【内から外へ】X字状の脚振り【振り出される】 [ランニング]
歩く時に、ハラから足を動かす意識で母指球から着地するとX字状に足が振り出され、それが出来ているとかなりの確率で足が(自分のものではなく)道具のように感じられる。これを走りに取り込もうとすると歩幅が広がるせいかX字状が難しい。まずはこれで無意識に歩けるようにしようと思う。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) January 27, 2023
離地した足が身体の真下の中央を経由して外側へ脚が振り出される感じ。
これを左右交互に繰り返すので、小文字のxの書き順の逆を足で書くイメージ。
ハラから脚を動かすように意識すると無駄な力が入らずに、
意識して脚を振り出すというよりも、自ずと「振り出される」ようになる。
すると脚の重さが感じられ自分の脚というよりも道具を操っている感覚になる。
これが中々面白い。
歩きの中で発見したこの感覚で走ってみたいと思うのは当たり前の感情だろう。
まずは歩く時は毎回、この感覚であるけるように意識するようにして、
そこそこ歩けるようになるのに、大体1ヵ月くらいかかったらしい。
母指球での着地を意識するとX字状に足が振り出され、X字状の振り出しを意識すると前着地がツラくなり着地が真下に近づくという好循環なう。いずれはX字状は腹で意識するだけで、実際の動きとしてはただ足が前に出るという風になるような気がしてる。これを歩きから走りに落とし込みたい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) February 2, 2023
そしてある程度走りに取り込めるようになるのに更に1ヵ月くらいかかった。
胸の下から足が生えている感じで、その足が時計の振り子のように振られていて、その軌道が楕円を描いていて、ペースが上がるにしたがってその楕円が細長くなるイメージで最近走れている。この振り子の動力は体幹にあって足は道具のように感じられる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) March 8, 2023
このツイートだと毎回そんな風に走れてるニュアンスだが、
現状としてはこの感覚が出ることを目標に走っていて、
走りに出れば、大体1回はこの感覚が出てきてくれているという感じだ。
なので今は意識さえすれば、この走りが出来るようになることを目指していて、
やがては意識しなくても出来るようにしていきたいと思っている。
『着地直前の間』もこんな感じで体得してきたので、
同じ流れで上手く走れるようになるといいなと思う。
脚が時計の振り子のように「勝手に」振り出される感覚があると、
自分の脚なのに道具を操っているように感じられる。
これがウルトラ後半の脚が売り切れてからの効率的な走りに近い気がする。
「何でこの走りが最初から出来ないかなー…。」と何度思ってきたことだろう。
それが今、自分の手に入りかけている!
なんか凄いことが起こっているのかもしれない。
と言っても現状は速いわけでもなく、遠くまで走れるわけでもないので、
何の説得力もないが、
とりあえずは、以前と同じくらいにはこの脚振りで走れるようにしたい。
まずはこの動きの持久力を高めたい。
以前のように、
月間300㎞とか1週間で100㎞をムリなく走れるようになったら、
また100㎞チャレンジして、最長距離も伸ばしていきたい。
そうして100マイル(160㎞)走れるようになれば、
日光街道140㎞を一気に走破というのも現実的な目標になると思うんだよな。
色々と今後が楽しみだ♪
にほんブログ村
母指球からの着地 [ランニング]
記事『1月まとめ』・『2月まとめ』で書いた通りなのだが、更にまとめてみる。
前足部からの着地(フォアフット着地)というと、
小指球から着地して母指球側に徐々に(と言っても一瞬だが)体重を乗せていく、
というイメージでずっと走ってきたのだが、
雪駄で歩いている時にふと、
母指球→小指球→踵を踏む
という順序の方が自然なのでは?と感じることがあった。
今日雪駄で歩いててふと思ったんだけど、前足部からの着地の場合、母指球→小指球→中足部→踵の方が自然な動きなんじゃなかろうか?踵からの着地と丁度真逆な感じで。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 26, 2022
それが去年の年末ごろ。
で、この着地を試している内に衝撃の事実を突きつけられる。
小指球の接地の際に斜めに衝突する感じになっていることに今更気づく。靴で足が窄まっているせいかな。靴で走らなくなった原因がコレなんだが全然直ってなくて愕然。最近至らなさばかり目立つような気がするけどそれも成長の証。コツコツやってこう。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) February 25, 2023
小指球にしっかりと体重を乗せれていなかったことが判明!
