6月まとめ [まとめ(月間・年間)]
6月の前半は暑熱順化と走りの変化が重なってかなりツラい走りが多かった。
最近キロ6分ペース10㎞だけで凄い疲れる。走り始めの序盤から撃沈直前の走りっぽい。脚が売り切れた後の走りが出来るようになった引き換えに脚では走れなくなったらしい。これはチャンス!のハズだが暑熱順化と重なってかなりツラい…。なる早で体幹で走る技術を入手しないと!とお尻に火が付いてる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 6, 2023
あまりにもツラい走りが多かったので6月は1日10㎞以上は走らない!
と決めてからは気持ち的にちょっとラクになった。
さらに「スキルだけでなく、あなたの細胞組織も順応させることになるんだ。そこで活性化させる筋肉は、生涯を通じてほとんど休止状態だったかもしれない」と続く。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 6, 2023
これらの言葉や直観を信じてコツコツ走っているうちに少しずつ良くなってきた。
母指球からの着地を意識し始めて約半年。やっと最近小指球にまともに体重が乗るようになってきた感がある。と同時に重心が後ろから腹側に移って来たように思う。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 9, 2023
小指球から着地をしようとすると地面を迎えに行って斜めに着きがち。
母指球からの着地をするとそれを防げて、
しっかりと体重が乗る角度で着くことができるようになってきた。
するとお腹の意識にも変化が現れてきた。
お腹の中には重心とエンジンとなる動力源とエネルギー源の3つの球があって、其々別々に意識しなければならないと感じた今日のランは10km。久しぶりにバテずに上手く走れた。上手く走れないと苦しむことになるから集中は出来てるっぽい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 13, 2023
これを感じたのはこの日だけだったのだが、
それは確実にある!と思えるので今後毎回のランで感じられ、
操作出来るようになりたいと思っている。
そして、
暑くなる前の午前中に10㎞。でも昨日の午後より暑く感じバテた。苦しい走りになってる時に左足を意識してみると割と強引に前腿の付け根の筋肉を使って踏み込んでた。コレか!と思う。最近の前腿の付け根の疲労の原因は分かった。対策は今後走りながら追々で。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 18, 2023
問題を発見し、
水曜日の昨日も10㎞。母指球からの着地が様になって来たと感じた。最初は着地の位置がシビアだと思っていた母指球からの着地だが、今思えば半年前は着地が雑だったのだろう。この1週間でひとつ峠を越えたような気がする。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 22, 2023
それを意識することで解決に向かうことができた。
昨日も10㎞。距離を伸ばそうかなと思えるようになってきた。苦しい走りに気づくと着地直前の間が取れているか確認。大体取れていないのでその原因を探る。身体を薄く・腹を入れ込む・胸を出す・踵を踏む等が出来てるか?これが上手くいってる。もう少し繊細になれば苦しい走りになる前に気づけるハズ。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 24, 2023
昨日も10㎞のラン。初めて全身を使って走れた感覚があった。そりゃあ疲れるよなと思うが、ちょっと待った!効率の良い走りの為に全身を使うのに疲れやすかったら意味がない。しかしその体力が付くのと動きが洗練されていけば効率的になるだろう。それまで根気強くコツコツひとあしひとあし。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 25, 2023
昨晩、寝返りを打った時に脚の道具感があった。これはかなり身体が変わってきたということじゃないかな。全ての動作でそうなるにはまだまだかと思うが、少しずつでも進歩していると感じられるのは嬉しく思う。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 26, 2023
今日も10㎞のランニング。いつもは一瞬で終わるひとつ上のギアの走りがちょっとだけ継続して出来た!いえい。汗かいて気持ちよく走れた♪
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) June 27, 2023
こんな流れで良い方向に向かっていると感じている。
走行距離の表を見ての通りペースは遅く全然回復していないように見えるが、
走りの内容はというと、確実に良くなってきているので、
焦らずコツコツひとあしひとあし走っていきたいと思う。
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【飯笹長威斎家直の】香取神宮参詣【お墓参り】 [その他]
佐原で伊能忠敬先生の偉業に触れて香取神宮へ歩いて向かう。
香取神宮の一の鳥居に辿り着いて、
そこから先に見える山が香取神宮だと勝手に勘違いして歩いていくと、
道は山を左に避けるように続いていて香取神宮まで1㎞の看板を発見した時は、
愕然とした。(大袈裟!)
もう着いたと思ってたのにぃー。
伊能先生とは正反対である。1㎞くらい頑張れよ。
(一応言い訳をしておくと、
この日は50㎞以上走ってこの地点で70㎞以上自分の足で移動していた。)
仕方なく歩みを進めると道路を挟んで山と反対側に田んぼの風景が現れる。
おお!いいですねー。田んぼに入る水の音も心地よい♪
と気分よく進むとほどなく香取神宮の赤い二の鳥居が見えてくる。
わーい♪やっと着いたー!
