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吾輩はベジタリアンである。が、ヴィーガンではない。 [食について]

ランニングを始める2年半前くらいからベジタリアンになった。
何故かと言うと禅宗の影響と流通している食品への不信感からといった所だろうか。
10代の頃に読んだ椎名誠さんの著書の中で自分が戦って倒せるものだけ食べる、
という言葉が頭に残っていたということもある。

なので8年近く肉や魚を口にしていない。
卵や乳製品はいただくことにしている。
自分が自然の鳥を捕まえて殺して食べるというのは想像できないけど、
鳥の巣から卵を盗むくらいなら出来そうな気がするので、
命を絶つことには違いないけど卵は食べてもいいだろうと判断している。

基本的には玄米とたんぱく質を摂っておけば健康上問題はないだろうと思う。
ベジタリアンになって3㎏くらい痩せて、ランナーになって更に3㎏くらい痩せた。
年間3000㎞以上走っていても血液検査の結果は良好なので、
(塩分、糖分についてはギリギリセーフという年もあるので気をつけないといけないけど)
特に肉や魚を食べなくても栄養的には足りていないものはなさそうだ。
むしろより健康になったと実感している。

ベジタリアンが陥りやすいのがビタミンB群の不足(疲れやすくなる)らしいけど、
玄米と自作の麹甘酒を毎日摂取しているせいか、その心配はなさそう。
玄米は水に充分浸して発芽玄米にしてから圧力鍋で炊いているので、
発芽抑制物質のアブシジン酸によってミトコンドリアを攻撃されることはない。
(市販の発芽玄米はアブシジン酸が普通の玄米よりパワーアップしているので要注意!らしいよ。)

あと不足が心配されるたんぱく質は、豆類と、これも自作のカスピ海ヨーグルトで補給している。
茹でたてのお豆は、つまみ食いが止まらなくなる可能性が高いので要注意だ。
(1週間分の豆を煮たのに、いつの間にか半分くらい減ってたりする不思議。)
そもそもたんぱく質は、世間で言われているほど摂取する必要があるのだろうか?と
草食動物である筋肉隆々のゴリラや野生の鹿とかを見て思う。
走る民族ララムリも肉はしょっちゅう食べるものでもなさそうだし。
そうそう、尊敬するウルトラランナーのスコット・ジュレクもベジタリアン(ヴィーガン)だという。
また尊敬するフリークライマーのアレックス・オノルドもベジタリアンらしい。
ちょっとした共通点だけど、それだけでも何か通じるものがあって嬉しい。

こんな食生活をしているとストイックにみられがちだけど、これが普通になっていて、
楽しく美味しく食事は頂いているし我慢して生活しているわけではない。
ただちょっと他人に説明するのが日本では面倒くさいという事情はある。
(たま~に、イジッてくる人がいるので。)

「吾輩は」と偉そうに言っておきながらだけど、
今後はヴィーガンになるかも知れないし、自分で狩猟したジビエなら食べるようになるかもしれない、
といった微妙な位置にいることは告白しておきたい。



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