足のアーチが窄まったまま、小指球の外側の側面が着いて
(アーチを広げて衝撃を緩めるのではなく、)
アーチを更に窄める感じで着地衝撃を受けてめていたのだ。
その兆候は4年前の81㎞走で撃沈した時にも現れていた。
↓小指球の外側に水膨れが出来てしまった。
この時の検証では、「小指が使えていないから」という理由でそうなったと思っていた。
がしかし、何故、小指が使えていないか?まで思いが至らなかった。
ちゃんと小指球に体重を乗せることが出来ていないから、
小指も使えない状況が生まれていたのだ。
いくら足指をグーパーしても改善されないハズだ。
この4年間、上手く誤魔化してきただけだったんだなー。
いざ気づいてみると、
今まで普通にやってきたこの着地の仕方に違和感を覚えるようになる。
良い傾向だ。
で、しっかりと小指球に体重を乗せようとすると、
まだまだその筋力や神経が発達していないので長い距離は走れずに、
せいぜい1日に10㎞、それも何日か間をおいて走るのが精一杯だった。
それが1月の92㎞、2月の113㎞という走行距離になってしまった。
3月に入ってからは多少小指球に体重を乗せられるようになってきたらしく、
久しぶりに10㎞を超えて走ることが出来るようになってきた。
人間本来の走りを取り戻しつつあるのかもしれない。
しかし、まだまだ小指球に乗りきらない感じはある。
だからそれを誤魔化すとうか補うために踵も着いて走らざるを得ない。
そう!まだ踵を踏めていないのだ。
(踵を踏むとは、記事『【宮本武蔵】踵を踏むということ【五輪書より】』参照)
この記事は理論としては合っていると思うが、実践が出来ていなかったのだ。
至らないことばっかりだな…。とも思うが気づけたのが成長の証。
コツコツやっていこうと思う。
やがて小指球に体重がちゃんと乗せられるようになれば、
踵も踏めるようになるし、身体のバネを使えるようになるだろう、
ということで楽しみにしている。
こんなことを考えながら母指球からの着地を試しているわけだが、
これが中々難しい、というか着地地点が割とシビア。
前後に関しては、着地直前の間が取れていれば大丈夫。
問題は左右の誤差があまり許されないということ。
母指球から着いて、
自然と小指球側に体重が逃れる感じに移る地点に着地しなければならない。
外側(右足なら右側)にズレると小指球側に体重が乗らないし、
内側にズレると今まで通り小指球の外側で斜めに体重がかかってしまう。
路面状況によっても微調整が必要になってくる。
フラットな路面なのか、右下がりの路面なのか、左下がりの路面なのか、
右足の着地地点は右下がりだが、左足の着地地点はフラットだったり、とか。
この辺は、頭で考えるより場数を踏んで(ということは距離を踏んで)、
身体に覚えてもらっていくのが結局早いのかな、と思う。
これらの事を主に考えながら(というか感じながら)最近は走っている。
するとX字状の足振りという感覚も出てきたのだが、それはまた別記事にしたいと思う。
では。
母指球での着地を意識するとX字状に足が振り出され、X字状の振り出しを意識すると前着地がツラくなり着地が真下に近づくという好循環なう。いずれはX字状は腹で意識するだけで、実際の動きとしてはただ足が前に出るという風になるような気がしてる。これを歩きから走りに落とし込みたい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) February 2, 2023
にほんブログ村
山手線一周走ってきたよ [ランニング]
いつでもやめて電車で帰れるとう気軽さや、
一駅間が短いので、とりあえず次の駅へとモチベーションが保ちやすい、
というメリットを感じた。
距離は42㎞弱とフルマラソンと同じくらい。ルートのとり方によって結構変わる。
ナビとかは使わず今までの経験と勘をたよりに走ることにする。
スタートは東京駅。
山手線一周してくる。 pic.twitter.com/XcK6JYq3qC
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
今回は時計回りということで、
有楽町・新橋・浜松町・田町と南下してゆく。
一駅毎にツイートしていこうかと最初は思っていたけど、
時間がもったいないなと4駅毎に載せていくことにした。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
一駅にひとつなんか象徴的な写真撮りながら走ろう!と思っていたけど、
調子が良くなくて有楽町での太田道灌の銅像を探す余裕もなく、
新橋でSLを撮ったくらいで走りに集中しようとなってしまった。
高輪ゲートウェイ・品川・大崎・五反田。
品川で東海道をお別れ。大崎駅周辺の道がわかりづらい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
目黒・恵比寿・渋谷・原宿・代々木。
五反田から目黒への上り坂が長くてキツかったな。
恵比寿へは下り坂で目黒という土地は高台にあるのだなと実感。
山手線沿線で住むとしたら目黒が安全なような気がした。
渋谷では再開発が進みすぎてかつての土地勘がまったく役に立たず。
恵比寿駅の画像は保存されてなかった。残念! pic.twitter.com/Kwg3DlOZnq
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
新宿・新大久保・高田馬場・目白。
渋谷でもそうだったけど人が多いターミナル駅周辺では歩くのも大変。
新大久保を過ぎてから「次のセブンイレブンで昼飯買うんだ♪」
って思ってから中々コンビニが現れないのはいつものことです。
高田馬場を過ぎて神田川へ下った坂の下のセブンで昼食ゲット!