本来なら参拝を済ませてからのお食事タイムなのだが、
お腹が空きすぎていたので参道の蕎麦屋でざるそばを頂く。
うまー♪生き返る。
ということでお詣りしてこよう!
香取神宮は下総国の一宮。
日本書紀にも登場する武術の神様「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀り、
勝運・交通・災難除けなどにご利益があるらしい。
杜に囲まれ良い雰囲気。
本殿では結婚式がちょうど行われていて雅楽の音色が聞こえていた。
勝負をする予定もないので平和な世の中でありますように!
と南無南無しておく。
摂社もいくつかあり、目についた所ではお詣りさせていただいた。
その中のひとつに、桜大刀自神社(さくらおおとじじんじゃ)で拝んでいる時に、
良い風が吹いてきて快く迎え入れてくれているように思え、
武蔵御嶽神社でお詣りする時と同じ感じで心地よかった。
この桜大刀自神社の御利益が縁結びだということで、
期待が膨らむ。
男の人なのか女の人なのか仕事なのか神様なのか土地なのか、
いずれにしてもどんなご縁があるのか、ちょっと楽しみである。(能天気だな!)
そんな御利益を期待してしまう雰囲気を醸し出しているのが、
境内にある御神木をはじめとする大木の数々だろう。
本殿左の三本杉↓
裏に周っても、
そして本殿右の御神木
更に見上げる。
こんなのもあった。
次に向かうは要石。
地震を起こすという地中にいる大鯰をこの要石が抑えているという。
この日の前日にはこの辺りを震源とする震度5弱の地震があったから、
訪れるのをやめようかとも一瞬思ったのだが無事に行って帰ってこれて良かった。
「香取、鹿島の大神、往古この地方尚ただよえる国であり
地震が多く地中に住みつく大鯰魚を抑える為地中深く石棒を
さし込みその頭尾をさし通した。香取は凸形、鹿島は凹形である。」
と書いてある。
柵に囲まれているが上から覗き見ることはできる。
おお!石だ!
別の説明板に「おもいかなうかなめいし。石は意思に通じます。」
と書いてあったので、神足歩行術が体現できますように!とお願いした。
普段は特に自分のお願い事はしたことがないのだけど。
そして最後に向かったのが本日のメインイベント!
飯篠長威斎家直公のお墓参りだ。
↓この塚を上った所にお墓がある。
標柱はかなり汚れてしまったいたけど、お墓はしっかり手入れされている感じだ。
右の斜めに刀で上半分が切られているような石が墓石だ。
南無南無。
塚を反対側に下りる階段がある。
そこを下りるとこの記事の冒頭の写真の石碑が置かれている。
「香取神刀流飯篠氏御霊燈」とある。
香取神道流というと「道」の字が使われるが「刀」になっているのが気になる。
確かに神刀流の方がしっくりくるような気がするな。
この石碑の横に梵字で彫られたような石碑が並んでいる。
それぞれに榊が供えられていて、しっかりと供養されているのが窺える。
飯篠長威斎家直公は、兵法は平法と言って、
闘わずして勝つのが究極の兵法で無闇に剣術で人を殺めてはいけない、
といった考え方の持ち主だったらしい。
香取神道流目録の巻頭書には、
「兵法は平法なり、男子たる者、平法をしらずしてあるべからず」とある。
心に刻んでおきたい言葉だなと思う。
お墓参りがすんだので、あとは無事に家に帰るだけだ。
2㎞離れた香取駅へかつての表参道を歩いて向かう。
香取神宮のある山から雰囲気の良い道を下りてゆく。
田んぼを抜けて香取の駅へ。
もう少し歩けば利根川の河川敷にある旧一の鳥居も見れたのだが、
電車の時間もあったので、それは次の機会にとっておいた、
というのは強がりで電車の中ではうつらうつらしてたな。
次こそは全部走って辿り着きたい。
精進して再挑戦してやるぜ。
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撃沈後に佐原を観光 [その他]
その後、電車で佐原に移動して観光してきた。
佐原の駅舎が和風でとても良い雰囲気♪
そして駅前のロータリーには伊能忠敬の銅像と説明版がある。
金色の説明版に日本地図が透かすように描かれていて綺麗。
銅像は緯度1度を測るために北極星を毎日観測していたということから、
北極星の方向を向いていると説明されている。
バスが邪魔でちゃんとした画像を撮っていないのはちょっと残念。
撃沈後で疲れていたのもあるし…。
駅前から諏訪神社方面に行くと、もうひとつの伊能忠敬の銅像がある。
こちらの銅像は1919年に建立されたもので、
駅前のが没後200年を記念して建てられた2018年のものらしい。
って没後200年以上経ってんだな!
何となく幕末の人ってイメージだったけど、1745年生まれなんだと。
その時代に(幕末でも凄いけど)あんな日本地図を作ってたのか!
