【その1】「ハラで走れるようになったよ【動力源編】 [ランニング]
今日のランニングで10㎞走るうちに1度も腰が引けることがなかったことに気づく。いつからそうなった!?今日からか!?もっと前からなのか!?明日は出来るのか?きっと出来るー!とちょっとテンション上がってる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 30, 2023
そして中1日での次のランで、
「これがハラで走るということなのか!」と実感を得る。
これねー、今日出来ましたー!ちゃんとハラで走れるようになったと今日のランで感じた。逆上がりが出来るようになった時や自転車に乗れるようになった時と同じ。出来るか出来ないかでは世界が全く違うが、出来る側に来た!脚からハラへ生まれ変わった!10月30日はハラで走れるようになった記念日♪
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 1, 2023
初めて自転車に乗れるようになった時のような感覚。
あれ?もしかしてオレ自転車に乗れてる?って感じ。これが10月30日のラン。
そしてそれが確信に変わったのが11月1日のランなのであった。
やったぜ!
嬉しいのは分かるけど、そもそも「ハラで走る」ってなんなの?
と思われるだろう。
ハラで走るとは、
腹に重心を持ってきて、その重心を前に崩し重力を利用し、
脚の運びも腹から引き上げるようにし脚の筋力は着地位置の微調整のみに使い、
脚の筋肉はバネとし主に使うようにする走り方、
としておこう。
シンプルに考えれば、腹の重心よりも後ろに着地すればハラで走れる。
が、そうすると自然に前足部での着地となるし(習得まで結構大変だった)、
胸部の柔軟性がないと上手くバランスが取れない、という問題が出てくる。
イメージはこんな感じ↓
重複するけど、文章部分を書き出してみる。
重心を腹に。それより後ろに着地すれば自然と重力が使える。
前に着地すると身体を持ち上げる必要が生じるので、
常に坂を上がっているのと同じで努力感が出てしまう。
ハラで走れている時は、脚の筋力は使わず(立位保持にのみ使う)、
ハラから脚を動かせているイメージ。
地面反力でのピストンと回転による惰性を最大限利用し最小の力で動かす。
この脱力が出来ると「脚の道具感」が生まれる。
母指球からの着地も大事。
道具感がない時は脚の筋力を使っている可能性がある。
腹を張り胸を出す→胸部の柔軟性がないと反り返ってしまう。
理屈としてはお分かりいただけただろうか。
ハラから脚を動かすというのは腸腰筋とか大腰筋とかなのかもしれない。
んで10月30日にハラで走れるようになって、
その前日の10月29日以前と比べて大きく走りが変わったのか、
と言われるとそうでもない。
小さな成長を積み重ねて、僅かに閾値を超えたのだと思う。
イメージの図では、重心よりも後ろで着地しているように描いているけど、
実際には、ようやく真下付近になっただけかもしれない。
二足歩行をする人間にとっての一番の正義は転ばないことなので、
走法を急に大きく変えてバランスを崩すわけにはいかないのだと思う。
重心よりも前に着地していたのを毎日徐々に後ろにずらしていって、
ようやく真下付近にまでやってきたというのが現状なのだろう。
なので今やっていることを続けていって、
(母指球からの着地・X字状の脚振り等)
その精度が上がっていくのと、
着地地点が後ろにずれていくのとが重なると、
自然と速く長距離を走れるようになるのではないかと考えている。
間違っても、速く走りたい!という気持ちから力んで走らないよう気を付けたい。
ハラのみに力を入れて、その他については基本脱力出来るといいな。
劇的に目に見えて走りが変わったわけではない。
しかし、出来るのと出来ないのでは全く世界が違う。
オッサンになってこんな経験ができるとは思わなかったw
初めて自転車に乗れるようになった頃のように、
この自分の身体に楽しんで乗って走っていきたいと思う。
追記
のちにこの記事を書いて時点では重力を利用できていなかったため、
続編として『【その2】ハラで走れるようになったよ【重力編】』をアップし、
この記事のタイトルを【その1】「ハラで走れるようになったよ【動力源編】
と変更しました。
にほんブログ村
10月まとめ [まとめ(月間・年間)]
小さな成長を積み重ねて、どうやら或る閾値を超えたらしい。
これねー、今日出来ましたー!ちゃんとハラで走れるようになったと今日のランで感じた。逆上がりが出来るようになった時や自転車に乗れるようになった時と同じ。出来るか出来ないかでは世界が全く違うが、出来る側に来た!脚からハラへ生まれ変わった!10月30日はハラで走れるようになった記念日♪
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 1, 2023
閾値を超えた時の成長が小さすぎて自分では何が昨日と変わったかは分からない。
だが、確かにハラで走れるようになった。
初めて自転車に乗れるようになったあの日の、
アレ?もしかして今オレ自転車に乗れている?
みたいな感じ。
やることをやって機が熟するのを待つしかないなー、
でもそれは明日かもしれないし数年後かもしれないという状況の中で、
レベルアップのジングルもなければファンファーレもなく、
静かにいつの間にか機が熟していた。
道理を得たとも言えるのかもしれない。
10月はこれに尽きる。
小さな成長のメモポストを貼っつけておく。
左を意識して走っているうちに左の体力が付いてきたのか最近右がちょっとラクになってきたように感じる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 3, 2023
横に寝ている状態でたぶん限界まで胸が前に出せるようになった。力を抜くとすぐに戻るけど。これが立位で出来るようになってある程度戻らない感じになれば完治としよう。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 9, 2023
母指球からの着地とX字状の脚振り、身に付いてきている感はあるが、まだ機は熟していない。自ら感じてやってるから続けられてるけど、誰かにただやらされてたら続いてないだろうな。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 10, 2023
この丹田に気を下げるっぽい操作は走っている時には出来なかった操作で、日常生活の中で意識し続けることでいつの間にか走りながら出来るようになってたらしい。走らない時間も大事。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 13, 2023
足部が喜ぶ走り、即ちスキルの4パーセント上付近(フローに入りやすい)じゃないかという手応えを得る。だけど脚を動かすのは腹からが必須というのがややこしい。足部に意識が行き過ぎると腹を忘れて脚で脚を動かしてしまう。足部の心地よさを保ちつつ腹から脚を動かすことが肝要。 pic.twitter.com/jCn2AzYWTK
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 19, 2023
今やっている走りが正しい方向ではあるとは思うのだか、思いの外成長が遅く感じてしまう。でも遅くとも進んではいる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 20, 2023
また年末までに最低でも60㎞は走れるようにしておきたい、という身体を無視した頭優先の欲のせいでちょっとした焦りもあったかもしれない。この夏の異常な暑さもあって1ヵ月くらい想定よりも遅れているが、それもそのまま受け入れるとしよう。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 24, 2023
腹に重心をもってきて、それより後ろで着地すればラクに走れる。言葉にすれば当たり前のことだが、胸部が前に出せないとこれが出来ない。猫背が改善されてきてやっと分かった。当たり前が出来るようになりつつある。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 26, 2023
今日のランニングはX字状の脚振りのチャンク化が出来ているという感覚があったので良いランニング♪これを続けていきたい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) October 28, 2023
こうやって10月を振り返って見ると、
正しい方向には進んでいると思いつつも迷いも見れて面白い。
自分を信じてよかったな。
11月はこの走りを精練させていきたい。
出来るようになったとは言え、
やっと自転車に乗れるようになったような段階なので、
楽しんで乗っている内に自然と速度や距離が伸びていくように、
自分の身体に乗って楽しく成長していければと思う。
にほんブログ村