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【レポその5】完走してリタイヤしたよ44~60km【エア柴又】 [ランニング]

羽村河口堰で補給を済ませ10分ちょっと休憩して、多少回復したところで出発。
玉川兄弟に「また会おう!」と挨拶し来た道を引き返す。


ボーナスステージで石を踏み抜いた右足が痛いのに加え、
五日市街道沿いの砂利道ゾーンで排気ガスの直撃を受けた影響で
気管がヒューヒューするようになってきた。
でもあと16㎞で今日の最低限の目標60㎞エア柴又完走ができる。
キロ8分のペースでも2時間あれば60㎞地点にたどり着けるぞ、
と自分に言い聞かせる。

う~ん、でも疲れて身体が動かない。
エネルギー切れかと思い、
折り返し以降8㎞毎に食べようと思っていたおむすびを4㎞(48㎞地点)で食す。
これ以降ベンチを見かけたらあわよくば座ってやろう!という気持ちで走る。
さらに4㎞走り(52㎞地点)でベンチを発見!迷わず座っておむすびだ!
でも食べたらすぐに走りだす。
このあとウルトラマラソンあるあるの謎の復活を経験することになる。

どうにか走っている状態から何故か急にちゃんと走れるようになるのだ。
60㎞でやめておこうと思ってたけど、もしかして四谷大木戸まで88㎞走れちゃうんじゃない?
と調子に乗ってると、また気管がヒューヒューいってくる。
そしてペースを落とすとまた疲れが復活してしまう。
これを繰り返し55㎞地点を越えると走れなくなり、とうとう歩くことに。
止まって休むより歩いた方が何故かラクだったので、休憩のつもりで歩く。
歩くと復活して走り、走っては歩いてをこれも繰り返す。

するととエスケープポイントとして目をつけていた玉川上水駅に到着。
ここまでの走行距離は57㎞。
あと3㎞ならどうにか走れるだろう、という気持ちになる。
でもその前におむすびをひとつ。
歩きながらの休憩とこのおむすびで、またちゃんと走れるようになった。

走りながら迷っていた。
60㎞で走るのをやめるか、四谷大木戸88㎞を目指すか、せめて三鷹駅までは走るか。
時間的にはまだ12時台だったので、頑張るか頑張らないかだけの選択のように思える。

今日は頑張らないと決めてたんからやめちゃおうぜ、とか
ここまで走ったんだし時間もあるから挑戦しないともったいないんじゃない?、とか
踏み抜いた右足が大事に至らないうちにやめた方がいい、とか
気管のヒューヒューが悪化したらシャレにならんぞ、とか

大体8対2でやめる方向で走っていた。
でもそれでいいのか?という声が心に引っかかりながら走る。

何度もガーミンの距離を確認しながら、とうとうたどり着いた60㎞地点。
そこにちょうどあった木製のベンチ。

迷わず座ってリタイヤを決めたね!
後半のツラい時のためにとっておいた稲荷ずしを全部平らげましたよ。
ガーミンのタイマーを止めるのを忘れるくらい稲荷ずしに夢中だったね。

エア柴又60㎞はゴール!でも玉川上水往復はリタイヤ・・・・、という結果になった。

ここから3㎞玉川上水駅に戻る気にはなれず、
たしかちょっと行くとローソンがあったはずと思い歩いて進むと、
わらわらと下校するであろう学生の群れに遭遇した。
これについて行けば鉄道の駅にたどり着くだろうと歩いてゆくと、
「鷹の台駅西」の信号とローソンを発見。アイスコーヒーを飲んで落ち着いた。

玉川上水からちょっと外れるだけで普通の街中。
落ち着いてみると、この街中で土まみれになったワラーチ姿のおっさんが浮いてるように思えた。


トレイルで見ると立派に感じる土にまみれたワラーチと素足だけど(あくまで個人的見解)、
街中で見るとキャー汚い!と言われかねない雰囲気を醸し出す。
これでは電車には乗れないので駅近くの公園で足とワラーチを洗う。
なるべくスタートした時くらいの状態にしたい。
DSC_0259.jpg

帰りの電車の中で過ぎていく風景を見ながら、よくこんな距離を走ってきたなぁと思う。
新宿駅から四谷大木戸跡まで歩き、朝乗ってきた自転車で帰宅し、
僕の「エア柴又2018」は終了した。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
同じくエア柴又を走られた皆様、お疲れ様でした。
これから走れる方々は、良いレースができますよう願っています。
主催者のりょうたさん、お忙しい中に今年も開催していただきありがとうございました。



最後のデーターどーん!
エア柴又詳細その5.png



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