伊能先生スゲー!
銅像を後にして佐原観光の中心の忠敬橋(ちゅうけいばし)へ向かう。
その途中の街並みも趣がある。
10分くらい歩くと忠敬橋に着く。
おお!これぞ佐原って感じの風景だ。
この小野川から利根川に出て江戸へとつながり、
東北諸藩の年貢米や周辺地域の物資の集積地として栄えていたらしい。
この小野川沿いに古い建物が並び観光名所になっている。
一回りして最後に行ったのが伊能忠敬記念館。
伊能忠敬の生まれは佐原ではなく、お隣上総の国の九十九里だったのだが、
17歳で伊能家の婿養子に入って隠居する49歳までに、
酒造業等を営んでいた家業の売り上げを3倍にもしたという。
そして驚くことに、
隠居後の50歳から天文学等を学びに江戸に出て、
55歳から測量を開始して、
1818年73歳で亡くなる2年前まで測量を行っていたという。
スゲーな。
現代なら65歳で定年退職してから勉強初めて、
80歳過ぎまで歩きまくったって感じだろうか。
俺もまだこれからだな!と思う。
そしてこの伊能忠敬記念館の展示には、
地図作成のための測量に実際に使った道具類もあり、
それがガラスケース等に入れられることもなく、
手に取れるような距離で見ることができるのが貴重なところ。
江戸や大坂の職人に作ってもらっていたということだが、
正確な測量には正確な道具がその当時存在していたことで、
伊能忠敬の偉業の陰には知られざる天才達も数多くいたんだなと感じる。
そんな伊能忠敬先生の偉業に触れてから、香取神宮へ向かう。
その道すがらも江戸時代からの建物や明治大正時代の建築っぽい建物もあり、
佐原の街の余韻を楽しみながら歩く。
良い雰囲気の傘屋さん。番傘が表にあったら買ってたかも。
そしてしばらく歩くと香取神宮の一の鳥居に到着!
この鳥居の向こうに見える山が香取神宮だぜ!と思ったら、
その倍は歩かされたからね!
(この日は50㎞以上走った後だということを斟酌していただきたい。)
ということで、次の記事は香取神宮をご紹介。
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5月まとめ [まとめ(月間・年間)]
300㎞走れたのと、
先月撃沈した100㎞チャレンジと同じコースをもう1度挑戦出来たのが収穫。
撃沈したのは給水や補給の失敗ではない、ということが分かった。
50㎞以上走って筋肉痛や脚のトラブルもなかったので、
只単に脚じゃなく体幹で走る持久力が50㎞程度なのかもしれない。
体幹が売り切れたのでじゃあ以前のように脚で、とならないみたい。
以前の悪いクセが出にくくなったとも言えるし、
もしそうなら嬉しいことじゃないか。
走りが変わってきたのが去年の11月頃だった印象が強かったので、
その頃から脚を使わずに体幹で走れているような気がしていたのだが、
脚の道具感(体幹で走れている証拠)が出てきたのが3月で、
それが毎回のランで感じられるようになってきたのが4月だった。
それを考えれば、まだまだ駆け出しの身だということだろう。
ちょっと安心した。
(今までやってきたことが間違ってたのかもとも思ってたので)
んで、
その脚の道具感に慣れてきてしまって
漫然と走ることが多いかなと思っていた所に、
新しい意識の仕方を偶然発見した。
上りで踵を踏み、下りで腹を入れ込む。これイイ!常に路面状況把握したくなるし、漫然と走る時間が減るし、着地直前の間が取り易い。そして自分が思ってるほど腹を入れ込めていないことに気づく。いえい!
