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南高尾トレラン2回目 道を間違えたよ [トレラン]

今月のトレランは前回と同じく南高尾から城山へ行ってきた。
前回との違いは帰りは高尾山を通らず、同じコースの往復としたこと。


ツイッターでは往路が9㎞となっているけど、ガーミンを止めて走っていた分が抜けているので、
たぶん12㎞くらいだと思われ、結局26㎞くらいの道のりとなった。

往路は地形図を読みながら、コースの先読みをしながら走る。
この先のピークを登り切った所で左に90度曲がって尾根を下りたらしばらく尾根道が続く、
とか考えながら走ってみようとしていたのだけれど、読み間違えて分からなくなってしまう。
途中何度か現在地が確実な所からやり直しつつ進んでいった。
この先読みが上手くいった所では、安心して先へ進めることも分かった。
当たり前だが、地形図の通りだ!と思ってしまう。


この地図読みは1日歩きながらじっくりやらなければと思い直した。
実際の山のスケールが25000分の1の地形図でどのように表現されているかの感覚を身につけるには、
走りながらじゃ無理!と分かった。
なんで読み間違えたのかというと、この「スケール感が分かっていないこと」が原因で、
それに気づけたことが、今回のトレランの収穫の一つだったと思う。


地図読みの甘さにガッカリしつつも、たまにある眺望に癒される。
前回の経験からピークを巻いたので、
気持ちよく走れる区間が増えてトレラン的には良い走りができて良かった。
具体的には、
木の根に左足をひっかけることが何度かあり、股関節から足を上げる感覚で対処したり、
上りで疲れてくると前かがみになりがちだけど、
そこでこらえて尻の穴を締めて腹を前に出す感覚だとラクに上れたり、
(体幹を上手く使えるようになる)
と今まで得た知識が役に立つ場面があったことだろう。


大垂水峠からの沢沿いの道は、最近の雨の影響で水量が多く、
一部の登山道にも水が流れていて足場が悪く、上りも下りも気を使った。
今の実力では城山で走れる区間は少しばかりの尾根道だけ。
最後の600mをヒーヒー言いながら登る。


西側の木々の間から富士山が見えるポイントで休憩。
汗をかいた衣類を日向で乾かしつつ、玄米おむすびでお昼。
往路でワラーチの紐が切れて予備に履き替えたので、
その修繕もして再び履き替えた。


復路は地図読みも写真も撮らずに走りだけに集中した。
お陰で道を間違えたよ!
ガーミンの地図を確認すると、(左スタートで右の高尾駅へ)
↓クリックで拡大
10.27トレラン復路.png
画像の丸印の所の分岐で間違えたらしい。
軌跡では右へ曲がってしばらく行ってから左に曲がっている。
ここで右へ曲がってすぐの所に左(北)へ曲がる分岐があって、
道標には左は「梅ノ木平」とあった。しかと見た!
見たうえで間違えて直進してしまった。

城山から大垂水峠を通ってしばらくはこの「梅ノ木平」方面の道標があって、
そちらに向かうのが正解ルートだったのが、
途中から道標の表示が「高尾山口駅」方面に変わっていた。
そしてそれ以外の道へは進まないスタイルに頭がなってしまっていた。
何でそんなミスをしたのだろう?ちょっと考えればわかるだろうにと、今なら思う。
疲れから判断ミスをするというのは、山の話でありがちなことだと思っていたけど、
こんな簡単に間違えてしまうものだと実感した。

しばらく走って道を間違えたことに気づいたけど、
どうせ高尾駅にはたどり着けるルートだということは分かっていたので、
引き返して間違えたポイントに戻るということはしなかった。
これも今思えば、やってはいけない行為だったと思う。
そして画像の軌跡の右下に行って戻った跡がある。
ここでも道を間違えている。
ピークを巻くつもりが他の道へ。
ピークを巻く時はピークを確認しながら進まなければならない。
ここでそこから先、慎重になるべきだった。

間違えても大怪我をしないルートだからこそできる間違いだったが今後は気をつけたい。

結局、道を間違えたものの余分に走ったのは1.5~2㎞くらいで、
タイムロスは10分くらいだろうか。
しかもロードの下りというダウンジョグにちょうど良い感じで終わることができた。
怪我の功名ともいえるが悪運もいつ尽きるかわからないので、
しっかりした行動をとるよう心掛けていきたいと思ったトレランだった。

因みに往路のデータ↓
10.27トレラン往路.png
時計を止めてた分、距離が稼げていない・・・
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