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「動きではなく力を見る」を実践してみた [ランニング]

先週、ちょっと体調不良があってのランオフ中に、
走る代わりに以前見たランニング系の動画を見直していたら、
「おっ!コレは!」と思う所があったのでご紹介。



この動画は以前に「着地の瞬間の遊脚の位置」に注目して記事にさせてもらったのだが、
当時はスルーして気づかなかった重要な考え方だなと思ったのが、
「動きではなく力を見る」ということ。

これを実際に走る時に意識してみると、
上手く走れている時には実践してたわ!とちょっと興奮した。
上手く走れている時というのは「玉乗りするように走れてる」時のことだ。

玉乗りの感覚で走れている時はバランスを意識しているようで、
というかバランスを意識するということは「力を見る」ということなのかも。
着地の際に地面からどう力をもらってどう利用しているのか、に集中する。
すると上手く力を利用できていない時は余計な力が入ってしまっている。
その原因が腰が引けているからなのかとか、胸を出せていないからなのかとか、
理由が見えてくるので修正をする、というようなことが出来るようになる。

自分の中ではコレって凄いことなのではなかろうか!と思っている。

そして副次的に良いことが起こるのも発見した。
「力を見る」ことで余計なことを考えることが無くなるということだ。
たぶん、「力を見る」ということは右脳が得意な分野のお仕事なのだと思う。
その右脳が優位になると(言葉で、つまりは左脳で)考えるということが抑えられる。
すると余計な動きに気を囚われなくなる。
するとすると更に「力を見る」精度が上がっていく。
というように良い循環が生まれる。

この循環が上手くいくと、フローにも入りやすくなるのでは?という手応えも感じている。
もしかしたら今後はフローに入るために「力を見る」ようになるかもしれない。
だがしかし、走る度に毎回とか全区間において「力を見」れているわけじゃないので、
まずは毎回、そしていずれは走っている間はずっと「力を見る」ということが、
当たり前に出来るようになっていきたいと思う。


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【宮本武蔵】踵を踏むということ【五輪書より】 [ランニング]

足のはこびやうの事、つま先を少し浮けて、きびすをつよく踏むべし。

宮本武蔵の五輪書に書かれているこの言葉、
分かるような分からないような感覚だった(つまりは分かっていなかった)のだが、
フォアフットでの着地の経験が増えるにつれて(出来るようになって2年くらい)、
恐らくこういうことじゃないだろうか、という気になったので書き留めておく。

去年、右足の中足骨を疲労骨折した時に、
前足部で必要以上に地面を押してしまうというクセがあることに気が付いた。
(記事『【原因と】疲労骨折?してるかも【対策】』参照)
この前足部で地面を押してしまうのを防ぐために、
「踵を踏む」というのをいつの間にか意識してやるようになっていた。
踵を踏むことで前足部に余計な仕事をさせないようにできるのだ。
と同時にバネが利用できるようになる。

前足部で着地すると足首が背屈しきって自然と逆に戻ろうとする。
そのタイミングで踵を踏むように意識するとバネが効くようになる、といった感じ。
足底のアーチ、アキレス腱、ふくらはぎ、ハムストリングくらいまでは連携してくれてそう。
更に「腹を張る」(これも五輪書に書かれてる)ことで大腰筋群のバネも利用できえるかも。
更に更に身体の縦横アーチを作ることで全身のバネが効いてくる!?
ようになれるのではないだろうか、と思っている。

でもまだそこまでビヨーンビヨーンとバネが凄く効いている感じはしていないのだけれど、
理屈としては合っていると思うんだよね。
今後、この踵を踏むタイミングとバネを活かすべく脱力が上手くいけば、
こんなにラクに速く走れていいのだろうか?というところに行けるような気もする。
このような時はバカなくらいに素直にそういう期待に従って楽しむのが良いだろう。

今の所はまだ前足部での押し込み防止が主な目的でやっているけど、
ある程度この動きが出来るようになってきたらバネを効かすのを目的に、
五輪書にあるように「強く」踵を踏むことを意識していこうと思う。

P2213586.JPG

宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)

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  • 作者: 宮本 武蔵
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/01/17
  • メディア: Kindle版




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【読んで】限界を乗り越える最強の心身【みた】 [ランニング]