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 14, 2023
踵と地面の間に余裕がある上り坂で踵を踏む練習、
着地までの間に余裕がある下り坂で腹を着地地点の上に入れ込む練習、
それぞれの良い機会ととらえると飽きもこずに走れるというもの。
平地では直前で意識していたことを継続して意識することで、
常に良い感じで走れるようになってきた。
これに慣れてくると、
上り坂でも腹を入れ込んだり、下り坂でも踵を踏めたりと、
こういう路面状況ではこうすればいいのだな、
ということを身体が勝手にやってくれるようになり、
より走る稽古が捗ってきていると感じるようになった。
また、同時に「着地直前の間」を意識することで、
より踵を踏めて、より腹を入れ込めるようになる。
今日は15㎞のラン。踵を踏むにしろ腹を入れ込むにしろ着地直前の間とセットで意識すると効果が高い、ということに気づく。着地直前の間はやっぱり「一の太刀」だな。カバーヨ・ブランコ風に言えばこれさえ出来れば何とかなる。頑張ってるなと思ったら、取り敢えず着地直前の間を意識しとけ。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 20, 2023
こんな風に上手く走れている気がしていたので、
リベンジを果たすべく先月に続いて100㎞チャレンジをした次第だが、
残念ながらほとんど同じ結果になってしまったわけであります。
しかしながら、
50㎞までなら日常生活に支障をきたすこともなく走れるようになった、
ということでもありソコソコのランナーになれたんじゃないか、
という気もする。
あとは距離を伸ばしつつスピードをつけるだけだ。
という楽観的な感じで走っていきたい。
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利根川でまた撃沈してきたよ [ランニング]
木下街道で利根川に出て香取神宮までは自分の足で行きたかった。
まあタイトル通りにまたも撃沈したわけであるんだけれどもぉー。
同じコースを前回よりも給水・補給多めで再挑戦したわけだが、
前回と同じくらいの地点で走れなくなり、同じ所でリタイヤして1時間近く遅かった、
という結果に終わった。
おそらく補給の仕方は関係ないであろうことが分かった。
距離は約68㎞。
前回は、8時間57分、キロ7分50秒、
今回は、9時間48分、キロ8分36秒という結末。
利根川に着くまで(50㎞地点)までの余裕度は、
20分くらい遅かったけど今回の方があった。
とりあえず利根川までたどり着いた。50km弱と後20km撃沈しなければ何とかなりそう。 pic.twitter.com/eCr3ioT4Xw
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 26, 2023
だがしかし、同じくらいの地点で走れなくなり、
同じ地点で休憩してからは少し復活し、
ああ!やっぱり走れない!となったのが60㎞地点と
撃沈ちう。暑いお。 pic.twitter.com/8gLzsbJuRf
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 27, 2023
前回とほぼ同じ行程を歩んでしまったことになる。
違ったのは、前回は這う這うの体で帰りの電車に乗るのもやっとだったのが、
今回は撃沈後に電車で移動して佐原や香取神宮で観光できたこと。
もっと頑張れたんじゃないか?とも思う。
歩いてでも自分の足で香取神宮まで辿り着く時間はギリギリあった。
しかし撃沈地点の滑河駅から電車に乗って佐原への移動中、
この距離を更に歩くのはやっぱりムリがあったなと思う。
撃沈後、佐原と香取神宮観光してきた。電車速ぇー! pic.twitter.com/IFYfmr3u9P
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 27, 2023
前回の撃沈後、中1日で普通にランニングできるようになったし、
良いトレーニングが積めているなと感じていたので、
今回はもう少し走れると思っていた。
ペースが遅くなったのは、たぶん水と食料を多めに持って行ったので、
その重さの分だったんじゃないかなーと思う。
あとは、休憩時間を多めにとったこと。
撃沈することを思えば、多めに休憩をとってでも走れた方が全然速い、
と思っていたけど同じ地点で走れなくなるとは…。
その走れなくなる原因だが、全くわからないんだよね。
走れなくなった後も歩くには何の支障はないし、
翌日、翌々日になっても筋肉痛にもならないし(これは良い傾向)、
脚の筋肉を使わずに体幹で走れているという感じはしているので、
その体幹の持久力が今の所この程度ということかもしれない。
あるいは体幹が使えるようになったとは言え、
まだまだ精度が粗く効率的に動かせていないとかかなー。
まあ脚が売り切れた後の走りが出来るようになってきたのが最近だから、
コツコツと淡々とこの走りの経験を増やしていって、
もっと長い距離を走れるようになるといいなと思う。
逆に今回と前回は脚ではなく体幹が売り切れたのかもしれない。
それでも脚を(主体に)使った走りに戻らなかったのが収穫だろう。
前回走って木下街道で見落としていたスポットも見れたし、
前回の街道ランでは見落として写真取れなかった所の画像を4つ。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 28, 2023
1.戊辰戦争兵士の墓
2.鎌ヶ谷大仏
3.鎌ヶ谷辺りの道標
4.JR木下駅
ここを見落とす?!ってくらい街道沿いばかりの所で吃驚。 pic.twitter.com/r2ZewzP5AJ
佐原の観光と香取神宮にお詣りもできたし、
前回の結果には納得できなかったけど、
今回の撃沈で現状を素直に受け取ることができた。