目白への上り坂を歩きながら、あんぱんと稲荷ずしを食す。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
池袋・大塚・巣鴨・駒込。
山手線の左上ゾーンに入って、そろそろゴールを意識し始める。
でも一駅一駅ひとあしひとあしの精神で進んでいく。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
田端・西日暮里・日暮里・鶯谷。
ああ!あの道があそこでこの道につながるのか!
という発見があって中々面白かったゾーン。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
上野・御徒町・秋葉原・神田。
上野駅まで来て何だかホッとした。もう少し!
秋葉原から川を越えて神田に入ってからはウィニングランみたいな感じで走る。
夕方になって薄暗くなってきて飲食店の明かりが温かく感じて、
1日走って来た自分をたたえて迎え入れてくれるように錯覚する。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
んでゴール。
半分も行かない目黒付近でツラくなっていたので、
新宿でやめようとも頭にちらついていたけど、
最後の最後は楽しく走れていたのが不思議。
ツラい所でやめてしまうのはもったいない事なのかもしれない。
ごおる。 pic.twitter.com/j5wQAGDK3g
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
山手線一周してみてフルマラソンにも満たない距離だったので、
調子に乗って50㎞まで走ってやるぜ!とおかわりしたら、
またツラいのが復活した上に便意をもよおして漏らしそうになったのは内緒です。
丁度良いところで終わらせるのも大事ですな。
これも経験。
でもまあ今回走ってみて、
お手軽に挑戦できる50㎞ウルトラのコースが出来たのが良かったかも。
足が売り切れてからの走りが序盤から出来るようになってきた!
と最近思い始めていたんだけど、
自分が思っているほど出来ていなかったというのが確認できた。
まだまだ足を使っていたのだ。もっと腹から動かねば!
ちょっとショックだったけど今回のランニングの収穫だったと思う。
にほんブログ村
走って武蔵御嶽神社へ2022 [ランニング]
今週の土曜日に御岳山に行けることになった♪ 今年は最低100㎞出来たら自宅から往復120㎞全部走れたらいいなと思う。ワクワクドキドキ。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 23, 2022
昔からの走りからオサラバ出来ると調子に乗っていたのかもしれない。
以前の走りに違和感を持てるようになってきたらしい。その違和感に気付くと何を修正すれば良いかがほぼ分かるといった具合。俺のお師匠さんはこの身体♪
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 25, 2022
走り出しは調子良かったのだが、
40㎞地点で予定してた第一エイドが30㎞地点に前倒ししてしまい、
御岳山に入ってから歩きながら食べるハズだったおむすびも40㎞地点から消費し始め、
明日の補給食の玄米芋ごはん。 pic.twitter.com/eMizdUKMv4
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 25, 2022
帰路の苦しい時のお守り替わりのラミーも50㎞行かずに手を付ける始末。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 25, 2022
御岳山の登山道に辿り着いた時には自分の足で頂上の神社まで歩く気力ななくなっていた。
午前2時にスタートして社務所が開く8時半ころ頂上に到着予定だったのに、
2時間半も遅れてしまう。
DNF 。今日はダメダメダだった。 pic.twitter.com/ucCyaaeGJ6
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 26, 2022
心拍はたいして上がっていないのに息切れがしてしまう。
何かがおかしい。
その何かは分からないが原因は分かっている。
最近の不摂生が祟ったのだろうと思う。
ストレスを言い訳にしてジャンクフードで酒を飲む日々が続いていたからな。
走るのもサボりがちで、
11月はこの2日前の22日までで9日で113㎞しか走ってい状況。
でも10㎞までなら良い走りが出来ていたので油断していたのだろう。
この撃沈を機に節制に努めてしっかり身体作りをしていきたい。
一応データ。