IMG_20220211_164133426.jpg

訳は丁寧で読みやすく内容もとても良いのだけれど、
タイトル詐欺と言われても仕方ないんじゃないかと思う。
「チベット 瞑想」で検索して皆さんのレビューを見て購入してみたのだが、
知らずにタイトルだけを見てたら恐らく読むことはなかっただろう。
「最強」という表現が少年ジャンプ的で内容とそぐわないように感じた。

本の内容はというと、
チベット高僧が瞑想とランニングについて教えてくれるという。
禅の世界には「歩行禅」なんてものもあるし、
ランニングをしながら瞑想もついでにできたらいいな、
という邪まな考えで読み始めたら、その考えは序盤で否定されたw
(ちなみに訳者も同じ勘違いをしてたらしい。)
たまに、「ランニングが私の瞑想なんです」という人がいます。言っている意味はわかりますが、現実的にはランニングはランニングであり、瞑想は瞑想です。だからこそそれぞれ名称が違うのです。「瞑想がわたしのエクササイズです」というのと同じくらい、的確ではない表現なのです。


最後の一文でなるほどーと納得。
ということで、いちランナーが瞑想を学ぶといった感じで読んでみた。
結果、自分にとっては瞑想の重要性が理解できたので、とて参考になったのだが、
ランニングについても瞑想についても具体的に実践的な記載は少なく、
タイトルで興味を惹かれて読んだ人の中には期待ハズレだった人も多いかもしれない。
距離や速さを求めて限界を感じている人が読んでも直接参考になることは少ないと思う。

著者はチベット高僧でこの本を書いた時点で9つのフルマラソンを完走、
ということで瞑想をランニングに落とし込んでの解説してくれている。

6章に分かれていて、最初は瞑想とランニングの共通点と違いについて述べた後に、
瞑想やランニングの到達段階によって次の4つの章で、
その段階で大切なことを教えてくれている。

・タイガー 集中力を鍛える
・ライオン 走る喜びを知る
・ガルーダ 自らの限界に挑む
・ドラゴン 自我を見つめる

これらは段階を追ってはいるものの、積み重ねであり、
タイガーの段階があってこそのライオンの段階であり、
タイガーとライオンがあってこそのガルーダの段階であり、
タイガーとライオンとガルーダの段階があってこそのドラゴンの段階である、
ということを述べていて常に前段階に立ち戻ることを求めている。
この辺が[『BORN TO RUN』の「楽に、軽く、スムーズに」に似ているなー、と思う。
こういう自分で探っていく感じがいいだよね。
また「楽に、軽く、スムーズに」が出来れば必然速くなる、というのと似ていて、
これら4つの段階を経た上で最終章「風の馬(ルンタ)」のように、
他人のため、世界のために走るという段階に到達できるという。

何を言っているのかわからないだろうけどw
(説明下手でゴメンナサイ)
ランナーでありながら瞑想に興味のある人にはおススメの本。

自分としてはランナーとしてはガルーダの段階に居れてるかなという気がしている。
瞑想にも取り組んでみようかなと思わせてくれる内容だった。


限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング

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  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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胸を出して走る [ランニング]

始めに言っておくと、おっぱいを晒して走るわけじゃないので誤解なきよう。

なんかこの間、胸を前に出す意識で走ったら、
全てが上手くいくように走れたのでご紹介したい。


左の腰が屈んでしまっているのに気づいたので、
それを解消しようと左の腹を張って走ってみた。
すると上体が起きて後ろに倒れそうか感じになるので、
それを抑えようと胸を前に出してみると、
おお!意識しなくても前足部での良い着地が出来るじゃないか!
すると今度は、その前足部を使って地面を押したくなるので、
そうならないように踵を踏むと地面に居着かずに、
スムーズに離地できる!

というように魔法のように次々と勝手に問題解決されてくターンに。
(゚∀゚)キタコレ!! ブレークスルー来たんじゃないか?!!!
と、ちょっと調子に乗っております。

恐らくこれがずっと追い求めてきた「スムーズに」だろうという手ごたえがある。
この「スムーズに」の感覚を研ぎ澄ませていくと自然に速くなるだろう、
という予感もしてる。

今まで欠けてた大きなワンピースが「胸を出す」ということだったのかも知れない。
何故それを試してみたかというと、背骨の違和感があったからだ。


こんな経過で胸というか腹の上の胸部を前に出すということを、
日常生活の中でちょくちょくやっていた。
すると背骨の凝りというか気の滞りというか違和感はなくなってきていた。
「5ミリくらい前に出せるようになった」とかツイートしているけど、
多分胸の前面がそれくらい前に出るくらいで背骨自体はそんなには動いていない気もする。

こんなことを日頃やっていた最中だったので、
腹を張って上体が起きた時に「ちょっと胸を出してみよう」という気になった。
それがビンゴ!当たった!ラッキーマンだぜ!

今までも腹を張って走ることがあったけど、
(というか着地地点の上に腹を入れ込むように押し出すと言った方が近いか)
その際に上体が起きた時の対処法は、
腹圧をかけて体幹をまとめる」ということ。
体幹って書いちゃったけど、胴体と言った方が近いかもしれない。
この方法だと腹圧をかけるのに結構労力を使うので長い時間は難しい。

それに比べて胸を出す方法だと、腹圧は下腹のみで十分機能するし、
腹圧の範囲を上に広げる代わりに腹を張ればいいだけなので、とても楽。
しかも下腹以外の脱力もしやすいという利点もある。
良いこと尽くめなのだ。

ということで、この走り方で何回か走っている。
新しい感覚を得ると、次のランニングで再現できるか?っていう問題があるが、
今回は何故か再現ができるんじゃないかという予感があった。
果たして、再現は出来た!

しかし、10㎞前後まで。
それ以上を続けて走ると腹は張れても、何故か胸が出せなくなる。
この新しい走り方での(たぶんインナーマッスルの)持久力がまだまだ無いらしい。
なので今は、この持久力をつけるようにしようと思っている。
20㎞を週に5回走るよりも、10㎞を毎日走って姿勢の崩れがないように心掛けている。

これを続けていければ、
持久力が上がるのと同時に洗練されて効率も良くなって、
ウルトラの距離も今よりラクに走れるようになれるだろうと思っている。


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【ピンチは】新年一発目のランで故障【チャンス!】 [ランニング]

正月に60㎞走ろうと思って46㎞地点でDNFした際に、
左足の小指薬指の中足骨につながる骨の辺りを痛めてしまった。

大事をとって中2日で走りに出たところ、
ピンポイントで良い着地をしないと痛みを感じるので20㎞予定を10㎞でやめておいた。
お正月に根性出して50㎞とか60㎞を目指していたら大変なことになってたかも。
あの時の判断は正しかったらしい。

元々あった自分の動きのクセと北西からの強風が重なったのが原因だとみている。
その癖とは、左方向に行こうとする時に足先をそちらに向けずに、
左足の足先は真っすぐのまま強引に左方向へ向かって行ってしまうというもの。

普段のランニングではあまり問題にはならなかったけど、
今年のお正月の長距離走の時は、
北西からの強風の中で30㎞基本北上するルートで、
ほぼ常に左前からの強風に対応をしなければいけなかったので、
その悪い癖のまま、平常時で例えるとずっと左前に進んでいる状態だったと思われる。

無理な体勢のまま走り続けていたことになる。
そりゃー、故障するわな、という振返ってみれば当たり前の結果だ。

この故障で今やるべきことがハッキリした。
左足は特にだけど、足を外旋させる動きがとても苦手。
だから曲がる時には、
多少足に負担がかかっても足の向きを変えずに強引に曲がっていることが多い。
なので、方向を帰る時曲がる時にはその方向へ足を外旋させるのを意識するとしよう。

これを普段の生活の動きからも変えていって、外旋させる可動域も広げられればいいなと思う。
骨盤おこしトレーニングでネックになっていたのも、この足を外旋させる動きだ。

「足の外旋 コツ」でググったら「あさイチヨガ」の先生の動画が分かりやすかった。

元動画のリンクからバレエノートを見るのもおススメ。凄く丁寧で分かりやすい。

コツコツやっていくことにしよう。
故障したからと言って落ち込むことはない!
去年も疲労骨折のお陰で色々なコツを見つけてきたじゃないか。
ピンチはチャンス!とカネオくんも言っているし、
何度も言うけど「痛みは心地よい走りを教えてくれる」のだ(『BORN TO RUN』より)。
喫緊の課題が目の前に現れたのだ。
喜んで取り組んでいこうと思う。


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【風にやられて】2022年走り初め【DNF】 [ランニング]

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2022年の走り初めは2年前に正月に60㎞走したコースにしてみた。
この時は初めてフルマラソンサブ4ペースで、
それ以降は失速したものの6時間を切って60㎞走れた縁起の良いコース。

けれども、北寄りの向かい風が強く前半の30㎞は中々ツラい走りが続いていた。
往路は追い風で楽々走れるもんねー♪なんて思っていたのに、
いざ中間地点を折り返して南向きに走り出してみると、
それほどの追い風は感じられない。
何故だ!
身体も重い。何か補給すれば回復するだろうと、
40㎞くらいのセブンイレブンで中村屋さんのあんまんとコーンポタージュを補給。
しかし、あまり回復の兆しも見られないので、
鉄道の便の良い所まで走って今日は終わろうと決めた。
大晦日にちょっと飲み食いしすぎたのがいけなかったかなー。

2022年正月見沼大橋.png

良い走りは出来なかったけど、良い稽古にはなったと思う。
そう思えるようになったのと、撃沈する前に撤退できたことに成長を感じる。

追記
この日は走る前から疲れていたらしい。

2022年正月ボディバッテリー.png

でも飲み食いし過ぎた自覚があったから、
あんなに風が強い日に走りに行った側面もあるんだよな。
まあとにかく明日から節制だ!


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走り始めてからの総走行距離が2万㎞を越えたよ [ランニング]

ランニングを始めてから約7年。走行距離が2万㎞を越えた。
走行距離2万㎞.png
1万㎞を越えた時が3年半前だから、その時からのペースは変わっていないらしい。

地球1周が4万㎞というから、ようやく地球半周分走ったということになる。
ということは、ブラジルから「日本のみなさーん聞こえますかー?」って言えるってことか。
いやたぶん違う。
それにしても地球デケーな!と思う。

走行距離なんて気にしないって人も多いだろうけど、自分は気にする。
何だかんだ走ってきて、走行距離は経験値だと思うようになってきたからだ。
最近、無意識でやっていることを観察する時間が少しできるようになって、
「ああ、こうゆう時はこうやって身体が対応しているんだ!」と思うことがたまにある。

この無意識で対応してくれるということは、過去の経験から来ていて、
その経験が多ければ多いほど細かい選択肢が増えていくと感じている。
その選択肢が増えるということが習熟していくということだんだろうと思う。

1万時間の法則というのがあって、
「人が何かに習熟してスペシャリストになるのにかかる時間」
というのが1万時間だといことだ。
↓この本で言われている(訳に難ありらしいので原著が良いらしい)。


これは宮本武蔵が『五輪書』
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。

と言っているのと似ている。

これを勝手に解釈して、
1日10㎞キロ6分(1時間ってことね)で走るとして、
10万㎞の走行距離に達すれば1万時間に到達することができて、
ランニングに習熟してスペシャリストと言えるレベルになれるのでは?
なんて皮算用している。

2万㎞走ってきたということは、あとこれの4倍走れば一流になれるといういことだ。
走り始めて7年だから、このペースでいくとあと28年か…。
キロ6分より速くなってるしこれからも速くなるだろうし、
それに伴って走行距離もこれからどんどん増えるだろうし、
走り始めてから30年後には達成できるんじゃなかろうか(白目
(↑時間と距離がすり替わってますよーw)

でもまあ武蔵の言っている鍛錬が30年とすると大体合致するのは偶然か?
この時間的猶予に甘えることなく、
もっと上手く走れるようになれるといいなという原動力で精進していきたい。
「千日の稽古を鍛とし」て2回繰り返しているのは、ちょっと自信になる。

今年はやっと1日100㎞走ることができたし、数字には表れない成長も感じているので、
このままの感じで続けていければ、
いつか気がつけばとんでもない所に辿り着けるかも知れない、
なんて夢想している。

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疲労骨折完治した!よね? [ランニング]

今年の5月4日に右足中指の中足骨を疲労骨折して以来、
仮骨が吸収されたら完治したとみなして記事を書こう、と思いつつ、
中々その仮骨がなくならないので「完治した!」とは言えないでいた。
久しぶりに骨折箇所を確認してみると、ついに仮骨がなくなっていた!