撃沈したとはいえ、楽しい旅が出来たが良かったと思う。
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木下(きおろし)街道走って来たよ [脇往還]
江戸時代に利根川の水運で運ばれてきた物資を行徳まで陸路で運び、
再び水運にて行徳から江戸へというルートの陸路部分の街道を指す。
銚子で獲れた魚や利根川上流で伐採された材木を江戸に運んでいたという。
その利根川の河岸が木下(きおろし)河岸といって街道名の由来となったらしい。
香取神宮や鹿島神宮への参詣道としても使用されていたとのことで、
2023年4月の100㎞チャレンジのルートとして採用した。
まだ撃沈前の元気な時に走っていて変化に富んだ良い道だったので紹介したい。
(※追記 この時に見逃した名所を再訪した写真を最後に載せてます。)
走った区間は八幡から木下まで26㎞くらい。
100㎞チャレンジの一部として走ったので行徳まで遠回りすることなく、
自宅からの最短距離で走れるルートということで始まりは八幡辺りから。
夜明けと共に武蔵国から下総国へ。 pic.twitter.com/S5e2guUsVl
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
↑見えている橋が江戸川に架かる行徳橋で渡ると旧街道と合流する。
走っている時は勘違いしてて千葉街道の鬼越からが木下街道かと思ってた。
木下街道に入ります。 pic.twitter.com/4ow7gwyZn9
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
千葉街道から分かれると台地へ上る坂道で息も上がる。
今では普通の住宅街だが右側にお洒落な洋館が見える。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
これは東山魁夷記念館で、
東山魁夷が生前に住んでいた家の敷地だったかそのお隣に建てられたらしい。
日本画家の東山魁夷は昔好きで新潮文庫の画集っぽいのをよく読んでたな。
走って行ける所にあるのを今回初めて知って嬉しい限り。
今度行ってみようと思いながら通過。
ちょっと行くと中山競馬場がある。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
競馬には何の思い入れもないので華麗にスルー。
しばらく行くと鎌ヶ谷大仏がある。
駅名にもなっているのでかなり有名らしいが知らなかった。
どうせ駅から遠いと思っていたので立ち寄ることもなく、
だから写真もないのだが、街道脇の墓地内にあるらしく、惜しいことをした。
この鎌ヶ谷大仏駅を超えて少し行くと現道と旧道に分かれる地点がある。
そこに何やら石碑があったのだが朝方で逆光暗めで、
何が書かれてあるのかはわからなかったが、
ここからが旧道であることは分かったので助かった。
旧道と言っても、
庚申塔とか馬頭観音とかがあるわけではない普通の住宅街なのだが、
普通に舗装されていてすごく走りやすく感じ、
今までの現道の歩道がガタガタで走りにくかったんだなぁというのが確認できた。
そして住所の表示に白井の文字が見えると、
風景は住宅街から田舎らしさを感じられるようになってくる。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
馬頭観音なんかもあったりして、昔からの街道なんだと感じさせてくれる。
しばらく進むと庚申塔が建ち並ぶゾーンが現れその数に驚く。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
羽黒山の講の碑もいくつかある。
ここから山形県の羽黒山まで農閑期にお参りに徒歩で行ってたとか、
昔の人の脚力というか行動範囲とうか信仰心というか色々スゲーな、
と改めて思う。
この辺には旧道があり、ちょっと複雑な経路をとっていて、
今回は道迷いが怖くて現道を選択したことから、
こんな古い庚申塔が沢山見られるとは思っていなかったので、
とても嬉しい誤算だった。
道行く看板に印西市の文字が見え始めると台地を下る坂道になる。
その坂道の先、下に見える田園風景が感動的だ(写真はない)。
坂を下りてから遠くに筑波山らしき山が見えたのでパシャリ。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
画像から山容はほぼ分からないという…。
でも生で筑波山を見たのは初めてだったので感動があった。
この田園風景の中を進んでいくと街道の終着地点である木下(きおろし)に到着。
美味しそうなお蕎麦屋さんがあったけど、まだ朝が早く開いてなかった。
もしここでお蕎麦食べてたら撃沈しなかったかな?と考えてしまう。
まあ仕方がない。
次のツイートは利根川沿いの集落で撮った写真で、
印西の辺りの田園風景と似ているので木下街道沿いではないけど、
この辺りの風景として一応載せておく。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
そうして木下で利根川の土手に上る。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
いまこうして写真を見返してみると、
走るのをやめた滑河付近と比べると川幅がまだ狭く感じる。
利根川沿いはほとんど走っていないような印象だったけど、
それだけの距離を川沿いだけでも自分の脚で走った(移動した)んだなぁと、
あの日の自分を褒めてつかわそうと思う。
終わり。
※追記 この時に見逃した所の写真等です。
馬込付近の京成線の線路を超えた辺りにある戊辰戦争兵士の墓。
鎌ヶ谷大仏
がっかり、しょぼい、残念等散々なレビューを見た後だったので、
意外とちゃんとして大仏様じゃん!と思った。
高さ1.8m、台座含めて2.3mの大仏様だそうです。
