SSブログ

つま先着地 [ランニング]

ここ2~3回くらいのランニングでつま先着地の意識が芽生えてきた。
元々意識していてある程度できているつもりだったけど、
ちゃんと出来てないのでは?とも薄々思っていた。

このつま先着地問題は、
「踵着地とかつま先着地とか関係なく身体の真下で着地出来ていればいいのだ」という説をよりどころに、
故障をしているわけではないのでこのままで良いのだろうとスルーしてきた案件だ。

ところが最近、身体の縦横アーチを意識して走るようになり(全身がバネになる)、
やはり着地の時に踵がガッツリ地面に着くのは良くないと感じるようになった。
着地の時に踵がゴツっと地面に当たるとバネが使えなくなるのだ。
バネの反発を使うんじゃなくて、ただ棒で地面を押している感じになる。
この差は大きいのではないだろうか。
しかしバネが使える範囲内で踵が地面に着くのは大丈夫みたいだ。

最近のランニングでは、
疲れてきて姿勢が崩れてきたり、タイムを気にして速く走ろうと姿勢の意識がおろそかになると、
以前の悪い癖が出てきてゴツっと踵が地面と喧嘩して異常を教えてくれるようになった。
(というか今まで無視(スルー)してただけなのだが。)

良い感じで走れている時は、
思っているより「つま先」で着地している感覚がある。
よく言われているように小趾球(小指の付け根)から着地するのではなく、
本当につま先から着地しているイメージ(実際の着地がどうであれ)で走れている。
『BORN TO RUN』でタラウマラ族の走りを見たヴィヒル・コーチが、
「つま先を上ではなく下に向けている点に注目、まるで床運動をしている体操選手だ。」
と頭の中にメモする場面と合致する。
その後に続く言葉も今やっている身体の縦横アーチにつながる。
「それと背中!水を入れたバケツを頭にのせたって、一滴もこぼすまい!いったい何年ああいうゆうに背筋を伸ばして腹で走れと教え子たちに言ってきたことか?」
どうやら、今やっていることは間違ってはいないらしいとお墨付きをもらったようだ。

ここまで書いていたら、天気が回復したので走ってきた。
(午前中に走ろうと思っていたけど天気予報に反して雨で走れず、
午後は急な雨に注意と言っていたのに快晴で天気の急変はなく予報とは真逆になった。)


序盤から上手く走れたものの疲れが早めにきて20㎞で終了。
で、つま先に注目して走ってみたところ、ワラーチからはみ出した指が地面に着くので、
感覚が他の部分より敏感になっているらしいことが分かった。
実際にはどこから着地しているのか、というのは分からなかったけど、
「意識の上では」本当につま先からの着地でいいのだろうという結論に至る。
トレイルの方がロードよりつま先着地で上手く走れる感覚があるので、
できればトレイルの比率を高めて走っていきたいと思う。



にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ
にほんブログ村
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント