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母指球からの着地 [ランニング]

去年の年末から試している母指球からの着地のある程度形になってきたのでご報告。
記事『1月まとめ』『2月まとめ』で書いた通りなのだが、更にまとめてみる。

前足部からの着地(フォアフット着地)というと、
小指球から着地して母指球側に徐々に(と言っても一瞬だが)体重を乗せていく、
というイメージでずっと走ってきたのだが、
雪駄で歩いている時にふと、

母指球→小指球→踵を踏む

という順序の方が自然なのでは?と感じることがあった。

それが去年の年末ごろ。

で、この着地を試している内に衝撃の事実を突きつけられる。

小指球にしっかりと体重を乗せれていなかったことが判明!
足のアーチが窄まったまま、小指球の外側の側面が着いて
(アーチを広げて衝撃を緩めるのではなく、)
アーチを更に窄める感じで着地衝撃を受けてめていたのだ。
その兆候は4年前の81㎞走で撃沈した時にも現れていた。
↓小指球の外側に水膨れが出来てしまった。
P5043050.JPG

この時の検証では、「小指が使えていないから」という理由でそうなったと思っていた。
がしかし、何故、小指が使えていないか?まで思いが至らなかった。
ちゃんと小指球に体重を乗せることが出来ていないから、
小指も使えない状況が生まれていたのだ。
いくら足指をグーパーしても改善されないハズだ。

この4年間、上手く誤魔化してきただけだったんだなー。

いざ気づいてみると、
今まで普通にやってきたこの着地の仕方に違和感を覚えるようになる。
良い傾向だ。
で、しっかりと小指球に体重を乗せようとすると、
まだまだその筋力や神経が発達していないので長い距離は走れずに、
せいぜい1日に10㎞、それも何日か間をおいて走るのが精一杯だった。

それが1月の92㎞、2月の113㎞という走行距離になってしまった。
3月に入ってからは多少小指球に体重を乗せられるようになってきたらしく、
久しぶりに10㎞を超えて走ることが出来るようになってきた。

人間本来の走りを取り戻しつつあるのかもしれない。

しかし、まだまだ小指球に乗りきらない感じはある。
だからそれを誤魔化すとうか補うために踵も着いて走らざるを得ない。
そう!まだ踵を踏めていないのだ。
(踵を踏むとは、記事『【宮本武蔵】踵を踏むということ【五輪書より】』参照)
この記事は理論としては合っていると思うが、実践が出来ていなかったのだ。

至らないことばっかりだな…。とも思うが気づけたのが成長の証。
コツコツやっていこうと思う。

やがて小指球に体重がちゃんと乗せられるようになれば、
踵も踏めるようになるし、身体のバネを使えるようになるだろう、
ということで楽しみにしている。

こんなことを考えながら母指球からの着地を試しているわけだが、
これが中々難しい、というか着地地点が割とシビア。
前後に関しては、着地直前の間が取れていれば大丈夫。
問題は左右の誤差があまり許されないということ。

母指球から着いて、
自然と小指球側に体重が逃れる感じに移る地点に着地しなければならない。
外側(右足なら右側)にズレると小指球側に体重が乗らないし、
内側にズレると今まで通り小指球の外側で斜めに体重がかかってしまう。
路面状況によっても微調整が必要になってくる。
フラットな路面なのか、右下がりの路面なのか、左下がりの路面なのか、
右足の着地地点は右下がりだが、左足の着地地点はフラットだったり、とか。
この辺は、頭で考えるより場数を踏んで(ということは距離を踏んで)、
身体に覚えてもらっていくのが結局早いのかな、と思う。

これらの事を主に考えながら(というか感じながら)最近は走っている。
するとX字状の足振りという感覚も出てきたのだが、それはまた別記事にしたいと思う。
では。




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