しかし駅名にもなっているのでもっと立派な大仏様を想像するのも仕方なく思え、
これ目当てに観光に訪れたらがっかりかもしれない。
本文、旧道の入り口近くにある道標。
確かに「右きおろし道」と読み取れる。
その案内板。
あと浦部の百庚申を全部(103基)写真撮ってけど、
全部載せるのは大変なのでGIFにしてみた。
浦部の百庚申をGIFにしてみたよ。#木下街道#鮮魚街道#庚申塔 pic.twitter.com/8X0l533l3b
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) May 29, 2023
JR木下駅近くの踏切。
ようやくここまで来た!と少しホッとするポイント。
JR木下駅舎
街道からパシャリ。
街道を挟んで反対側に利根川が流れていて、
最初に通った時は利根川の土手に入る場所を探していたせいもあって、
なんとこの駅舎を見逃してしまっていた。
これら全部の見逃しポイントは実際に行けば分かると思うが、
「これ見逃すぅー?!」とびっくりする所ばかりで我ながらヤバいと感じる。
以上、追記終わり。
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【撃沈】坂東太郎にやられた【100㎞チャレンジ】 [ランニング]
最近、調子も良くて疲労も貯めずに走れてたから。
だから自己最長距離の118㎞走れたらいいな♪と思っていたし、
最低限、香取神宮まで88㎞は辿り着けると思っていたさ。
あとは時間さえあればノリで走りきれる気がしていたから、
余裕をもって深夜2時半スタートしたにも関わらず、
結果は68㎞地点、しかも11時半と時間的に余裕があるのにDNF、
という残念なものになってしまった。
計画では、
都内自宅から東へ江戸川を渡って千葉県に入り木下(きおろし)街道を通り、
利根川に出てあとは川沿いにひたすら東へ淡々と走り、
出来ればフロー状態に入ってアッと言う間に香取市へ。
そこから東国三社(香取神宮・息栖神社・鹿島神宮)を巡って118㎞でゴルゴルゴォール!
という予定だった。
予定通りスタートできて都内は順調に走り千葉県へ。
夜明けと共に武蔵国から下総国へ。 pic.twitter.com/S5e2guUsVl
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
木下(きおろし)街道に入り、
木下街道に入ります。 pic.twitter.com/4ow7gwyZn9
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
ハイドレーションの水が無くなったタイミングで(40㎞地点くらい)、
便意をもよおした所にちょうどセブンイレブンがあって、
補給と排便を同時に済ますことができた。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
順調すぎてこの時は絶対完走できると思っていたんだよなー。
そのまま木下街道を抜けて(変化に富んでいて良い街道だったので別記事で紹介予定)
利根川沿いを走り始めて50㎞くらいから疲れが出てきた。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 28, 2023
利根川(別名「坂東太郎」)に出た時に
「坂東太郎パイセンちーす!」とか思ったのがいけなかったのかもしれない。
急に風が強くなってきた。
というか今まではさえぎるものが何かしらあったので、
風がちょっと強いなー、くらいに感じていたのが、
無防備な坂東太郎パイセンの土手の上になると、
風が牙をむき出し飛ばされそうになったり、
風がやんで日が照り出すと汗をかくほど暑くなるし、
更に日がかげって風が吹くと汗のせいで凄く寒いし、
と、ちょっと悪い条件ではあるものの
川沿いを走る自転車乗りの人たちは颯爽と駆け抜けていくので、
言い訳も虚しい。
しばらく行くと急に走れなくなり、
歩いたり走ったりを4㎞くらい繰り返す。
トイレがあったのでオシッコをすると何故か復活して4㎞くらい走れるようになる。
そうして再び走れなくなったのが60㎞地点。
ここからの駅までの8㎞が長く大変な道のりだった。
歩きを交えて走ろうと思うも1㎞も走れず。
どこが痛いとかすぐに息が上がってしまうとかはなく、
もう走りたくないねんんんんんん!と何故か関西弁で頭が言っていて、
身体もその声に従しかなかったという感じで、
フローに入るどころでは全くなかったなー。
そんな自分を励ましてくれていたのが、
利根川左岸遠方に見えていた筑波山(写真撮っておけばよかったな)。
何も言わずそこに存在するだけなんだけど、
苦しい時にふと左側を見ると筑波山があって安心できた。
あと成田空港に下りてゆく飛行機も気が紛れて良かった。
最初は遥か前方を北から南へ左から右へ下りてゆく飛行機が、
段々と大きく見えるようになって、
やがて真上を通るようになり、
後ろへと航路が移る頃にはヘトヘトだったけど、
振り返って下りてくる飛行機を見たりしていた。
ガーミンを見ると100m進むのにも大変な思いをしてたのに、
(しょっちゅう見すぎなだけw)
この飛行機の航路の見え方の変化が
少しずつでも進んでいるんだなぁと感じさせてくれていた。
だがしかーし!
最低限辿り着きたいと思っていた香取神宮まで20㎞くらい、
歩き続けさえすれば日のあるうちには辿り着ける計算ではあったものの
その気力はもうなく、
最寄りの滑河駅まで辛うじて辿り着いたのであった。
68km で途中終了!利根川ついた50kmくらいから走ったり歩いたりで、とうとう走れなくなったので終わらせた。時期尚早だったかな。 pic.twitter.com/zrSUjE7ST1
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 29, 2023
走れなくなった原因は?
