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【まとめ】ワラーチで81㎞移動したよ【撃沈レポ】 [ランニング]

今回、81㎞をワラーチで走って歩いたダメージを検証してみる。

1番には左足の小趾球(小指の付け根)の擦れ。
水ぶくれができてそれでも歩き続けたために、
水ぶくれの中の水が逃げ場を求めて圧のかからない横に飛び出してしまった。
P5043050.JPG

走り終わった直後は土埃にまみれていて、もうちょっとひどい状態に見えた。
かなり無理をしたのかも。
逆に、人間の身体はかなりの無理にも時として耐えられるのかもとも思えた。
これがワラーチではなく靴だったなら、どうなっていたかはちょっと興味がある。

そして小趾球をかばって親指側に体重をかけたため、
母指球にも水ぶくれができた。

これで完全に走れなくなってしまった。
小趾球の擦れは30㎞地点で右足にも感じていたけど、
足指を広げて前足部全体で着地することによって、
それ以上の悪化は防ぐことができた。
左足はこの指の動きをするための筋肉が発達していないので、
前足部全体での着地ができず、
最初に着地する小趾球にストレスが集中してしまった、
と考えている。

この右足だけでもリカバリーに成功したということが、
今回、原因と対策を考える上で大変役に立った。
もし右足も左足と同じような結果で終わっていたとしたら、
「実力不足だった」「甘かった」と抽象的なまとめ方をして、
その原因から遠ざかっていたかもしれない。

この原因が当日走りながら気づけた、というのも大きい。
左足指はもう動かしたくても動かせなかったけど、
それが出来ないと痛い目に合うというトラウマを、
身体と頭に配分よく植え付けられたと思うからだ。

あれだけツラい思いをしたはずなのに、
翌日に水ぶくれの水を抜いたら痛みはほとんどなくなってしまった。
2日後には普通にランニングはできるようになってた。
これが少し自信になった。
しかもツラかった事実は脳内変換され楽しい思い出に変わって、
左足の着地問題さえクリアできれば1日100㎞走れるんじゃ?
と早くも欲をかき始めている自分がいる。

最近意識している身体の縦横アーチのお陰で、
今回は体力的には余裕をもって1日を終えられた気がする。
これに加え、つま先着地で前足部全体での着地が上手くできるようになれば、
「楽に、軽く、スムーズに、速く」を達成できるという予感もある。
今までやってきたことが間違ってなかったと実感できたことも、
撃沈しながらも81㎞移動したことの収穫だったなぁ、と思う。

ダメージの2番目としては暑熱順化と塩分不足。
暑熱順化が進んでいない状態で塩分不足に、ちょっと無頓着すぎた。
今回は塩ピーナツで塩分補給するつもりだったのにも関わらず、
それを忘れたと気づいた時点で危機感をもって対処していれば、
もう少し走れた区間があったのではないかと思う。

水分補給についてはほぼ上手くいっていたような気がする。
利根大堰までの走れない区間で時間がかかってしまって、
補給が遅れた以外はちゃんと給水できたと思う。

自宅から持って行った500×2本で45㎞地点くらいまで。
45㎞地点で500×1本補給。
54㎞地点のローソンで500×2本。
秩父鉄道の72㎞地点で500×1本。←ここの手前で枯渇気味だった。
羽生駅でスポドリ500×1本。

合計3500mlの水分補給。
81㎞、11時間半での摂取量。

ゴール後、羽生駅で排便。便は普通で、翌日の排便も普通であった。
50㎞、60㎞走の後に過去2回黒いウンコが出たけど、
今回は大丈夫だったことを考えると水分補給は失敗じゃなかったらしい。

そして補給については焼き玄米で結構いけるかも、という感触を得た。
途中で菓子パンを1個食べてしまったのが悔やまれるけど、
少な目の朝食のあと焼き玄米を1合の半分くらいと菓子パン1個で、
お腹が減るとかエネルギー切れとかは感じなかった。
序盤に基本鼻呼吸の範囲内でという縛りをつけたのも良かったのかも。
ちゃんと脂肪をエネルギーにして動き続けることができたと言えるだろう。
焼き玄米はもう一度試してみたいと思う。

ということで、
近いうちにリベンジした気分になってしまっている。
元気な状態で利根大堰に到着したいし、
その利根川を渡るとそこは群馬県!なのだ。
今回一応埼玉県はギリ縦断できたけど、群馬県には到達できなかった。
数百メートル歩くだけで達成できたのに、その気がまったく起きなかったくらいの疲労。
普通に歩けるだけの元気、あるいは走るだけの余裕がある状態で利根大堰に到着して、
その後の行動を考える状態にあれば今回の撃沈も生かされるというものだ。
乞うご期待!


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