こんなダメダメな自分でもお山の神様は快く迎えてくれましたよ。
お参り終了。電車で帰る。 pic.twitter.com/Gob3zT9VK7
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 26, 2022
山の紅葉はギリ間に合った感じかな。 pic.twitter.com/tqqJLSMJqQ
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 26, 2022
今日頂いてきた御札とお守り。 pic.twitter.com/qGXNqKHeig
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) November 26, 2022
ありがたい。
今回の撃沈は不摂生と新しい走りの持久力がまだついていない、
という二つの要因があったのだろうと分析。
新しい走りについては、また別記事にしたいと思う。
にほんブログ村
5代目ワラーチ作ったよ [ランニング]
新しいワラーチを作ってみた。
5代目ワラーチも基本はマンサン仕様。
4代目までのワラーチを参考に自分なりに2つほどいじってみた。
ひとつは鼻緒からの紐を二重ではなく1本にして軽量化。
結び目は着地の邪魔にならないように指のちょい上にくるように。
軽量化というよりは肌に接する部分を少なくした。
これによってちょっとしたストレス軽減になっていると思う。
軽量化もできてるので肌に当たる圧も少なくなっている。
草鞋(わらじ)型にすることによって足指の自由度を上げて軽量化もできるのだが、
汚い便所に入る時に躊躇してしまうので、今回はノーマル型とした。
そしてふたつ目は、
これまた鼻緒からの紐を中足骨を跨がないように沿わせるようにしたこと。
下駄とかでは気にならないんだけど、
ワラーチの場合、中足骨を斜めに跨いだ紐が何となくストレスに感じる時がある。
偶然、親指の中足骨に沿わせるようにして履いて走った具合が良かったので、
それ以降、紐はそのように調整するようにしている。
と、まあ拘ったのはこの2点。
試しに走ってみたところ、新品のビブラムシートが硬く、
路面状況を足裏で把握できないのが逆にストレスに感じてしまった。
これは今までに無かった感触。
それもそのはず新しいワラーチは3年ぶりで、
今履いている3代目4代目ワラーチの走行距離も5~6000㎞いっていて、
穴が開くほど薄々な状態で、それに慣れてしまっていることもあると思う。
踵に遅れること約500㎞で前足部にも穴が開いた。ガレたアスファルトでなんかチクチクすると思ったんだよね。画像2・3枚目は修理して500㎞走った現状。さて前足部の穴はどう対処すべきかな。下手に修理したら怪我しそうな気がする。 pic.twitter.com/wly7o0vPu5
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) September 14, 2022
なので新しい硬いワラーチに慣れるまでしばらくかかりそうだな、と思っていたら、
意外と50㎞も走らないうちに違和感は無くなってしまった。
これは良いことでもあり悪いことでもあると思う。
と、まあ問題なく5代目に代替わりできそうなので良しとしよう。
しばらくは3・4代目の薄々ワラーチと交互に履いて走って、
どっちでも違和感なく走れるようにしておきたい。
さて、新しいワラーチでどこまで行こうかな?
にほんブログ村
【心地よい】ピストンか回転か【足の運び】 [ランニング]
猫背が改善されてきたことで走っている時の姿勢が良くなってたことによって、
自然と「コレだ!」と思える足の運び方が見えたのでメモ代わりに残しておこう。
「どっちでも良いと思っていた」というのは足の運びのことで
ピストンを意識して上下に動かすのが良いのか回転させるのが良いのか、
2年前から着地の時の遊脚の位置を意識するようになってから、
ちょっと気になるようになっていた。
「胸を出して走る」ということを今年の3月くらいからやっているのだが、
胸部がほぐれてきたことで、
黒人ランナーのような姿勢が取れるようになった(気がしてるw)。
胸を前に出して前傾姿勢でクルックルと足が回るアレだ。
やべー。今日は初めてアフリカンな姿勢で走れてた気がする。第三者から見たらわからないけど自分の中ではそんな感じで気持ち良く走れた♪もうちょっと足を上げれば地面からの反発も増して速く走れそう。なんでさっきやらなかったんだ…と思うが再現は割で出来そうな気がしてる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) September 3, 2022
そして果たして再現は出来た!