というと新しい走り方での持久力が50~60㎞くらいだったから、
ということにしておこう。
何故なら、2日経った今日の時点での一番のダメージが、
リュックを背負ったことによる肩こりで、
その他はいつものランニング後の感じと変わらないから。
「脚が売り切れた」のと似ていて体幹が売り切れたのでは?と思う。
それでも以前のように脚で走ることを、
身体が拒否したのを成長の証と捉えるのは、
ポジティブシンキングすぎるだろうか?
あとは慣れの問題もあるかと。
60㎞を越えて走ったのが
1年半前に初めて100㎞達成して以来なかったのもあるかも知れない。
撃沈しても落ち込んでいないのは、手応えを感じているからだ。
脚が売り切れてからの走りが最近は最初から出来ている。
その証拠に60㎞走っても以前はあった筋肉痛がないということ。
割と「普通に100㎞走れるようになる」という目標に近づいているんじゃないか?
という手応えがあった。
じゃあどうしたら60㎞以上この走り方で走れるようになるの?
と問われれば、
その精度を上げながら走行距離を積み上げるしかなかろう、
と今の所考えている。
まだまだ腹を張れていないし胸も出せていない。
今回は着地直前の間をとるのも難しかった。
それ故まだまだ前着地気味であると感じている。
今回リュックが重かったのも、これが出来なかった原因のひとつだと思う。
重いリュックを背負ったとしても、
それに上手く対応して姿勢を崩すことなく走れるようになりたいな。
そして帰路。
帰りの電車の中では立っているのもツラく座って車窓を眺めていた。
そこで見た風景が魅力的で、水の張った田んぼの里山が見えて、
特に成田から佐倉の辺りを走ってみたいなと思わせてくれた。
江戸時代から成田山新勝寺に向かう成田街道もあるじゃないか。
この辺りまでだったら1日で往復できるくらいの走力をつけたいな、
なんて撃沈したくせに次の旅ランの構想を練り始めるのであった。
それにしても、どうも坂東太郎パイセンとは相性が悪いらしい。
利根大関まで走った時も撃沈したなー、とふと思い出す。
その相性の悪さを払拭する日は遠くない!
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4月まとめ [まとめ(月間・年間)]
撃沈した29日の100㎞チャレンジについては次の記事に譲るとして、
月間300㎞走れたのがまず嬉しいところ。
去年の11月頃から走りの質が変わってきて、
その新しい走りの持久力がついてきたのだろうと思っている。
調子に乗って100㎞チャレンジに挑んだものの、
まだそれだけの持久力はついていなかったという現状把握が出来たのが収穫。
4月の初旬には着地直前の間の意識にちょっと変化が見られた。
コレ良い感じ♪1歩1歩意識するよりも4歩に1回大きく間をとった方がやり易い上に効果的。ペースが上がりやすいけど息が続かない。まあ徐々にやっていこう。今は右だけしか意識していないが左でも出来るようにしときたいな。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) April 6, 2023
意識するのが4歩に1回で済むので頭の省エネになって、
しかもリズムも取りやすくなるという利点もある。
最近は左足でも間を取れるようになってきていて上達を感じる。
この新しい走りでの上達を感じる点がもうひとつあって、
それが手脚の道具感。
今の所主に脚なのだが腹から動かせている感じがして、
脚の力はなるべく使わずに走れていて、
3月はこの道具感を感じることができるようになってきた、という段階だったのが、
4月は割と普通になってきたことに上達を感じている。
でも油断大敵。
これを出来ているとして無意識に任せてしまうと、
いつの間にか以前の走りに戻ってしまう危険性があるので、
意識はし続けたいと思う。
あとは疲れ方が変わってきていて、
疲れているのようで意外と走れたり、平気だと思ったけど走れなかったり、
ということがあるので注意したい。
こんな感じで調子はすこぶる良い。
5月も引き続き脚の道具感がある走りをしていきたいと思う。
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3月まとめ [まとめ(月間・年間)]
調子に乗って現状を顧みずに走り過ぎてしまって、
ちょっと故障をしてしまったけど、
意外と腫れてた。でも見た目に惑わされてはいけない。必要以上に庇わないようにしなくては。 pic.twitter.com/PfVGLcBfR6
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) March 23, 2023
走り改善のチャンス到来!!!