いえい!

これで完治だぜ。ということでこの記事をやっと書くことができる。

まず疲労骨折をしてからの経過を振り返ってみる。

5月4日 
疲労骨折する。この時はまだ疲労骨折を認めていなかった。

5月15日 
ブログ記事でようやく疲労骨折を渋々w認める。

6月16日 
ランニングを再開する。1日おきに10㎞。

7月10日 
暑熱順化を理由に1日おきをやめ連続して10㎞ずつ走るようになる。

7月31日 
ちょっと涼しかったこともあり試しに15㎞走ってみる。

8月   
たまに患部に違和感が出るものの1日10㎞のランを淡々とこなす。

9月   
1日の距離を15㎞に増やす。疲労骨折のことはあまり気にしなくなる。

10月   
1日の距離を20㎞に増やす。念願だった1日100㎞を達成

その間の走行の記録がコレ。
2021年4月から10月.png

1日で100㎞走れたら治ってんだろ!と思うも仮骨があるように感じだったんだよなー。
で先週11月の第1週のとある夜に

この後ランオフしてから走ってみたら、どうやら問題なく大丈夫そうだった。
走行距離を増やした所だったので慎重になっていたのかも知れない。

もしかしたら、
この疲労骨折した場所がピンポイントが熱くなったのが完治したサインだったのかも、
なんてちょっと思ったりする。
「一応治ったけど、調子にのるんじゃないぞ!」
と身体が教えてくれたんだろうと理解しておこう。

とすると全治4か月ということになる。長いな。
6週間後には走れるようになって2か月後にはほぼ毎日10㎞走れるようになったので、
2ヶ月で治ったとも言えるし、何をもって完治かにもよるので何とも言えないな。

故障してしまったことは残念なのだが、
その原因と対策の考察が間違ってなかったらしいというのは喜ばしい。
もしかしたら疲労骨折してなかったらまだ100㎞走れていないかもしれないし、
人間万事塞翁が馬ということなんだろう。
これを教訓として、
一見マイナスなこともちゃんと受け入れて対処していけたら良いなと思う。

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【その5】100㎞走の総括【振り返り】 [ランニング]

100㎞を自分の足で走ってみて疲労が抜けた辺りから、
なんだか一皮むけたような気がしている。
脱皮してスッキリした感じ。何とも清々しい。
抜け殻の方にならなくて良かった♪
何かが変わったかあるいは変わり始めている予感。

最初に100㎞を意識して走ってから3年でようやく100㎞を走ることができた。
調べてみたら6回目のチャレンジだったらしい。
ちょっと過去の100㎞チャレンジをちょっと振り返ってみる。

最初は、
2018年5月のエア柴又。60㎞にエントリー。あわよくば100㎞と意気込むも撃沈して60㎞。

2回目の
2019年5月の見沼代用水では途中走れなくなり撃沈し全体の3分の1は歩いて81㎞。

3回目の
2019年12月の御岳山行きでは、麓にたどりつくも足が上がらず往復ケーブルカーを使用。
      ケータイを道中に落として+12㎞走る羽目になって合計72㎞。
4回目は、
2020年11月も御岳山行きで100㎞チャレンジ。現金を家に忘れてやる気を失くして64㎞。
      少し成長してケーブルカーは下りのみ使用。

5回目は、
2021年5月の御岳山行きで、疲労骨折して32㎞で終了。

そして6回目の今回も御岳山行き。ケーブルカーに乗ることもなく、
ようやく100㎞を走ることができた(一部歩いたけど多めに見てね)。

1回目のエア柴又は記念受験みたいなもので、それ以前でも50㎞以上走ったのは4~5回しかなかった。
60㎞を走りきるのがやっとで、実力通りの結果だったと今では思う。

2回目以降は失敗しながらもそれぞれ手応えは得ていたので、
いつかは100㎞走れるとは思っていた。
けど失敗を繰り返すうちに自分には無理なんじゃないかということも頭をよぎったりもした。

「成功とは成功するまでやり続けること」なんて言うけど真理だなと思う。
以前は屁理屈じゃねーか?と思ってたこともありました(幸之助さんゴメンナサイ)。

今回100㎞走れたのは良い条件が重なったまぐれ当たりかもしれない。
しかしまぐれでも手の届く所にいたということが重要。
少なくとも100㎞に対しての心理的な壁は無くなっただろう。
世の中には1番最初のマラソン大会が100㎞で完走しちゃっという人もいるらしいので、
走り始めて7年目、初チャレンジから3年での達成は遅いのかも知れないけど、
少しずつでも成長出来て楽しく走れているのが大切だと思う。