昨日は再現出来なかったアフリカンな姿勢でのランニングが今日は再現出来た♪軽い下り坂の場面だけだったけど。足の意識はピストン、でも勝手に足が回転してくる感じが面白い。ピストンか回転か、どっちが良いのだろうと思ってたけど、こういうことだったのか!
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) September 6, 2022
ツイートした通りなのだが、
胸を前に出して足をピストンさせるイメージで動かすと、
勝手に足がクルックルと回転し始めてくれる。
でも意識としてはピストン運動を続けているという状態。
たぶん、ここで足を回そうとするのは違う気がする。
あくまで意識はピストンで「勝手に」足が回るのが良いのだと思う。
何故なら、これが心地よいというか面白いというか興味深いというか、
要は身体が喜んでいるからだ。
これを意識すると楽に軽くスムーズに速く走れてしまう!
気分はキプチョゲ♪でも足元はワラーチ!というのも面白い。
しかし、しっかりと息も上がってしまうので、長い時間はまだ出来ていない。
最初に出来た時は赤信号で止まる場面が多かったので、
息が上がったら止まって落ち着いたら走り出すといったように、
インターバルとかファクトレク走みたいな感じで、
この走り方に取り組んで精度を高めていくのが良いのではないかと思っている。
胸を出して走るということをやってきて約半年。
最初の頃と今現在とでは何が違うのかというと、胸部の柔軟性だと思う。
そのうち記事にしたいと思っているのだが、
2週間前から敷布団をやめてゴザを敷いて寝るようになってから、
胸やら背中の凝りが取れて柔軟性が出てきたと感じている。
胸部が柔らかくなってきて胸の出し方が意識せずに変わって、
アフリカンな姿勢が取れるようになったことによって足が回り出した、
というのが事の顛末なような気がしている。
久しぶりに新しい感覚が出てきたので、
しばらくはこれを味わいつつ楽しく走っていきたいと思う。
にほんブログ村
身体が猫背を許してくれなくなってきた その2 [ランニング]
この1週間で4度、ここ3日連続で猫背の頂点の凝りで夜中に目が覚める。その度にヨガの猫のポーズをとったりフォームローラーでゴリゴリ伸ばしたりしてる。身体が変わりかけていると推察。この凝りが抜けてくれたら滅茶苦茶スッキリするだろうな。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) August 3, 2022
猫背に関しては3年前に克服したつもりだったけど、
(記事『身体が猫背を許してくれなくなってきた』参照)
まだまだ昔の悪い癖は抜け切れていなかったらしい。
この時は一応の形だけは修正できていた、ということだと思う。
形だけは修正できたけど「力み」は取れずに慢性化したまま放置されていた。
気づきもしなかったから仕方がないと言えば仕方がなかったのかも。
この「力み」が『天狗芸術論』の気の解き方を実践してから取れつつある。
いままでゴリゴリに凝り固まっていた時は痛みさえ感じられずにいたのが、
ほぐれてきた過程で凝りや痛みを感じられるようになってきたのでは?と思っている。
走っている時や普段の生活の中でよくよく観察してみると、
腹に力が入っていない時に猫背の頂点の力みが出てしまうということに気が付いた。
腹に気が充満せずに気が上がってしまい胸部の猫背の辺りで滞ってしまう
というのが原因だと考えている。
このことは記事『【映るとも】天狗芸術論・猫の妙術【月も思わず】』を
書いた時に気づいていたはずなのに…。
これで「腹に気を満たす」ということの重要性が体験を以て知る事ができたので、
今度こそは本腰をいれて精進していかなければ、と思う。
何かが悪くなって痛みや凝りの症状が出たのではなく、
良くなる経過の中で今まで感じられなかったものが感じられるようになってきた、
だけのことなんだろう。
今は身体の変わり目で、脱皮しつつある状態と言えるのかもしれない。
苦しいけれど、もう脱皮するしかなく後戻りが出来ないという状況だと思われる。
どうにかこねくり回して古い殻から抜け出さなければいけない。
難しいことは無いはずだ。今まで通りラクを追求し続ければ良いだけなんだから。
にほんブログ村
【最新の】フローへの入り方【非科学】 [ランニング]
実感としてフローへの入り方が見えてきたので報告したい。
きっかけは8月21日のランニング。
昨日のランニングで、この時と同じ場所でフローに再び入りかけた。 https://t.co/yLYKY9rnXG
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) August 11, 2022