と素直に思えるようになった自分がいてちょっとビックリ。
今までは少しだけ、そう思い込もう!という意識があったのだけれど、
今回はそのようなことがなくマイナス要素なく思うことができた。
日々の身体の変化というのは本当に僅かなものなのだけれど、
その僅かな変化を見つけられるくらい自分の身体に対する感度が上がってきたらしい。
それが嬉しい。
今までは、大きな階段状に上がっている感覚だったのが、
細かく小さな階段を日々上がっている感じなので、
毎日成長を感じられ、やり甲斐があるし飽きづらいという利点もある。
ある程度成長した後で振り返るとやはり成長してた!というもの面白いのだが、
今自分がやっていることが正しいのか?とか思うと中々長続きしないので、
このように細かく日々成長を感じられると正しいかどうかはどうでもよく、
楽しく前に進んでいる感があって、しかも大抵正しい方向なのだろうという実感もある。
で、具体的にはどんな変化を感じてきたかというと、
母指球からの着地をすることによって得られる、
足の道具感と小趾球への体重の乗り方(乗せ方?)がある。
詳しくは記事『母指球からの着地』『X字状の足振り』参照。
脚が「自然と振り出される」ような感覚が出てきたのと同じように、
小指球に正しい角度で体重が乗せられるようになってきたことで、
小指を使おうと意識しなくても「使われる」ようになってきたのも良い傾向。
この動きの持久力と神経(意識してできるようになること)を高めたい。
あともうひとつ新しい感覚で出てきてくれたので、
この感覚が育ってくれたら良いなと期待している。
胸部を直方体に見立てた時の後ろの縦の角を着地の際に意識すると(右の着地の時は右の肋骨の後ろの角の縦のライン、左の時は左)、反発をもらいやすい気がする。そして右脳と左脳を交互に使っている感じがあって一瞬ずつ頭を休めるっぽい。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) March 17, 2023
4月はこの走り方で月間300㎞走れたらなと思う。
3月は途中までは300㎞ペースだったので、イケるんじゃなかろうか。
そうして5月にまた100㎞チャレンジが出来る状態にしていきたい。
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【板の上の】平床寝台買ったよ【おむすび】 [ランニング]
敷布団をやめてゴザの上で寝るようになって改善傾向にあったので、
更なる改善を求めて寝るための板(平床寝台)を購入してみた。
↓コレ
じゃん!
今日からの俺の寝床、平床寝台が届いた!良い感じ♪ pic.twitter.com/DKCr9Y6Dlm
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) December 17, 2022
2枚の板で構成されていて、しまう時に折りたためるようになっている。
広げた時の大きさは90×180センチで厚さは9㎜でかなり頑丈そう。
重量が7㎏と結構あって取り回しづらいが、
取っ手の穴が空いているのでしまう場所が確保されていれば大丈夫。
ワタクシおむすびが早速、板の上で寝てみましたよ。
第一印象は、冷たい!w
12月の中旬だったということもあり、
素肌寝を実践しているのでほぼ真っ裸なのもあって、
中々の冷たさであった。
だがしかし、冷たいのも最初の内だけで、
コールドトレーニングをしているお陰か、
褐色脂肪細胞が働いてくれてすぐに暖かくなる。
そして木の香りが心地よい♪というメリットもあるが、
これは最初だけかもしれない。
肝心の寝心地は流石に硬い。
絨毯の上のゴザ寝から移行したから何とかなったけど、
普通の布団やベッドからいきなり平床寝台で寝ようとするとツラいかもしれない。
だが、この硬さに身体が反応してくれるようになる。
身体の一部分だけが板に当たっていると、その部分が痛くなる。
だから身体はなるべく接地面積を広げるために筋肉を緩める。
すると身体全体で板と接するようになり痛い部分がなくなる。
と、まあこんな感じで自然に身体のコリをほぐす方向に寝ているだけでなる、
ということなんじゃないかと思う。
ふかふかの布団や低反発のマットレスは昼間のコリを睡眠に持ち込む装置なんだ、
という認識に変わった。
最初は仰向けでしか寝ることができなかったが、
徐々に慣れるにしたがって横向きでも寝られるようになっていった。
すると今度は胎児のような姿勢で寝る時間ができてしまい、
そのせいで猫背のコリが復活してしまう、という経過もあった。
これも横向きになる時はなるべく腹を張る体勢を心掛けるようにしたところ、
症状は出なくなってきたので、
ただ寝るだけじゃなく心地よい体勢を求めつつ寝転がるということが、
必要なんだろうなぁと思う。
こんな風に一冬を板の上で寝てみた結果は、
座る時間が長いとこの感覚は失われる。心地良さを求めてなるべく立つことを意識しよう。
— 走るおむすび (@hasiruomusibi) March 15, 2023
立っているだけで心地よく、
座るのがもったいないという境地に辿り着いた。
いえい!
走る方は不調続きだったけど、身体が変わる過程でのことだったのかも。
母指球からの着地とかX字状の脚の振り出しとか新しい感覚も得られたので、
必要な不調期間だったと今では思うことができている。
この平床寝台値段は高めではあったけれど、購入して良かった。
迷ってる人は、まず敷布団をやめてみて、その効果が感じられるのなら、
是非是非購入することをおススメしたい。
幅が60センチの一回り小さいサイズのものもあるので、
レビューなども参考にしてみるとよいかと思う。
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