今後はこの100㎞の経験を増やしていきたい。
今60㎞走をするくらいの感覚で100㎞が走れるようになるといいな。
急に明日60㎞走ることになると困るけど、来週だったら調整して走れると思える。
それくらいまでになることが出来れば、神足歩行術にも少しは近づけるかなと思う。

IMG20211031132139_R.jpg
むふふ。

関連記事
【その1】100㎞走の総括【補給食給水編】
【その2】100㎞走の総括【装備編】
【その3】100㎞走の総括【ダメージ編】
【その4】100㎞走の総括【排便編】
【100㎞】武蔵御嶽神社に行ってきたよ2021【チャレンジ成功】



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【その4】100㎞走の総括【排便編】 [ランニング]

おむすびは焦っていた。
明日は100㎞チャレンジの当日だというのに、
ここ2日うんこが出ていなかったからだ。

100㎞チャレンジに備えて2日ランオフしたのがいけなかったのかも知れない。
今日これから5㎞でも走って身体を揺らせば、出てくれるだろうか?
明日の朝までに出なかったら1週間延期した方がいいんじゃないか?
もしこのまま出ないまま強行して路上で3日分のうんこを漏らしでもたら、
ただの事故では済まされないぞ…。

色んな思いが頭を駆け巡る。
がしかし、天は我に味方した!
前日就寝前に待望のうんこが出たのだ!



ということで100㎞チャレンジは延期することなく行われましたよ。
でもこの時に出たのは2日分には程遠く、半日分といったところだったので、
若干の不安をかかえつつスタートすることになった。

当日の朝もうんこが出なかったので、どの地点で催すのかはが最大の懸念。
16㎞地点のトイレでは余裕でスルー。
26㎞地点のトイレでも同じく余裕でスルー。
41㎞地点のセブンイレブンではあんまん2個を補給。うまー♪(←呑気だな)
46㎞地点の東青梅の公衆トイレもスルー。

今日1日大丈夫なんじゃなかろーか♪と思っていた矢先、
青梅を過ぎて山の香りが濃くなってきた所で、そろそろかな?という感じがしてくる。
55㎞地点のドラッグストアでチョコと水を購入した時にトイレを借りようと直前まで思ってた。
思ってたけど、店内に入って商品を探しているうちに忘れてしまう。
走り出してしばらくして思い出す。
確かあそこが御岳山までの最後のお店だったような…。
もう少し先に公衆トイレがあったハズ。距離はわからんけど。
とりあえず、その公衆トイレを目指して走ってゆく。
先を急ぐと中々たどり着けない気がして余計に焦ってくるな。
焦って意識すると余計にしたくなってくる人体の不思議。
お尻の穴をしっかり締めて走ると手足は脱力しやすいんだぜ、
と自分ひとりで誰もいないのに豆知識を披露して便意をごまかす。

500mくらい進むと(後で確認すると意外と近い!)、
駐車場とトイレと休憩用のベンチとテーブルがあった。
助かった!!!
そう言えば、去年通った時には何やら工事してるなーと思ってた所だった。
まだ新しく東屋と一体となった木を基調とした落ち着いた広いトイレ。
迷うことなく個室へGO!
便座に腰掛けた瞬間に「福男選び」の男達みたいに一斉に出た。いっぱい出た。
うん、待ち構えてたんだね。
で、スッキリしてお尻を拭いていると、また催して残りの便が出た。
そこのトイレはトイレットペーパーも備えられていたので助かった。
もし手持ちのティッシュしかなかったら2回分お尻を拭く分は足りなかっただろう。
当初予定していた公衆トイレで紙がなければ2回目のうんこは我慢してたかもしれない。
そうしてたら、また後半に一波乱があったかもと思うと恐ろしい。
以降、心置きなく100㎞に向けてチャレンジすることができた。

この駐車場とトイレ、緊急事態宣言が出ていた時には閉鎖されてたらしい。
危なかった…。
今回は、すべてにおいて運が良かったと思う。

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