あまり動かなかったせいか再び浮腫んできた。
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6日後、足指のグーパーができるようになる。浮腫みはなくなった。
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9日後、痛みが足全体ではなく、「中足骨辺り」と患部がピンポイントでわかるようになる。
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そしてこの頃、歩いていてどんな動きをすると痛いのかが確認できた。
右足が地面から離れる瞬間に前足部で地面を押していたことに気がつく。

コレか!

ガッテン!ガッテン!ガッテン!
なるほど、そういう事だったのか!と合点がいった。

そもそも最初に違和感を感じたのが、故障2日前のLSDで32㎞走った後の夜だった。
なんか痛いなと感じて翌日はランオフにしたが、この時に少し中足骨にヒビが入ったのかも。
そうして2日後の13㎞地点でヒビが復活し、32㎞地点でそれが広がったとみている。

LSDでゆっくり走るということは、接地時間が長くなるということでもある。
その長くなった接地時間で余計なことをしたくなるのが器用な右足くん。
素直に足を上げるだけで良いのだが、最後のひと押しをしてしまっていたのだ。
この動きが中足骨を歪めていて、
1回は小さな力であっても繰り返すことによって金属疲労のようにダメージを負う、
というのが今回の故障の原因じゃないだろうかか、と今の所思っている。

金属疲労とか増々「メーデー」っぽいじゃないかw
これが航空機事故なら、冶金学者(やきんがくしゃ)が故障の痕跡を発見している所だな。

ところで疲労骨折というのは、発生当時はレントゲンで発見できないことが多いらしく、
2~3週間経ってから、骨が修復する過程でやっとその痕跡が写るようになるという。
だから病院へ行っていたとしても「安静にしてくださいねー」と言われて、
湿布を出されていただけだろう。
病院へ行かなくても対処は一緒だったぜ。

こうして(たぶんだけど)原因が分かったので、対策を考えてみる。
まあ考えるというより、
痛みを感じて歩きながら、こうすれば良いじゃないかというのを発見した。

左足が着地する瞬間に右足を入れ換えるように上げる、というもの。
記事『着地の時の遊脚の位置』の動画を参考にした。
しかし、歩く速度だと片方の側でしかできないので、
左足の着地の瞬間に右足を上げて入れ替えるということだけ意識して歩いている。

気を抜くとすぐに地面を押すクセが出てきて「痛っ!」となる。
痛みがなくなるまでには、どうにかこのクセをなくすことが出来ますように!
そして何回でも言おう、
痛みはわれわれに心地よい走りを教えてくれる(『BORN TO RUN』より)、と。

対策は分かったとして、走れるようになるまでどれくらいかかるだろう?
検索してみて、疲労骨折だとすると全治3か月とか言われててビビる。
2~3日前に20メートルくらい走ったけど、まだ走るのはヤバいなと思った。
今現在は、故障2日前のLSDの後より断然痛い。

とりあえず、歩いていて痛みが無くなるまでは大人しくランオフしておく。

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100㎞チャレンジまたも失敗 [ランニング]

玉川上水のトレイル部分を抜けて舗装道路に出たとたん激痛が走り、
もうこれ以上は走れないなと感じた。
13㎞地点で右足中足骨に痛みを感じ始めてから騙し騙し走ってきて、
その直前まで何とか100㎞は走れるんじゃないかと思っていたとは思えない程あっさり、
走るのをやめるという決断をした。

こうしてゴールデンウィークの100㎞チャレンジは、あえなく32㎞地点で終わってしまった。
残念!
2021年5月4日御岳山へDNF.png

当初の計画では、御岳山まで走って行って走って帰ってくるハズだった。
この日は暑くなる予報だったので、いつもの青梅街道を途中から外れ、
木陰の多い玉川上水沿いを選択。
補給食も一口おむすびやらカロリーメイトやら一本満足バーやら月餅やら、充分用意し、
(これは自分にしてはスッゴク珍しいこと)計画は完璧だと思われた。
そして計画通り朝4時に出発。


第一エイドが3~4㎞遅れた以外は順調だと思ってた。
既に痛みは出始めていたけど、予定していた多目的トイレが使えなかったことの方が問題だった。
(渡部め~!なんて思いながら走ってたw渡部さんのせいじゃなかったらゴメンナサイ。)


この28km地点でも痛みはあったけど、最低でも御岳山(60㎞地点)には行けると思ってた。

そして土の路面から舗装道路に出たとたん激痛に襲われる。
第二エイドからわずか4㎞でDNF。

スコット・ジュレクなら、ここから本当に走りきっちゃうんだけど、
僕の場合は「ああ!もうダメ!」となってしまった。
すると、

痛みがジワジワと増してきて、右足に体重をかけるとものすごく痛く、歩くのもままならぬ状態に。
あの辺の西武線の路線網の複雑さもあって這う這うの体でw
(乗り換えの度に歩くのがツラかった)何とか帰宅。

この兆候は2日前のLSDをした夜に現れていた。

だけど、走れなくなる程じゃないと思ってた。
前日のこの日は10㎞ジョグの予定をウォーキングに変えて、
大丈夫そうだと思ったので100㎞チャレンジしたわけだが、
どうやら判断が甘かったらしい。

だがしかし、DNFを決める直前まで走れると感じていたたので、
100㎞チャレンジしてなかったら、サボった感で後悔してただろう。
玉川上水では、走りながらとても上手くウグイスが鳴いているのも聴けたので、
それだけでも今回走った甲斐があったんじゃないかと思う。
(それほど本当に見事な鳴き声だった!)

とりあえず今週はおとなしくランオフしておこう。


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