ここで一つの疑問が生じた。
フローに入りかけたんじゃなくて熱中症になりかけただけではないのか?と。
確かに今年の夏は暑すぎる。(←なんか毎年言ってんなーw)
そしてフローに入れそうと思ったシチュエーションは無給水10㎞走の8㎞地点、
ということで中々しんどい場面ではある。
フローに入っても熱中症で意識が飛びかけてもおかしくない状況だ。
ということで同じコースをまた同じように走ってみた。
残念ながらフローに入るといった兆候は見られなかったのだが、
過去2回フローに入りかけた場所というのが、とても上手く走れる所だった。
ということを確認することが出来た。
この「とても上手く走れる所」というのが重要で、
軽い上り坂が終わってほんの僅かに上っている、という路面状況だったのだ。
走っていると路面状況は刻々と変わる。
目に見えて上ったり下ったりしている路面だったら対応はしやすいが、
平地から分からないくらいに僅かに上っている路面状況で、
平地と同じように走っていると、
着地直前の間が取れなくなってくる。
それに気づけなければ、やがて前着地になって以前の苦しい走りに戻ってしまう。
僅かな下りからの平地でも同じことは起こるし、
逆に何か上手く走れてるって時は平地から僅かな下りだったり、
僅かな上りからの平地だったりする。
この「何か上手く走れてる」っていうのが、
ここ最近フローに入れるんじゃないか?!という感覚と関連付いていることに気が付いた。
上手く走れているから興味を持ってより走りに集中できる。
集中できているからより上手く走ることが出来て更に集中できる。
そしてフローといわれる超集中状態へ。
となっていくのでは?というのが今回の経験から導き出した答え。
決して熱中症ではなく、確かにフローに入りかけていたのだと思う。
だとすれば、ランニングでフローに入るにはどんな路面状況ではそれに対応して、
上手く走る技術が必要だということだ。
ここでふと思う。
ん?待てよ。上手く走れるようになるために効率的になるからフローに入りたいのに、上手く走れないとフローに入れないとなると道のり遠すぎぃー!もうどんだけぇー!走ればいいのやら。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) August 12, 2022
何事も上達まで1万時間必要だという話もあるし、
(キロ6分で走ったとして10万㎞(只今の総走行距離2万㎞ちょっと))
鍛錬には30年くらいかかるという「五輪書」の教えもあるし、
(走り始めて今年で8年目)
やはりコツコツやっていくしかないんだなー、と思う。
だがしかし、フローへの入り方が割と具体的に分かったのは大きい。
(メッチャ上手く走れば良いだけ!)
一瞬だけのフロー体験をしたことでフローに興味を持ったのが3年前。
そしてフローへの入り口のニオイを感じ始めたのが1年前。
こうやってフローに入っていくという道筋の実感を得た今年。
中々良い進捗具合だと思うのだが、どうだろうか。
総走行距離が10万㎞を達成する前に日常的にフローに入れるようになれれば、
儲けものじゃないか(ブレークスルーくるーぅ?)。
それが叶わなくても10万㎞も走っていれば、そこそこのレベルには達しているだろう。
楽しみでしかない。
関連記事
【ちょっとフローに】超人の秘密その1【入ってくる】
【「苦闘」】『超人の秘密』その2【を受け入れるよ】
【ひとっフロー】超人の秘密その3【浴びてくるぜ】
にほんブログ村
一本歯下駄を履いたら体幹が動き始めたよ [ランニング]
家の中だけで主に台所仕事をしている時だけ履いてきて、
大体5ヵ月経った6月くらいから色んな場面で体幹で動けているという感覚が出てきた。
やったぜ、いえい。
メルカリで購入する際に女性用ということは承知していたが、予想以上に小さかったw
踵が丸まる出てしまっているけど、実用上はまあ問題はない。
高さは10㎝くらい。
最初に恐々と乗ってみたところ(履き物というより乗り物感が強い)、
意外とすんなりと立つことができた。
しかし、立ち続けるとなると難しい。
歩くのは普通に出来る。
いきなりお外で履くのは怖いので家の中で使用して様子を見ることにした。
台所仕事する時だけ1日合計で1時間~1時間半くらいだろうか。
包丁や熱湯を扱う時は慎重になるのだが、
お醤油をちょっとかけるとか、オリーブオイルをサラダに回しかけるとか、
精微な作業の時に油断してると、よろめいてドボドボーとかけてしまうので注意が必要だ。
問題はやはり立ち続けるのが難しいということ。
最初は力づくでどうにかしようとするのだが、
そういう時は大抵足先の小さい筋肉を使おうとして、どうにもならない。
バランスを上手く取ろうとすると体幹を使わざるを得ないのだ。
だがそれが良い!
