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肝臓を軸に左を使って坂を上がる [ランニング]

最近、「上り坂以外は休憩ゾーン走法」と称してスピード練習の代わりにしている。
インターバル走やレペティション走は何度か試みたことがあるのだが、
絶対に気持ち悪くなるし走るのが嫌いになりそうなので取り入れていない。


「上り坂以外は休憩ゾーン走法」はその名の通りそのまんま、
上り坂だけはなるべく速いペースで走って、その代わり下りや平地は休憩ゾーンとして自由に走ってよし!
という気持ち悪くならずに、走る前に憂鬱にもならない素晴らしい練習法なのだ(効果は不明)。
下り基調の場面では走るのが面白くなって結局スピードを出しちゃったりするわけだけれども、
その辺のさじ加減は自分の体調や気分で調整できるので、やはり気が楽だ。

この「上り坂以外は休憩ゾーン走法」で上り坂を走っている時にふと新しい感覚があったのでご報告。

普段は左足を軸にして(あくまで中心よりも左足寄りということで完全に左足ではない)、
器用な利き手利き足の右を意識して、大袈裟に言うと右手足を振り子にして走っているんだけど、
上り坂を速いペース(自分比でね)で走っていると、それが逆転していることに気が付いた。
右足を軸に大きく左腕を振り上げて、その勢いで上がっていく感じ。

厳密にいうと右足を軸にするというより、右の脇腹、肝臓が重心になっていて、
その重心を持ち上げるために左腕を上げる勢いを利用しているといったところだろうか。
内臓で一番重い肝臓が右側についているので、
それを引き上げるには左を使うのが効率的ということなのかも。
こんなことを身体が勝手にやってくれていたのか、と感心してしまう。

この肝臓の重さを感じたことが以前に1回だけあって、

この時は左だけ先に進んで、遅れて右脇腹が仕方なく付いてくるという感じだった。
内臓で一番重い肝臓は骨格等でつながっていないので、
慣性の法則からスピードの変化があった時に遅れて身体についてくるのだろう。

こんな感覚があるなんて思ってもいなかった。
知識としては肝臓が右側にあるからバランス的にも人間の身体は左右対称ではない、とは知っていた。
けど、それを自分の感覚としてとらえることができるようになるとは!
恐らく、ヨガを続けているからじゃないかなーと思う。
身体の感度が上がっているとは感じていたものの内臓を感じられるようになるとは!

もっと筋肉とか骨とかを細かく意識出来るようになった方が走るには良さそうとも思うけど、
とりあえず、この「肝臓を軸にして左を使って坂を上がる」のを楽しみながら続けてみたい。
もしコレがスピード練習としての効果があるなら楽しみながら速くなれるじゃないか♪
期待せずにはいられない。


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