言わば体幹矯正ギプスと言い換えても過言ではない。
そんな一本歯下駄を毎日履き続けて5ヵ月ほど経過すると、
履いていない時でも体幹で身体をコントロールしてる!と気づく瞬間が出てきた。
上手く言えないのだが、明らかに身体の動かし方が変わってきた。
というか今までは身体を動かしてなかったのかもしれない、と思えるほど。
走っている時にも、それを感じることがある。
まだまだ、この体幹が使えている感覚というのが出始めたばかりなので、
それがどう走りや他の動きに影響するのかは何とも言えないけど、
良い方向に向かっているという期待感しかない。
最初に一本歯下駄に乗った時に体幹を使わざる得ない感じを味わって、
「あぁ、もっと早くに導入していれば良かった!」
と思ったのが間違えではなかったと実感することができて良かった。
更にこれが走りにどう影響したのか、していくのかを説明出来るように精進したい。
外出用にサイズを合わせたのをもう1足導入してみたいなと思い始めている。
にほんブログ村
【ギリギリ】疲労骨折しかけたぜ【セーフ?】 [ランニング]
しっかり動きを見直して改善してもう心配ないと思っていたのに、
日課になっている足のストレッチの最中に、
左足の中指と人差し指の間をグリグリしてたら中指にピキーンと痛みが走った。
ヤバい痛みのヤツだ!
瞬間的に骨だと理解した。
試しに上から押してみる。
痛くなーい!
どうやら、左足中足骨の人差し指側の側面が患部らしい。
まだ折れてはいないけど、このまま走るのは危険と判断。
4日ランオフしてグリグリしても痛みが無くなったのでラン再開。
5日で4回60㎞走った所でまたグリグリした時に痛みがぶり返した。
そして再び3日ランオフして痛みは消えた。
走りながら原因を探ってみる。
右足を疲労骨折した時のように地面を押すということはあまりしていない。
ちょっと前気味に着地しているのは自覚しているけどそれは右足も同じだし、
それを言うなら右足の方が効き足である分強く使っているので、
左足に負担がかかるというのが解せない。
なんて思っていたところ、左右差を考えるようになった。
いつも周回コースを左回りばかりで走っているので、
左に曲がる時に身体の左側が少し窮屈に感じることがある。
それと最近、ラン後に右の腹斜筋に張りが出るけど左は出ないのが気になっていた。
この辺の所を意識して生活していたところ、
どうやら左の方が腹圧のかかりが弱いかもしれないと気が付いた。
おお!これかも知れない!
つまりは左の腹圧が弱いためにサスペンションが効いていない状態になって、
その負担が左足の中指の中足骨にきてしまったのかも。
う~ん、こんな故障の仕方もあるんだな。
腹圧に左右差があるなんて考えてもみなかったよ。
対処としては、左側にもしっかりと腹圧をかけるということと、
左回りばかり走らないで右回りで走る機会も作るといいうことで良いだろうか。
まあ、これで合っているかは分からないけど、とりあえず意識してやってみる。
「胸を出して走る」ようになってから少しペースが上がって、
普通にキロ4分台で走れるようになってきているので、
弱いところに負荷がかかりやすくなっているのかも知れない。
この一連の流れを成長の一過程とみて、
慎重になりすぎずに、かといって大雑把にならないようにしたい。
『五輪書』でいうところの「鼠頭午首」、
イタリア人映画監督風に言えば「天使のように大胆に、悪魔のように繊細に」、
といったところだろう。
去年の右足の疲労骨折の後は、多くの気づきで成長させてもらったので、
今回も多少なりとも、何らかの気づきをもたらしてくれることに期待したい。
にほんブログ村